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こんにちは、タイガー山中です。

今回はストロングに代わって私、タイガー山中が「ひとりごと」を担当させていただきます。どうぞお付き合いください。

朝晩めっきりと冷え込むようになりました。いよいよ今年もあと1ヶ月ちょい。受験生のラストスパートがはじまります。

仕事柄でしょうか、毎年この時期から受験が終了する3月中旬ぐらいまでの空気の感覚を体が覚えています。

先日も日が暮れるのが早くなり6時前に真っ暗。空気はヒンヤリと冷たく耳が痛い。もうすぐ12月かぁ・・・と思った瞬間、ある中学校の理科の過去問が頭の中に浮かびました

ここまでくれば職業病でしょうか…。

ちなみにその問題とは「奇問」といわれるちょっと変わった問題です。傾向として毎年そんな奇問が1問出題される学校です。

その学校を受験する者にとっては大きな問題の1つであるわけですからその奇問だって点が取れるよう塾などでは対策をしていきます。

ただ、私が受験生を指導する際にはその学校を受験しない子にまでその学校の奇問のいくつかを解かせることにしています。

しかも、決まってこの時期にです。

みんな口を揃えて「やったことない問題だ」と言います。まあそれが狙いなんですが。そこでこう言います。

「今年出たらどうする?」

子供たちの中にはすでに自分が受験する学校の傾向を知っている子もいますから「毎年この手の問題は出題されませんよ」と答えるマニアックな子もいます。

「じゃあ今年に限って、たまたま出たらどうする?」としつこく言うわけです。

はたから見ると難癖つけてるオヤジにしか見えないかもしれまんが、いつものことです。

「どうする、捨て問か?」

※捨て問:できる問題を優先するために飛ばしてしまう問題のこと

捨てる捨てないの意見はどちらもありますが、子供たちに言いたいのは「適当に判断するな!」ということ。

これからのラストスパートの時期、受験生の学力はドンドン上がっていきます。入試レベルの問題も解けるようになり、過去問だって合格点を取れるようなる時期です。

そんな急成長をも邪魔してしまうのが「先入観」です。

「難しそう・・・」受験学年じゃなくても子供たちがよく言いますが、合格レベルに達している子供たちですらまだ思うことなのです。

そんな子供たちに、パッと見ではなく、ちゃんと一定の時間をかけた上で「やるべきか、捨てるべきか?」を判断させる訓練をさせる必要があると私は考えます。

最初は「絶対難しいって」としぶしぶ言ってた子も1問でき、次も解けたりするとだんだんと顔色が変わるのがわかります。

「この問題、たいしたことないやん!」

こうなればこっちのものです。

合格レベルに近づいた子供たちの解ける解けないの精度は驚くほど上がっており、少し時間をかけて判断すれば相当に正確に判断できるようになっています。

自分の判断を信じろ!

今まで頑張ってきた子供たちに伝えたいことです。

奇問に遭遇すると動揺して普段の自分のペースを乱したりすることがあります。なので奇問は捨てた方が良いと言われます。

でも、実はしっかり読むと案外簡単で時間もかからなかったりする。

取りにいくか、捨てるかは適当でなく、自分を信じて判断する

結果、多くの受験生は捨てる問題で、自分だけが得点できれば、受験において点数だけでなく精神的にも追い風になります。

「奇問がでたらラッキーや!」

例年とは違った傾向の問題が出題されても動揺ではなく、チャンスに変えていく。今の時期だからできることです。

受験1ヶ月前になると受験する学校の過去問やらを解いたり、最終の確認をするため、奇問対策などに時間を割けません。

最後にやることは決まっているので、今しかできないことをする。

親カツ講座12月号でもそんな話をしています。

受験生、そして親のみなさんにとって苦しい時期になりますが、どうせならお祭り気分で頑張って欲しいというのが私、タイガー山中の願いでもあります(たぶんストロングもそう思っていると思うけど)。

「楽しむなんてもんじゃないぞ!」

「なにがお祭りだよ、苦しいよ~!」

という声が聞こえてきそうですが。

また機会がありましたら、点数を上げるためにタイガー山中が日々どんな取り組みをしているか紹介したいと思います。マニアックな世界ですが…。

読者のみなさんの感想、質問などありましたらお待ちしております。

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うれしい報告

中1 ぽぽさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

勉強のさせ方がわかった!!

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

ありました!子供の頑張りは今まで通りでホントに成果が出るのか?半信半疑でしたが、ノリ勉でその都度成果が実感出来ました。

今までダラダラ勉強をさせていたのは私のほうだと反省しました。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

楽しかったです。今までも一緒に勉強していましたが、いつもと違う私の変化?に娘もノリノリにやってくれました。

今日で最後が寂しいそうです。

そのまま30点上げよう会に突入です(笑)

3つの約束だけは忘れないように、きっちり守っていきましょう。

約束なしの勉強は成果をもたらしませんからね。あとは30分の勉強で成果を出すこと。時間をたくさんやりたいなら、30分のセット勉強を増やしていけばイイ。

次の定期テストでビシッと結果を出しましょう!!ファイト!

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