早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。
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小学校3年生の親の方からのご相談ですが、中学入試だけでなく、高校・大学入試における志望校の決定において考えるヒントになると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

小3 ドンキーコングさん

中学受験をさせようと思っている小学3年生の母親です。

今のところ、息子自身は受験の意志はありません。親だけの希望(?)にすぎないといった感じです。

親としては、息子を通わせたい学校がありますが、本人はなかなか興味を持ってくれません。

本人に早く興味を持たせて、早めに塾にでも行かせたい。やっぱりスタートは早いほうがいいですよね?

中学受験を勧めたい「親」と、興味を持たない「子」。よく見かける構図ですね。

ここで、重要なのは、なぜわざわざ受験をさせたいのか?という理由です。

親から支離滅裂な理由で中学受験を勧められる子供は、たいていなんで勉強しなくちゃいけね~の?なんてことになる(>_<)

だから、理由はスタート前にどうしても必要なわけです。まあ、「受験への動機づけ」については、これまでいろんな観点からもお話してきました。

なので、今回は「親が勧める学校を志望校にするには?」というテーマでお話してみましょう。

とその前に、ドンキーコングさんのお子さんは、小3ですから受験まで3年となります。

みなさんは、3年と聞いてどう感じますか?

まだ3年もあるじゃないか!と考える親の方と

もう3年後じゃないか!と考える親の方が

いらっしゃるでしょう。どちらがいいかって?

やっぱりポジティブシンキングの「まだ3年も・・・」がイイ?

いやあ・・・どっちが合格するということは断言できません。だって、現在のお子さんの状況によって、合格の可能性は違いますから。

それでもあえて言うなら、ストロングは「後者の親:もう3年後じゃないか!」をオススメします。「後者の親」には、実行できる「要素」があります。

要素とは、「焦り」です。

ストロングがいつも言う、受験は、早く焦った者勝ち(^_^)
なのです。

でも、皆さんは思うかもしれません。

「3年も」あれば、焦ろうが、焦るまいが違いはないだろうって?

答えはノー!

つまり、違いは大アリなんです。

なにがそんなに違うのか?

それは、受験まで3年のうちの「これからの1年」です。

実は、受験まであと3年の今から、受験まであと2年になるまでの「これからの1年」に差が出るんですね。

焦って1年キッチリやる。そうすれば、1年後には成績が追いつかれることだってある。

抜かれた方は「あれっ、いつの間に追いつかれたの?」なんて思っても、抜いた方は「1年前から狙っていたからね!」ってことになるのです。

この差は大きいですよ。

これに気づかなければ、抜かれた後も差がつく一方です(>_<)

ただし、気をつけてほしいのは、気持ちは焦っているけど、なにも実行しなければ意味はありません

「あ~、時間ない時間ない」と言うだけ・・・

子供に「ヤレヤレ!」と言うだけ・・・

わかりますよね??

皆さんには絶対にこのタイプにはならないでほしい(>_<)

「あと3年しかない!」なんて思いながらも、今までと変わらないという親は、一番タチが悪く、子供に最も悪影響を及ぼしますから。

焦ってこの1年を子供と一緒にやれる親、この親子こそ、これからの1年で差がつけられるわけです。そういう親子であれば、もちろん志望校だって早い時期に決まっている方がいい。

「親がススめる学校」と「子供の志望校」は、できるだけ早く一致するようにしたほうがいい。

では、どうするか?

実は、これには「絶対の方法」は存在しません。

でも、ヒントはあります。そのヒントは、早い時期から志望校を決めている子供に隠されています。

子供が早い時期から決めた志望校って、どの学校だと思いますか?

ピンときましたね!

そう、親の「出身校」なんです。中学、高校、大学いずれか、親の「出身校」を志望校に考える子供たちは、早い時期から動機づけがしっかりしています。

えっ、私の出身校はススめられれないって!?

いいですか、別に親の出身校を志望校にしろと言っているのではありません。

なぜ、そういう子供たちは、つまり親の「出身校」を自分の志望校にしている家庭では、早くから志望校が明確になったのかを考えて欲しいのです。

中には、自分の出身校を「こんなにいい学校だぞ~」とプッシュしまくる方もいるかもしれません。でも、そうしなくても他の学校と比べて、親の出身校を意識する度合いは明らかに高いハズです。

これが、子供たちが志望校を決めるキッカケになるのです。

そのキッカケとは、身近な学校であるということです。子供は、身近に感じる学校に興味を持つということです。

今、以下の4つの学校があるとしましょう。

この中で、志望校になる確率が一番高いのはどれでしょう?

(1) テレビで見たことのある学校
(2) 友達に聞いたことのある学校
(3) 親戚が通っている学校
(4) 兄弟が通っている学校

「身近な学校」となれば、(4)となりますね。

ドンキーコングさんの場合は、どれが当てはまるでしょう?

えっ、4つとも当てはまらないって!??

もし親の勧める学校が、上の4つにも当てはまらず、子供にとって身近に感じる学校でなければ、これらに類するものを探したり、訪ねたりする方法だってありますよ。

子供にとって「身近に感じる学校にすること」それこそがが親技なのですから(^_^)

与えられていなければ、貪欲に取りに行く。

そして、貪欲になるためには、最初に言った

なぜわざわざ受験をさせたいのか?

これが重要なポイントになってきます。改めて考えてみてください!

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うれしい報告

親技生からの報告

小6 もんじろうさん 

いつも励まされています。ありがとうございます。

塾の先生には絶対に白い目でみられている。。。と思いながらも娘が口にする雲の上の志望校を目指して亀の速度で歩んでいます。

(省略)できは悪いですが、だいそれた志望校を口にするぶん、勉強は頑張っている我が娘。

親カツ講座をはじめてから、偏差値が総合で6上がりました。ストロングの1ヶ月に偏差値2upは達成するも、まだ安全圏には偏差値を10上げなくちゃなりません。

間に合うのかしら?とストロングにお聞きしたいと思いましたが、聞かれても困りますよね。。。

もう投げ出したいと思っている頃に親カツ講座が届くのでちょうどいいです(泣

ここからの偏差値upはストロングの「壁がある」段階。(省略)

くじけそうですが、娘も頑張っていますので、もう少し頑張ります。(省略)

春うららかな「今こそ」苦しんでください。今こそが天王山。

今苦しんで、かじりついて頑張っている者だけが「夏休み」というご馳走にありつける。今なくして、夏休みのご馳走なし!

幸いなことに偏差値は確実にアップしています。そういう方がいったいどれだけいることか!?

成果を見れば、やっていることに間違いなし!

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