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こんにちは、ストロング宮迫です。

前回のメルマガで母子の関係を中心としたテレビ番組を紹介しましたので、今回は父子の関係が中心の映画を1つ紹介します。

忙しくてあまり子供の様子を知らないお父さんに見てほしい。

「ママなんて大キライ」とマリファナでラリっている娘と、いつどこから見てもかっこいいジョージ・クルーニーが父を演じるハワイを舞台にした家族の再生を描いた映画「ファミリー・ツリー」です。

【ファミリー・ツリー】とは「大地に根を張り、受け継がれる家族の系譜」

親技では、勉強において「親が子供の味方になる」が1つのテーマになります。親子があっちとこっちで対立しあっていたら、そばで勉強を見て親が子供の背中を押してやることもできないですからね。

では「子供の味方になる」ためにどうするか?

これは親子関係でも、たぶん友達関係でも、会社の人間関係でも、同じだと思いますが、「味方になる」ために相手に対して甘くするのはご法度です。

温かくもあり、厳しくも接して、ときには本気で怒ってくれたり、真剣に相談に乗って励ましたり、苦言を呈してくれたりした人を人は味方と思うのは皆さん経験済みなことです。

どうしてもこのあたりのさじ加減が伝わらない人がいるのですが、特に親子関係、先生と生徒の関係において、甘える、甘やかす関係は早晩必ず崩壊します。

崩壊するとは、成立しなくなるという意味です。

勉強面において、親子関係、先生と生徒の関係が成立するためには上下の関係が厳密に存在しなければなりません。

簡単に言えば、

「勉強うまく進んでる?」「うるせー!あっちいけ!」

という関係では、親技も駆使しようもありません。

しかし、ボクは子供の味方になれと言った。

そこで、勉強を子供にして「いただく」ために頑張ってもないのに褒めてみたり、すごくないのに「すごいねえ」とおだててみたり、最後は「あなたはやればできるのよ」と根拠もなく締めくくってみたりする。

まあ対処療法ですよね。

骨が折れているのに、表面をさすっている。なにかをしてやっているという慰めにはなるけれど、決して関係は改善されない。骨が折れているのに、さすっているとは事実上の放置、当然症状は悪化します。

でも、本当の意味で「味方になる」ためには厳しさがいる。「ボク、受験する」と自分の意思で受験を始めたって、宿題が多くなったら、ヘタレるのが子供です。

そのとき、なんて言うか。「自分でやるって始めたんだから、最後までやり抜きなさい」

こう言いますか?

子供っていうのは無責任なものです。

「やる」と言ってやらなかったり、「頑張る」と言ってたのに漫画読んだりする。無責任なんです。だから子供なんですよね。その無責任さを教え諭すのは親の1つの役目だと思いますが、無責任なことを言う、あるいは、する子供に「あなたは大丈夫よ」と言えないし、言っちゃいけない。

そこで「やれ!」と有無を言わせず強制するのは1つの手段です。

でも、強制は反発も生む。

だから、やっぱりそこには「なんでやらなきゃいけないのか?」という意味や目的や責任を話し合う必要が出てくる。

親技ではもう一歩踏み込んで、実際にやらせてみて達成感を味わうまでやろうと言っているわけです。

「そこまでやらなくちゃいけないの?」と言われれば、「各ご家庭の判断に任せます」というお答えしかできませんが、子供は無責任なものという前提で親がどう「料理」するかが問われているわけです。

映画「ファミリー・ツリー」で取り扱われるのは、妻の不貞です。

お母さんの不貞行為を知り、娘がグレるわけですな。

「お母さんなんて大キライ!」と。「お母さんだって好きなことを勝手にやってるじゃない!」と。まあ、皆さんは真面目なので決して「不貞行為」なんぞはなさらないでしょうが、こういう話はどうでしょうか。

先日も目の前で繰り広げられた中学生と母親の会話光景ですが、

「あなたが私立中学に行くためにお母さんは働いているのよ」

「ウソつけー!てめえが遊びたいから働いているんだろうがー」

見てられないなあ・・・

「あなたのために○○している」というのは親がよく口にする常套句ですが、本当にそう受け取っている場合とそうじゃない、「てめぇーの都合だろうが」と感じている子供がいるってことです。

一方では、離婚して3人の子供を育てているお母さん。働かざるをえないわけです。朝は子供よりも早く家を出て、帰りが遅くなる場合も多々ある。上は高校生だが一番下は小学校低学年。

できれば勉強もそばで見てやりたい。だけど、できませんと。「参観日は必ず行くようにしています」「家族日記でその日のことをお互いが記入しあっています」

できることをやればいい。

物理的に時間が取れないわけですから、それは仕方ないと思います。

最近出会った両極端な事例を書いてみましたが、たとえば「働いている」という同じ現象でも、それが子供の教育費のためとはいっても、親の振る舞いによって子供の受け取り方は全然違ってくるんだということを知ってほしい。

あなたがどう思っているかなんていうのは関係ない。

子供にどう受け取られているのか。

「子供の味方」になりたいと思うなら、子供が今どう思っているのかを知らなければならない。

知るためには子供の様子を観察したり、普段の言動に注意したり、話し合ったりしなけれならない。「あなたのために○○している」なんて口にする意味はないんです。

映画「ファミリー・ツリー」では、「お母さんの不貞行為」という事例としては最悪の事態を父子がタッグを組んで追及、詳らかにしていく。なーにも知らずに妻は違う相手との結婚を真剣に考えていたことを知り、驚き、そして怒るジョージ。

一緒に住んでいたって、わかっていることにはならないってわけです。親子だって同じでしょう。そんなことを考えさせてくれる映画です。

ついでに、どんな角度から見てもかっこいいジョージ・クルーニーの映画で「マイレージ、マイライフ」というのがあります。見た方も多いかもしれませんね。

ジョージ:君は誰かと心を通わせて一生を過ごしたいと思ったことがあるかい?

女:ええ、あるわ。

ジョージ:ボクはない!

女:孤独死とは無縁?

ジョージ:ボクの祖父母も両親も最期は介護施設に入った。人間は死ぬときは独りだ。

なんて、人とのつながりを求めない男ジョージが主人公です。

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※この毎日親技は2012年6月20日に配信したものです

5月1日の読売新聞によれば、

50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合である生涯未婚率(2010年時点)は、

男性20・1%
女性10・6%

と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達したことがわかった。

1980年時の生涯未婚率は、男性2・6%、女性4・5%で、今回は30年前より男性が約8倍、女性が2倍以上に増えた計算。男女共に90年頃から生涯未婚率が急上昇している。

年代別の未婚率を見ると、

25~29歳は、男性71・8%、女性60・3%
30~34歳は、男性47・3%、女性34・5%
35~39歳は、男性35・6%、女性23・1%

まあ、結婚するかしないかは本人の価値観や社会の状況などもあるのでしょうから、別にいいんですが、この数字は私たちの子供が大人になったとき、さらに進んでいると思われます。

つまり、私たちの子供は結婚しないのが当たり前、孫が見られない可能性も非常に高いわけですな。まあ、結婚はしていないが、孫はいるということになるのかもしれませんがね。

なぜ未婚率が高いのかの投げかけの1つを映画ではジョージが語っています。

重いんですな、人とのかかわりが。

親子のかかわりだって、十分重いことは皆さんも感じていることでしょう。

ただその重さは意味があるのかないのか。これは価値観、今まさに皆さんが家庭でお子さんと話している価値観につながってきますので、ひとそれぞれですが、まあ、でも人は年をとりますからねえ。

今はよくても、30年後がいいとは限りません。

その逆だってあるわけですが。ジョージの家族や兄弟姉妹、親子をテーマにしたこの2つの映画、もしお時間があれば、見てみてください。

自分の人生を考えるよいヒントになると思います。

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うれしい報告

復テ対策講座生からの報告

小6 zukizukiさん

中学受験専門塾に通っております。

6年生に上がったばかりの頃は7クラス中トップのクラスにギリギリでおりましたが、その後成績がふらふらと落ち、2番目のクラスでもギリギリだと実感するようになりました。

4月からは家庭教師もお願いしましたが、全く成果は上がらず、5月に入り、偏差値50を切った時にストロング先生の本とこの方法に出会いました。

実践したこと
5/27からスタート。5月末に「テスト」があり、そのテストを基準にABC分析をしました。同時に二週間後6月初旬の「テスト」のためのいけドン法を開始。

・娘は典型的な「フンづまり」タイプでした。今までには考えられないことでしたが、C問題は捨てました。

・3週間前、始めたばかりの頃は、勉強を見られることを娘が嫌がりました。「30分だけ、絶対怒らないこと」という約束で渋々一緒に勉強することを始めてくれましたが、3日目くらいからノリ始め、「今日もママ勉やって!」と頼むように。だんだん時間数も増え最終的には毎日2時間くらいやりました。

・作ったいけドンシートは182枚、卒業したシートは73枚。

成果の報告
テストではAB問題合わせて57%の正解率。偏差値は今まで受けたテストの中で最低の49.1でした。(家庭教師にもテスト対策をお願いしておりました)

いけドン法をAB問題で実践したテストはAB問題合わせて84%の正解率。偏差値も久しぶりの59.8で、150点満点中100点という、今年初めての3ケタです!

娘が久しぶりに生き生きと楽しそうに算数に取り組んでいることが何より嬉しいです。

塾でも、家庭教師センターでも「定着」してますか?

何度も問題を繰り返して定着させるんですよ」と聞いていた気がします。

では実際どのように繰り返し、誰がどのような作業をしたら定着させられるのかという具体的なお話は、ストロング先生のいけドン法で初めて教えていただきました。

受験勉強にはノータッチの主人に

「こんな怪しげな名前のヤツがネットで販売してる教材、よく買う気になるね」(失礼お許しください!)

と言われ、

「じゃあ、これで娘の偏差値が62を超えたら、私にこの教材の料金分の賞金を下さい」

と交渉しました。頑張るのは親だけなのだから、自分が頑張り続けるための目標です。

観察して、やり方やペースを考え、より効率的に勉強を進められるように、私が!頑張ります。

次の講座も楽しみに待っております。

もっと早くこの方法に出会いたかった!でもここから頑張って行きます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

「こんな怪しげな名前のヤツがネットで販売してる教材、よく買う気になるね」

ご主人のおっしゃる通りです!!言葉もございません。

でも、上がっちゃったと。

うれじぃぃぃぃーーーーーーー!!泣いちゃうから!

次回のテストでご主人から半分もらったらいいですね。

そのためには「欲張らない」ことです。

「AB問題合わせて84%の正解率」ここが目の付け所です。

いけドンシートをもっとたくさんやろうではなく、丁寧にきっちりやる。

AB問題の正答率が今回以上が出れば、2回連続の3ケタが見えてくる。

今回の勉強でやった量と同じで精度をあげる!これが王道。

偏差値60から62までの間には壁がありますから、今回のような勉強が次回もできたら、もうワンステップで62となるのではないでしょうか。

ファイト!ご主人によろしくお伝えくださいませ。押忍!

  • 復テ対策講座
  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 親カツ講座(入
試実践コース)