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3回にわたってお届けした応用力を身につけるコツ実践編シリーズでしたが、どこまで真意が伝わったか・・・

応用力を身につけるコツ 実践編[まとめ]
応用力を身につけるコツ[まとめ]

まあ、授業と一緒ですから、何度でも繰り返し、手を変え品を変えです。また、やりますのでお楽しみに。

1つ、それについてのメールを紹介します。

小6 Hさん

親技でお世話になっております。

応用力を身につける問題やってみました。結果報告です。

お恥ずかしながら母の私は計算に異常に時間がかかり、こっそり先にやってしまいました。

それから子供にやってみないか?と(時間はかかったものの一応終えられたので)声をかけてみたら、「おりゃー」となんだか信じられないくらい乗り気の返事。

普段なにかやってみてというと「時間ない!」「めんどい!」・・・

なので拍子抜けしましたがやらせてみました。ママには絶対負けたくないと!

結果、

親 9分4秒
子供(小6)3分30秒 

二人で答えあわせをしたところ全部一緒でした。

「最後の問題どうやって解いた?」と聞いたら怪しかったので、解答用紙を見たら、まあ桁の多いこと、ぐちゃぐちゃになっていました。

でも二人で競争、子供が好きなようなのでまたやってみます。私が馬鹿なのが悔しいですが、頭の体操だし、今から色々やってみるのも楽しみです。

ありがとうございました!

もったいなかったなあ、Hさん。親子で一緒にやればよかったのに・・・親が時間が余計にかかったのなら、なおさら一緒に、子供の目の前で親がのた打ち回るのがよかったんですが。

一緒にやっていれば、子供は親を見てハナタッカダカァーだったでしょう。「なーんだ、ママ、たいしたことないね」なんてね。

それが親子で一緒にやる意義でもあります。

親が子供に本気でやって負ける・・・・なんてすばらしいことでしょうか。コテンパンにやられるなんて実にいいことなんですよ。

そう思いません?

本気の親子勝負は、まさに子供がテストを受けるときの本当の姿。それが見られるんです。そして、勝った時のあの勝ち誇った顔が見られる。

親も本気で悔しがったらいいんです、地団太踏んでね。

親に勝った子供は「上から目線」になるでしょう。

それはすなわち「チャンスとぅ~ら~いぃ~!」。子供が「上から目線」のときこそ、うんちくを垂れられるし、アドバイスを聞ける度量が生まれるし、頭にも収まりやすくなる。

正解して時間も3分台を出したお子さんですが、問題点も見つかりましたよね?

「最後の問題どうやって解いた?」と聞いたら怪しかったので解答用紙を見たら、まあ桁の多いこと、ぐちゃぐちゃになっていました。

このままで終われば、「ぐちゃぐちゃ」に書いていたわけだから、次は計算ミスだってしやすくなるでしょう。ただそれは果たして計算ミスと言えるのか?

いや、言えないですな。なるべくしてなったというもの。このままの状態にしておくのはもったいないし、この状態のまま、すぐに2回目をすることに意味はあまりありません。

やはりそこは美しく、シンプルに。こんな本も売れたじゃないですか!

ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい

博士の愛した数式

「上から目線」を維持させつつ、すぐに「グジャグジャ」の計算式を親子で見直します。模範回答や新小5の解答事例が役立つでしょう。

合言葉は「ラクしてミスが少なくなって速くできる攻略法」です。

親が教えなくてもいい。「この模範解答のこの数字ってどういうことなのかしら?」って「上から目線」の子供にボールを投げてやったらイイ。

普段なにかやってみてというと「時間ない!」「めんどい!」

というお子さんも親に勝った戦勝気分と「上から目線」で乗ってくるのではないでしょうかね。

「これはねえ、キミ、わからない? こういうことだよ」なんて説明してくれるかも!?

詰まったら、親子で話し合ったらイイ。教えるんじゃない。投げかけて話させる。それで「ラクしてミスが少なくなって速くできる攻略法」までやって終われると、明日の流れがまたよくなるでしょう。これって「グジャグジャ」の1回目があるからさらに活きてくるんですから。

これからもガンガン勝負して本気で負けてください。そして「ラクしてミスが少なくなって速くできる攻略法」まで親子で一緒に考える。

子供の違う、今まで見たことがない顔を見るには親子の真剣勝負が一番ですぞ!

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さて、学校も始まって、親もやれやれとなったんじゃないでしょうかね。ホッとしますな、日中に子供が家にいないと。

えっ、今週は昼までで帰ってきてるって!?

ウチの中2の娘も早々と帰ってきてましたな。ついうっかり「もっと部活を真剣にしろ!」と言うつもりが、「もっと部活を長くやれ!」なんて言ってしまいました・・・

その中学生の娘がボクが家に帰ってくるなり「今日読み終わったよ!おもしろかったぁ~」と言って出してきたのがストロングが買ってきた誉田哲也著『武士道シックスティーン』。

武士道シックスティーン (文春文庫)

日舞から剣道に飛び込んだ柔の早苗と剣道エリートの剛の香織。青春を剣道にかける傑作エンターテインメント

娘にはいいんではないかと思って買ってきたんですが、当たったようです。

勉強は良い加減でしていても、本さえ読んでおけばストロングの「壁」はクリアできると思っているんでしょうな、アピールも兼ねて言ってきました。

「そんなにおもしろかった?」
「すごーくおもしろかった」

「おもしろかった」という表現しかできないアホ娘なので不満はありますが、まずはすすんで読書をすることを優先しているストロングは妥協して良しとしてしまいます。

ちょうど家に入るときに郵便ポストに入っていたアマゾンからの梱包をとくと、そこには続編の『武士道セブンティーン』と『武士道エイティーン』が届いているステキな流れ。

「わ~い、続編来たの? えっ、あ~あ、次はセブンティーンにエイティーンって!すごーい。ありがと」と喜ぶ娘。

問題はここから・・・

「ってことは・・・このシリーズってワンティーンからあるの?」

「えっ・・・・」

たいていのことには即座に反応ができるストロングですが、完全にフリーズしてしまいました。

「ワンティーンって・・・・」

「だってシックス、セブンにエイトでしょ。だからワンからあるのかなって?」

凍りつく我が家。言葉で表せば「温暖な気候が一瞬で氷河期に入った」ような感じ・・・

フリーズして立ち尽くすストロングをよそに、その会話を台所で聞いていた我が妻はムササビのごとく飛び出てきて

「あんた、なに言ってんの? もう1回今の言ってみて。ワンティーンって言った? 言ったよね? バカじゃないのーー!」と鬼の形相。

娘は「なにをいきり立ってるの、お母さん?」って感じで堂々の仁王立ち。そこに顔がそっくりの我が妻が立ちはだかりやっぱり仁王立ち。

「よく考えてものを言いなさい。ワンティーンってなによ。もう英語で数字習ったでしょ」と髪が逆立つ我が妻。

「だから~、シックス、セブンにエイトなんだからワンもツーもあって、1から始まっているのかと思ったの!なにがいけないの?」とまだ全然気づかずに譲らない娘。

「シックスティーンってどういう意味よ?」語尾にオラァーとはついていなかったけれど、ボクには聞こえました、たしかに。

すなわち「シックスティーンってどういう意味か言ってみろよ、オラァーーーー!」そんな感じ。

「16でしょ!わかるわよ、私だってそれくらい」と天然ボケにもほどがある娘。

「じゃあ、11はなんて言う?」と言っていたようですが、ボクには「このボケ、じゃあ、11はなんて言うんじゃ、このタコがーー!ワンティーンか?オラァー!」そんな感じに聞こえました。

そして、ようやくです・・・・

我がかわいい娘、事態に気づいたのは。

真っ赤な顔をして、グフフだって・・・

その日の夕食はお通夜のようで、夜通し我が妻は頭を抱えて愚痴って、いきり立っていたことを報告しておきます。

大丈夫かよ、中2ですが、まあ、これくらいで驚いていちゃねえ。まだまだいっぱいあるでしょ、きっと。ねえ?

先が思いやられるけれど、楽しくなりそうですな、今年も。心してかかります。

あなたの家にはいませんよね? 「ワンティーン」なんていうお子さん。

なら、ウチよりだいぶんましですな。うらやましい・・・・・トホホ

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週刊 親技からのお知らせ

うれしい報告

[復テ対策] メンバーさんからの報告

小5 匿名さん

一年勉強しても、しかも土日に一日10時間勉強しても日能研偏差値47-54位を行ったり来たり。

わらをもすがる思いで『10の鉄則』を買い、イケドン方式やABC分析を復テ対策の教材がくる前にWEB上で調べて、算数だけ2日だけその方法でやってみて、全国模試に臨みました。

そしたら算数が偏差値65と今日わかりました。

なぜか他の科目も最高得点です。信じられないです。いつもよりやった問題は少ないのに。でも勉強中に早く解けるようになっていたので期待はありました。

本当にいい教材と方法論を整理して頂いて、大感謝です。凄く嬉しく報告しました。

すごいですねえ。偏差値55の壁と60の壁を一気に突破ですか!!

親技では良い成績は2回取ったら本物といっています。まだまだ気が緩められませんが、結果も出ましたから、今までやってきたことを信じてABC分析を今まで以上にやってテストに臨んで下さい。

もう1回ビシッと今回の偏差値が取れれば、本物。いくつかの障害は出てくるでしょうが、やっている方向は間違っていないということ。

迷わず行けよ!行けばわかるさ!

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