こんにちは、ストロング宮迫です。
GWも終盤、子供の連休を存分に使って勉強を頑張っている方が結構いらっしゃいます。ご立派!
全体の雰囲気やムードが連休遊びモードだからこそ、「普段の1時間の勉強」を2時間や3時間くらいの価値に上げることができる。そのためにはいかにメリハリつけて勉強ができるかが問われます。
GW明けの通常モードでリズム良く過ごすことができる子供はこのGWをいかに過ごしたかで決まりますぞ!
さて、この前、子供にキッカケを与えたり、視点を変えてやる魔法の言葉は、どっかの本から取ってくるのではなく、子供をそばで見ている人が言えるのが魔法の言葉だと書きました。
例として、
「偏差値40で全体としては正直よくないけど、家でやった問題は全部できてるじゃん!すごい!」
「時間切れになってもいいから丁寧な字でできるところまでやれよ。今回は丁寧な字がテーマだからな」
など、書きながらその場で思い出したものを書いたんですが、皆さんにはこれらが「魔法の言葉」になるとは全然思えなかったんじゃないでしょうかね。
今ボクが見ても「たいしたことねー!」って思うくらいですから。
ただね、実際子供に接していると、今自分が投げかけた言葉が「魔法の言葉」だったとはわからない。それを言われた子供が「魔法の言葉」だったと言語化してくれればわかるけどね。
たいていは子供がスルーしたように見えるし、ものすごい「魔法の言葉」を投げかけていたとしても、果たしてその時は言ったことちゃんとわかってるのかな?くらいの反応しかない場合がほとんどです。
つまり、親の手ごたえとして、今のがこの子には「魔法の言葉」だったんだ!ってビンビン感じるなんていうことはないんです、たいていの場合は。時間が経ってわかることも多いからね。
A君には魔法の言葉でも、B君には全然響かないことだってアリアリです。
だから、ボクは魔法の言葉探しをするよりも「今日の成果」を重視する。
成果は成績アップの前兆というべき「勉強に対する姿勢の成果」と「勉強自体の成果」があります。そして、その成果は30分という最小単位の勉強時間でも十分出せるというのが親技の考え方です。
たった5問でも、できる問題が「解ける」から「はやく解ける」まで落とし込めばそれは成果。
たった1問でも、できない問題が「わからない」から「理解する」に進めればそれも成果。
あとはその積み重ねと「はやく解ける」までになった問題の鮮度の維持。
そして、その成果の積み重ねによって、今までなにも響かなかった言葉が「魔法の言葉」に変身する場合だってある。今までも言っていたのに、ある一定量の成果が蓄積されて、その成果がテストで出たとき、魔法の言葉になる場合だってある。
当たり前の言葉を魔法の言葉にしていくのは成果ですからね。
魔法の言葉が見つからない人は「今日の成果」を出すようにしたらいいですね。
成果が出たら、勉強に対する姿勢だって良くなったりするんですから。成果こそは魔法の薬!じゃないでしょうか。
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
中3 しゅうさん
鉄則を読んでいま愕然としています。
いずれは自分でやる気になってやってくれるだろうと信じて2年がたってしまいました。2年無駄にしていたんですね。
放っておいた2年でブランクはありますが、子供には行きた学校もありますから、この1年(といっても1年はないのですが)頑張りたいと思います。
幸い子供との関係は良好なので、鉄則7と9に特にこだわって志望校合格を必ず勝ち取ります。
といいつつ、仕事で疲れて毎日は大変ですと書くとストロング先生に怒られますよね?
ハイ!怒ります!(^ε^)-☆
子供は学校に部活で疲れます。親は仕事に家の用事で疲れます。疲れたからといって、何もしなければ何も生み出すことはできません。疲れていない親は、その時間をやっている。
時間がなければ、ない中で工夫して効率的にやるしかない!
親は子供に言います、挫けるなと。ボクは親に言います、挫けるなと。
小6 ゆうきパパさん
新勉強の常識を購入し、感動しました。
夫婦で共通の認識(レベル)が出来て良かったです。中学受験は、本人と親の自覚がまだまだですが、合格目指して一緒に頑張ります。
クラスを上がるために具体的になにが必要なのかをまずはっきりさせた上で、ご夫婦で役割分担して臨みましょう!
成績を上げることで自覚が出るというのもアリですからね。