こんにちは、ストロング宮迫です。

昨日といっても正確には今日の深夜ですが、NHKで「わたしが子どもだったころ」をやっていました(2010年3月で新作の放送は終了し、同4月からはアンコール放送のみを行う)。

9月21日放送分は、『作家・戸井十月』でした。

※2009年9月21日に配信したものです

番組紹介によれば、

好奇心の赴くまま飽くなき挑戦を続ける作家、戸井十月。その原動力は、画家であった亡き父・昌造だった。威張らず、説教せず、ただひたすら楽しく生きる父を見て少年は育った。

「貧乏でもいいから、人生を自分のスタイルで暮らすという、何にも変えがたい”贅沢な時間”の過ごし方を身につけた」。

父の眠るフィジーの海へ向かい、戸井十月の子どもだったころへの追憶の旅をする。

残念ながら番組の終わり頃にテレビをつけたものですから、ほとんど見ていないのですが、亡くなった後、整理をしていたら、お父さんの書いたメモ書きが出てきたと。そこにはこう書いてあったそうです。急いで書き留めたので、間違っていたらすいません。

20代 とにかく行動

30代 堕落するな

40代 惑い、勉強しろ

50代 そろそろ固めろ

60代 まだやるぞ

70代 嫌われるな

80代 もうけっこう

40代に突入した自分と70歳近くになった父母に照らし合わせてみると、なんだか妙にリアルな感じがしたんですよねえ。いかがですか?

戸井十さんは、このメモ書きを見て、子供みたいにこんな風に書いて「自分に言い聞かせるようにしていたんだなあ」と思うと、感動とかではなく、お父さんらしいなあと涙が出たとおっしゃっていました。

そのお父さんは遺言通り、たった一度だけ訪れた南の島の1日に2回だけ現れる砂浜があってそこに散骨されたと言っていました。思い出してもらえるお父さんと思いだす息子っていうのも、なかなかイイ絵でしたよ。機会があったらぜひ見てみてください。
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それと次回の予告があって2009年9月28日(月)放送は、『作家・あさのあつこ』のようです。受験にもよく出題されるあさのあつこさん。

とにかく自信がなかった少女時代を送ったそうで、今「思春期を書くのはあの頃をもう一度生き直す」意味があると言われていました。

「自信がない子供」を嘆く親も多いと思いますが、自信がなかったからこそ、「思春期を小説で生き直す」こともできるのでしょう。あんまり子供が持っていない資質を得よう得ようとするのはどうなのかな?と思います。

それよりも「自信がない自分」をしっかり見つめてみることのほうが将来に活きてくるのではないか。『作家・あさのあつこ』の番組予告サイトでは、こんなふうに記されています。

少女時代は愛想良く振る舞い、本当の心を表に出すことはなかった。例えば、家族との団らん。いい家族であることを確認しているだけに見え、表面的な人の関係を信じられなかった。

しかし、本心を明かした時に否定される怖さ、関係が壊れてしまう怖さには勝てず、じっと黙っていた。そうした思いは心の内にどんどんため込まれ、やがて、少女は・・・。

こういう感覚を持っている子供は意外と多いように思います。

ただ親はそれを知らないだけ。知ろうともしない。まさかウチの子がということなんでしょうが、子供自身はなかなか言葉に言い表せないですからねえ。

受験によく出るからという視点だけで見ていたら、全然おもしろくないと思います。「受験に・・・・」とかすぐに思ってしまう方にこそ見てほしいと思います。
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うれしい報告

小6 房総半島さん

(省略)進度が遅い塾に通っていますので、ようやく9月から単元の勉強を終えて、入試演習に入りました。

おっしゃるように入試問題は1つも2つもレベルが上の問題のようで子どもはできたとしても相当時間がかかったりします。

これでは志望校の過去問も時間内に全然終えられません(>_<) 入試演習をこれからしっかりやるとともに、問題の見極めと時間配分を見張っておかないと「泣き組」になってしまいますから。 入試実践テクニックも1つできたら、1つ抜けるのですよね。(>_<) これからどうなるのでしょうか。嘆いても始まりませんよね。紹介いただいた入試演習問題集の優先順位の高い、我が家でいえば算数の「場合の数」を集中して絶対取れる問題にして9月の終わりには報告できるように致します。 まだまだいろいろとご相談して迷惑をお掛けしますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。

一ひねり、二ひねりしないと解けない入試問題ですから、その一歩上のレベルに上げる過程は苦しいことでしょう。それに音を上げて、諦めて、どんどんどんどん脱落していく受験生がこれからますます増えてきます。

もはや我慢大会の様相を呈する秋。入試実践テクニックを日々の勉強の中で磨きながら、根気よく入試演習に取り組みましょう。

1問に10分もかけられる学校なんてどこにもないのですから!

見極めよ!やる問題とやらない問題を!

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