早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。

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前回ここで『夏期講習についての相談 その1』とそれに対するストロングの返信を取り上げました。

そのストロングの返信に対して、お返事をいただきました。

そのお返事をタイガー山中が読んで、よく考えておられるなあと言いました。ストロングも同感でした。

子供の成績アップを目指して真剣に取り組み、成果を出している方が頭の中でどんな風に考えているのかを知る上で、参考になと思いますので、今回はそのメールを紹介します。

ただ読んで終わりにならないようにしてもらえると幸いです。

念のため、前回の内容の概略をまとめて、その後にいただいたメールを紹介します。

相談内容の概略はこうでした。

子供が塾から持ち帰った夏期講習の案内は、今通っている近くの校舎ではなく、通うのに1時間かかる校舎での難関校向けの特別夏期講習への参加の案内だった。

地域のできる子が集まるので、おおいに刺激を受けて弾みをつけてください・・・・・と。

しかし、通塾時間が10分→2時間これだけあれば勉強できる??

場所やメンバーがかわるとそんなに弾みってつくものなのか?

成績順の座席なので、できる子ばかりのこの講座では真ん中より後ろになる可能性が高いが、近所の校舎で前列受講の方がいいのでは??

ざっくりこういう内容でした。

これに対して、ストロングは、行ってみて問題が発生することを恐れる必要はなく、今回の意志決定で大事なのは、お子さんがどう決断し、そのときにお子さんが何と言うか

そして、その子供自身の言葉が受験までの苦しい道のりを支えていくことになります・・・などなどを申し上げました。

詳しくはこちらをご覧ください。

前置きが長くなりました。いただいたメールを紹介します。

頂いたメールをもとに、塾と、そして子供と話ました。

メリット

1、レベルの高い子供たちと席を同じにして、刺激を受ける。

デメリット

1、夏期講習を遠くに行くと時間がもったいない。

2、算数と理科のレベルが実力より高く、復習が大変である。

3、夏期講習のレベルが高いため、本来やらなければならない基礎固めの時間を捻出できなくなるかもしれない。

ストロング先生のおっしゃるとおり、私の中では、もう答えは最初からでていたようです。

夏期を危険なかけにしたくない! 遠くに行かず、算数理科の基礎固め!!

これが私の望む答えだったんです。メールを頂いて、すぐそのことに気づきました。

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でも、行く気になっている子供のやる気をそがずに説得する自信がなく、時間がたってしまいました。

まず、塾に相談に行きました。

子供の性格はものすごくマイペース!あまり他人の影響はよくも悪くも受けません。ですから、刺激といっても、あまり期待できないと話ました。

すると、今までクラスもクラス内の位置も変わらず、学習の量・時間も安定的ときていて、ややぬるま湯かなと思って、きついのを承知での提案でした。。とのこと。

夏を全部つかうのが危険なら、1週間本校でその後は戻るのも可能ですと言われました。

しかし、ペースをつかむのに時間がかかるので、途中変更も今ひとつ乗り気になれず、ぐずぐず言うと、では、明日から一週間、ひとつ上のクラスに座らせてみましょうと提案されました。

詳しく聞くと、そのクラスの上位の子の隣で授業を受けさせてくれるとのこと。

これなら、時間のロスもなく、ペースをくずすこともなく、しかも刺激は受けられそう!と思い、お願いしました。

今、一週間の半ばまで授業を受けました。

本人いわく、国語・理科・社会ではあまり感じなかったが、算数はスピードが速く、正解率も高く、隣は自分とノートが全然違っていた!そうです。

図あり表あり、手間をそこにかけている。。と。こんなできる子でも、あんなに図や表を書くんだぁと!

これは、今後、収穫になってくれるといいなと思います。忘れさせないようにしなければ!

そして、このクラス移動でやはり夏本校で過ごすには、自分に算数の実力が足りないと本人が納得してくれました。

なので、夏はいつもの校舎で受け、その分、夏期講習以外の内容も復習することにしました。

その一方で、夏が終わって2学期からの、日曜日の講習も選択しなければならなくなり、そちらは、2つのクラスのどちらかを選ぶというものでした。

前者の方が家から近い会場で行われます。

第一志望のクラスについて聞くと、実際にここに集まる子は第一志望が挑戦校の子供で、どちらかというと、後者の講座に集まる子供たちが、滑り止めとしてその学校を受験するケースが多く、合格率もよいとの話でした。

ですから、やはり算数と理科がきつくなるのは覚悟で、ここは後者の講座を申し込むことにしました。遠い、レベルが高いということは乗り越えねばなりません。

講座が始まる前までに、算数理科をきつくないレベルまであげられればいいのですが。。。。

やることは山積です。まだ親かつ6月号の課題が手付かずです。。。

5月のテストの直しでつまずいてます。。学習してからやりなおしても1回目で前回を下回ってしまったりして、先に進めないことがつまずきの原因です。

2回目をすぐテストしたり、または、その時間が作れず、次の試験があったり。。。です。厳しいです。。。

が、いろいろすっきりしたところで、再びチャージです!

相談者が子供の現状をきちんと分析して、問題点や悩みを整理して塾の先生にぶつけていくと、塾の先生も、言わなかった真意や意図を説明してくれる。

また、子供にも、正面から問題点を提示し、1つ1つ現実を見つめていく作業をすることで、もう1つ上のステップに上がるきっかけになる。

もちろん、もうワンステップ上がれるか、上がれないかは、これからの問題なわけですが、こうして1つ1つ悩んでいる部分をクリアにしていくことが非常に大事!!

最初に「ただ読んで終わりにならないようにしてくださいね」と書きましたが、今回のこのメールを「ふ~ん」で終わってはいけませんぞ。

悩んでいる部分を1つ1つクリアにしていく過程の一端をぜひ読みとってほしいと思います。

悩みをクリアにしていくというのは、次々と問題が解決するという意味ではありません。

悩んでいる部分を明らかにし、そこで派生した疑問や課題をさらに明らかにし、解決する部分と課題として残る部分をハッキリさせていく。

行く道が明るくなるというのは、そういうことなのですから!!

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うれしい報告

[30点UP] メンバーさんからの報告

中2 男兄弟の母さん

ストロング先生、タイガー先生、はじめまして。

ノリ勉→鉄則→いけドン法の順番でお世話になっております。

ひとつひとつご報告できずに今に至ってしまい、3つまとめてのご報告になりますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。

我が家には、高3の長男と中2の次男がおります。

部活を終えて帰宅すると力つき眠りこけてしまう次男について、何か対策はないものかとネットをさまよっていた時偶然こちらのサイトに出会いまして、無料メルマガを登録致しましたのが今年の1月。

それ以来毎回の配信を楽しみにしております。

インターネットの情報を鵜呑みにしない慎重派の私ですが、毎回濃く熱いボリュームたっぷりのメルマガを愛読しているうちに、今うちの次男に必要なのは親技なのかもしれない!と決心し、

まずはお試しとして親子ノリノリ勉強法を申し込んだのが5月です。

いつものメルマガの口調でつづられるストロング先生のお話が頭にすんなり入ってきまして、さぁ!やるぞ~~!と、やる気マンマンで7日間プログラムに挑んだのですが・・・

プログラムの内容は素晴らしいのに

「あらら?私、きちんと把握していないわね? 次、どうだったかしら…(^◇^;)」

と、すったもんだしてしまい、テンポよくスピーディーに進めることが出来ず。

結局、準備万端で臨んだつもりが、全然準備不足!!しかも、私の理解不足!!7日間プログラムの良さを全然発揮できず、第1回目の7日間は、とほほな感じで終わってしまったのでした。

しかし、「これをちゃんとできたら、結果が出ないはずない」「私には何かが足りない」ということだけはシッカリわかっていましたので、すぐに10の鉄則を申し込みました。(だいたい申込の順番が逆ですよね)

ノリ勉に取り組みつつ、10の鉄則を読み、毎日のすき間時間でこちらのサイトを片っ端から読みあさり、来年の受験から逆算してみるともうあと残りわずかしか残っていないことに気づき(!)

期末試験後すぐに始めようと30点上げよう会を申し込んだのが6月半ばです。

ノリ勉3回目の半分くらいで、期末試験に突入しました。今回、いつもの試験前と違って良かったことは、試験範囲の発表と同時に課される各教科の課題(試験範囲のワーク等で試験後に要提出)が、試験日より前に終わっていたことです
(今までは試験が終わっても課題をしていました)。

満足のいくノリ勉ではなかったですが、宿題以外の勉強はゼロ、その宿題もただのやっつけ仕事だった以前の生活から、毎日少しでも何かする、ゼロから1に変わっただけでも、次男には素晴らしい変化だったようです。

最初は眠ってしまったり反発したりしてなかなかできなかったノリ勉ですが、本人も単語を驚くほど速く覚えらえたりして効果を感じていたのか、日が経つにつれ眠らなくなり(不思議!)

ノリ勉以外でも「これやっとこう」と早めに課題に手をつけるということを自分からしたのです!

そんな期末試験の結果が先日出ましたので、ご報告しますと

(すべて50点満点です)

国語:前回18点→33点
社会:前回23点→17点
数学:前回13点→44点
理科:前回33点→35点
英語:前回26点→36点

全く勉強しなかった社会があまりにもひどかったですが、本人は「俺社会があと20点とれてたら、20番以内に入れたのに!!」と、顔はすずしい顔をしながらも、ものすごく喜んでいました。

もちろん私も天にも昇るような気持ちで、喜びを分かち合いました。

期末テスト後すぐに、30点上げよう会のいけドン法を開始しましたが、いつも心においているのは「よくばらない」です。ほんとに、よくばらないようにするのは難しいですね。

いけドン法の目指す所から横道にそれていってしまいそうな時は、必ずタイガー先生のレポートを読み返します。メルマガも、いつも「はっ」とさせられます。

今日は久々に10の鉄則を開き、すーーーぐ忘れてしまうので10の鉄則とポイントを手帳に短くまとめて書きました。

次の試験は夏休みの後、あと2か月もあります。次の試験を楽しみに受けられるよう、いけいけドンドンで楽しく短時間でがんばっていきます。

親技に出会えたことに感謝します。またご報告&ご相談させてくださいね。

泣きそうになるくらいうれしいメールですなあ。

結果が出てうれしいという気持ちはなにより次へのモチベーションになる。

だからまずは成果・結果を出すことが大事なんですよね。この方のようにいきなりドカーンとはいかなくても、小さくていいから結果を出す。

ほら出たじゃない!!

これを言うために。そのためには欲張らない・・・

親が欲張らないで小さい成果を出すことを意識すると、今度は子供が自分で勝手に欲張るようになっていきますから。

「私も天にも昇るような気持ちで、喜びを分かち合いました」これが親にとって最高のご褒美ですよね。

さあ、次が大事になってきます!締まっていきましょう!

  • 30点上げよう会
  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 親カツ講座(入
試実践コース)