こんにちは、ストロング宮迫です。

いよいよ高校入試が本格的に始まります。私達もラストスパートです。来年の中学受験は塾で新しい年度が始まりました。引き続き、中学受験を終えられた方からたくさんのメールをいただいております。

順次返信をしておりますが、まだの方、もう少しお待ちくださいませ。

中学入試の結果を受けて、まだ立ち直れず、気持ちの整理のつかない方もいらっしゃいます。気持ちの整理がつかなくても、仕事はあり、家事もあり、次の学年に向けての準備もある。

ゆえにどうしてもその感情、気持ちを外に出さないようにグッと歯を食いしばってしまう状況もある。

「波動干渉と波動共鳴」安田隆著では、感情を抑え込むのは「筋肉」であると書かれていました。

感情を抑制する時、我々は「筋力」で押さえ込む以外に方法がない。

試しに、今までに一番悲しいことを思い出してみよう。

悲しさを思い出しかけた時から姿勢が変わり出し、悲しみが強くなるにつれて、その姿勢がエスカレートすることに気が付くだろう。(その時の感覚にも留意する)

次に胸を張り、顔を正面に向けたまま、悲しいことを思い出す。姿勢は変えない。すると、悲しむどころか、そのイメージを浮かべることすらできないことに気が付く。

悲しむためには、悲しむ体勢(モード)に入らねばならない。

そして、それを繰り返していくと、その体勢が癖になり、「体つき」になっていくと、悲しげな人ができ上がる。

この人の筋肉は、感情を押さえ込むために緊張し、感情が爆発しないためと、そして外からの感情的ストレスから自我を守るための、「筋肉の鎧」となっていくのである。

こうしてみると、感情が現象化すると筋肉になるのではないか、と思える程、感情と筋肉は密接に関係しているように思える。

そして、頑固な人のエラが張り、不満な人の口がへの字になっていることを思うと、感情と筋肉の関係性に合点がいき、更にはノイローゼの人達の独特の姿勢、ミニバイクに乗る髪を染めた男の子達に共通する、膝を異常に開いたスタイルや、内股のヤクザがいない不思議とかに思いが及んだ時に、私は、心と姿勢の関係に思いを馴せてしまうわけだ。

体の姿は、文字通り心の姿である。

そして、心の状態(モード)は体の姿勢(体相)れ、心の在り方は表情(人相)に出る。

1つの結果が出て悲しむことは多々あると思います。

しかし、それが長い間続けば、安田さんがおっしゃるように悲しむ体勢(モード)が癖になり、「体つき」になっていくと、悲しげな人ができ上がる。

人相見の人は、その人の「心の在り方」が出ている表情(人相)を見て、その人の心の状態(モード)を当てるわけですな。

だから、よく当たる人相見はいる。怖いのは、「悲しげな人」には、再びというか繰り返し、「悲しい」ことが起こり、それが起こり続けることです。

それは「悲しさ」に焦点を当てて生き続けているので、自分が引き寄せるんだと引き寄せの法則 エイブラハムとの対話という本に書いてあります。

あなたの経験を創造するのはあなただけだ。すべてはあなた自身が行っている。何もかもあなた自身の仕業だ。

自分の経験や周りの人の経験を観察してみれば、わたしたちが説明しているこの強力な「法則」に反することは何1つ、かけらほどもないはずだ。

自分が考えて話すことと自分の身に起こることの絶対的な関係に気づけば、「引き寄せの法則」がよくわかるし、意識して思考を方向づけるために・・・・

信じるか信じないかはあなた次第ですが、もう1つ紹介しましょう。

しょっちゅう病気の話をする人はますます病気がちになることに、あなたは気づいているだろうか?

「貧乏だ、貧乏だ」と言う人はまずます貧乏になり、豊かな話をしている人はますます豊かになることに、あなたは気づいているだろうか?

思考は磁石のようなもので、関心を集中する思考は磁力が増していき、やがて思考の対象が経験として現れる。

それを理解し、何かを考えたときの自分の感情に注意を払っていれば、思考が向かう方向を意識的に選択するのに役立つ。

ボクはそれを「引いてきた」という言葉で表現しています。

「引きがイイ」「引きが悪い」とも言います。

悲しい顔は悲しいことを引き寄せる。愚痴は愚痴を言う友達を引き寄せる。

これから具合が悪くなる親はすぐわかる。もうその思考、発している言葉がそうなることを示している。

それは自分で「引いてきている」とボクは思います。

しかし、そういう人は、やれ学校が悪い、塾が悪い、先生が悪い、友達が悪い・・・・とばかり言う。いつだって自分は被害者。しかし、誰かのせいにしても、「被害」は不思議なほど日に日に大きくなる

だから、1回「私、引き寄せているんじゃないか?」って考えることはやったほうがいいんじゃないか。

親技でも、「子供を変える」んじゃなく、「親が変わるんだ」と言っていますが、それは私達は自分以外は「変えられない」から。

「すべてがちょうどいい」という言葉を聞いたことがあると思います。

今のあなたに、今の夫がちょうどいい

今のあなたに、今の妻がちょうどいい

今のあなたに、今の親がちょうどいい

今のあなたに、今の子供がちょうどいい

今のあなたに、今の兄弟がちょうどいい

今のあなたに、今の友達がちょうどいい

今のあなたに、今の仕事がちょうどいい

死ぬ日もあなたにちょうどいい

すべてがあなたにちょうどいい

「今」がひどい状態だと思っている人にとっては、すごく残酷な言葉にもなるでしょうが、自分を謙虚に見ていくためにも、あえて自分にベクトルを向けて考えるにはとてもいい言葉ではないかと思います。

今よりも良くなれば、「今の自分にちょうどいい」となる。今よりも悪くなれば、それでもやっぱり「今の自分にちょうどいい」と考える。

あなたの考えること、発する言葉は「今のあなたにちょうどいい」。

自分がどう考え、どう振る舞うか。

受験生に、特に今回志望校に届かなかった受験生に言いたい。

これはボクの経験から言うんですが、あなたを入れてくれた学校がイイ学校なんです!

「行けなかったけど、あの学校がイイ!」なんて思うなよ。「こんな学校に来るはずじゃなかった!」なんて言うなよ。そうじゃない!あなたを入れてくれた学校がイイ学校!

そこでまた頑張って幸せになっていくんだよ。

「今」を否定して、「今いる場所」を腐してツバを吐いて、もっとイイ場所に行くはずとか行けるはずだったなんて、そんなものはないんだよ。

「今」を否定すれば、君が思っている「そのイイ場所」には永遠に行けないんだよ。

「今」がすべて。

受験に落ちまくって、あっちこっちに頭をぶつけて血が出て、長いことかかって、ボクがわかったことがそれだった。

君たちにはボクのように「失われた10年」があっちゃいけない。だって、未来は明るいんだから!!

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うれしい報告

受験報告

小6 あいうえおこさん

ストロング先生、こんにちは!

メールマガジン・10の鉄則・『新勉強の常識』を拝読し、親カツ講座を受講し、ストロング先生の言葉に励まされつつ、やってまいりました。

これまで何度もメールをお送りしようと途中まで書きかけたのですが、なかなかまとまらず、入試のご報告が初めての送信になってしまいました。

2月3日、本人が4年生の頃から強く志望していた●●中学校から合格をいただきました。

信じられない思いと同時に、本人の努力の実ったことに感慨無量でした。

他にも埼玉・千葉・神奈川のトップ校にも合格をいただき、「ああこの子の実力は(ストロング先生の御言葉通り)最後の最後まで伸びていたんだなあ」と妙に納得しました。

振り返ってみると、ストロング先生の親技に共感し、5年までまさにランナーのコーチのように勉強内容などをチェックし、演習不足があれば、そこを補うようにスケジュールを私が立てて実行させてきました。

ところが、6年の初め頃から、次第に息子が自分でスケジュールを考え、自分で勉強内容を決めるようになりました。それ以降は、どんどん私の介入を拒むようになり、勉強自体も自室にこもってやるようになり、ほどんど手を出す余地がなくなってきました。

さらに勉強のみならず、生活全般で私の言うことにいちいち口答えし、「なんか親がうざい」というオーラを感じるように…。たぶん世いう「反抗期」の始まりかと思います。

そのため、親カツ講座の課題はほとんど実行不可能となりました…。(ごめんなさい。)入試演習のDVDも一部見せたものの、親が隣で見てチェックするのは「ありえない」と言われ実践できず…。できるのはコピー取りとお弁当作りという状態でした。

この頃息子の「反抗」にかなり参ったこともあり、ストロング先生に「受験生の反抗期」についてお伺いしたいなあと思っていました。(今頃申し上げても遅いですね(^^;))

そして、1月2月の受験期間。大変苦しい時期ではありましたが、息子を信じるしかないと覚悟を決めて過ごし、2月3日を迎えました。

今はストロング先生や、お世話になったすべての方々に感謝の思いでいっぱいです。本当にありがとうございました!!!

さて、合格発表から1週間が経ちました。毎日ゲームや外遊びに明け暮れる息子を見て、「今からまた親技の出番があるかも」と感じています。

●●中学校入学までこのまま遊び呆けていいわけありませんよね!?

何かよい問題集・ドリルなどありました教えていただけると幸いです!

頑張ってもなかなか受からないのが最難関校。すばらしい、お見事でした。

子供自身が自力で頑張って成果を出せたのは大きな成果。

ただこれからの6年間を考えると、親としては気がかりな、お子さんの様子ではあります。

「結果が良ければすべてよし!」とならないところが、受験の難しさでもあり、実は深みのあるおもしろいところでもあります。

皆さんよくご存じの通り、「入ったら終わり」ではなく、そこから「スタート」が始まるのが特に難関中学の鉄則。

先日、灘中学に合格された方からはお兄ちゃんの経験から「灘中学で成績を上位にするのは本当に大変で油断して入学すると大変なことになります」と書かれた上で、準備として、

数学に関しては体系数学という参考書を使用して高校数学を自力で先取りさせる方法を選びました。

春休みの間、体系数学を使用して中学数学は終わらせたいと考えています。

と次なる戦いに向けて走りはじめています。まあ、これくらいが「普通」ですよ、本気の人はね。タイガー山中もそうしていましたし。

公立小学校から受験をせずに公立中学校に進む連中だって、中学入学の時には中1の2学期くらいまでのことはやってから入学するのが私たちの常識。

子供だけだと、そこに気づかない。子供が気づかなくても、親がやらせられれば問題はなし。

それぞれいる場所、そこでキッチリ準備して戦いに入る。

最難関校に入ったということは、周りは最強のライバルなわけだから、いわゆるヘビー級のチャンピオンクラス。

これまでの受験生活と同じ質の勉強、いやそれ以上の勉強の質と頑張りが求められるということを意味します。

その中でどうやってもかなわないなあ・・・ということを味わうのも勉強。いずれにしても筋肉も増強せず、トレーニングもせず、戦う準備もせずに、ノーガードで戦っていると、すぐにブン殴られます。

KOされてから、頑張るぞ!もいいけれど、もう皆が見た道なんだから、わざわざKOされること、ないでしょ!

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