早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。
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中1 カズさん

我が家の場合は小さい頃より私が傍らで勉強を見てまいりました。中学受験も経験いたしましたが事情があり6年の夏まで通塾ができず私が教えておりました。

6年の夏より塾に通わせましたが体力的にも精神的にもついていけず結局希望の中学の合格をいただくことができず公立の中学に通っております。

中学受験の失敗を反省しまして入学前の3月より通塾しております。

息子は(一般的な子供さんは皆でしょうが)繰り返し復習するのが大嫌いなため塾の宿題をただやっただけの状態で夏休み前まで過ごしておりました。その為、クラス分けのテストで2,3点足りず一番上のクラスに残る事が出来ませんでした。

これではいけないと宿題、テストで間違った所を何度も何度も抜き出してやらせるようにしたところ模試と塾のテストで高得点を挙げることができ上のクラスに戻る事が出来ました。

学校のテストも19番から13番、そして2学期のテストでも1番を取れるところまで繰り返しやらせました。

このままの調子で逃げ切りと考えていたのですが先日のメルマガで「疲れ」について触れていらしゃったことでもう少しお聞きしたい事がありメールいたしました。

息子は今年に入りまして頭痛を訴えるようになりました。それも身動きできなくなるくらいの痛みです。1月の時は1日学校を休み翌日には何とか回復したのですがその後2週間くらい空けて頭痛を起こし2,3日休養が必要となりました。

2月に入り9日に激しい激痛を訴え医者に連れて行きましたところ、典型的な片頭痛と診断されクスリを処方され初めは効いてくれ2,3日は学校にも行っておりました。

しかしまた激痛に襲われクスリの効果もあまりなくほとんど学校にも行けない状態となってしまいました。片頭痛はストレスが引き金となるとのお話でした。

息子は、繰り返しの勉強で塾の授業がわからないストレスはあまりないと思います。逆に数学が得意ですので上のクラスの勉強に楽しみを覚えていたようにも思います。

しかし、私がやらせている繰り返しの勉強は本当に嫌な顔をして出来るならばやらずにすませようとしておりました。

正直、息子にとっては過度な勉強だったのかと考えてしまいます。もちろん、本人にはプライドもあり塾では上のクラス、学校では1番を維持してトップ校を狙いたいと常に考えているようではあります。

しかし、気持ちとは別に体が悲鳴をあげていたのかなと考えてしまいます。息子は決して地頭が良い子ではありません。何でこんなに繰り返してるのに間違えるかな~とため息が出るほど間違えます。

現在は日常生活もままなりませんので休養が必要かと思いますが出口の見えない頭痛との戦いと今後どう導いていたらよいのかと悩んでおります。

もし参考意見等ございましたらご助言ください。

医学的なことはわかりませんし、言う資格がないので何とも言えません。なので、ぜひお医者さんともよく相談して対処をお決めになってください、ということをまず最初に申し上げなければなりません。

ここでは、もし「今の勉強」が原因で頭が痛くなっているのであれば、こうしたらどうですかという観点でお話させて下さい。

また、そのあとでストロングも片頭痛(偏頭痛)か?と思われる経験をして、そのキツさに音をあげたのでそのことについて少々述べてみたいと思います。

まずは「勉強が原因」の場合という観点から。

以前のメルマガで「疲れ」について話をしたことがありました。そのとき、子供たちが勉強するときの疲れには「体力的な疲れ」「学力的な疲れ」「精神的な疲れ」の3つがあるという話をしました。

その見極めが、大事なんですよと。

なぜなら、子供たちが疲れをアピールするときは「なんちゃって疲れ(いわゆる仮病)」もありますから(^_^)と。

だから、「ただ逃げているだけなのか」それとも「限界まできているので一次撤退すべきなのか」を難しいですが、親は判断していかないといけない。

その判断の基準になるのが、普段の子供が勉強する様子を知っておくことと話ました。

カズさんの場合、中1のお子さんの頭痛は「ストレスが引き金となる」と医者から言われた。「引き金になる」ですから、原因は「ストレス」と言われたわけではなさそうです。

が、ストレスが原因とすれば、「精神的な疲れ」なのかとも考えられますが、

息子は、繰り返しの勉強で塾の授業がわからないストレスはあまりないと思います。

逆に数学が得意ですので上のクラスの勉強に楽しみを覚えていたようにも思います。

「・・・・にも思います。」とあるのでハッキリそうだとも言いかねる感じにも聞こえます。息子さんと話し合ったりした上での上記のような結論なのか、それともカズさんのたぶんこうなんじゃないかなという推測なのかは判断できません。

なので、今回の相談を拝見する限りでは、片頭痛の原因が勉強かどうかはわからない・・・

ただ、最初は勉強から疑えばいいんです。子供の生活の中で一番当てはまる可能性はあるわけですから。

でも、勉強以外の原因についても同時に探してみることです。だって、いくら勉強を1日10時間しても、残りの時間が14時間ある計算になります。思い切って10時間寝ても、自由時間は4時間もある。

例えば、子供が学校に行ってる時間や塾で過ごす時間だって、子供たちには「勉強だけ」の時間ではない場合も多々あります。学校や塾に行って具合が悪くなるので、勉強のストレスかと思いきや、友人関係が原因のストレスだったということもある。

そういう意味で、さまざまな「これが原因かな?」というものについてはこの際いろいろと思い切って探っていくべきだと強く思います。

いや、「思います」ではなく、調べた、聞いた、観察したなどなどを徹底的に駆使して原因を追究すべきだと思います。

カズさんの今の状態は、エラーであることには間違いありません。

体に異常が出てる以上、大小問わずエラーはエラーなのです。心当たりあるところから、まずは変えていく。痛みのもとが身体的な原因かどうかも探す。

あとでストロングの経験を話しますが、

鼻は詰まっていないか?
脳に異常は起こっていないか?
目はどうだろうか?

調べられるものはとにかく調べ尽くすことです。子供とも話をしましょう。学校のこと、友達のこと、勉強のこと、親のこと、兄弟のこと、すべて聞きながら顔を見ながら話してみる。全部聞き出せていないと感じるなら、信頼できる先生や友人などの手を借りてでも、聞き出してもらう。

あらゆる手を尽くして原因を探っていくのです。その結果、原因が仮にわからなくても、次に打つ手というのが、その過程で見えてくるものですから。

やったらわかります!!

さて、では勉強面に関しての考え方を考えてみましょう。カズさんのような状況で勉強は今まで通りでいいのか?

勉強については、負荷を減らすときは、「量」を減らすこと

これを考えてみてはどうでしょうか?

勉強の「量」と「質」のどちらかを減らす場合は、「量」を減らすということです。

言い方を変えれば、「質」を落としてはいけないということ。

しかし、私がやらせている繰り返しの勉強は本当に嫌な顔をして出来るならばやらずにすませようとしておりました。

だとしても、現状イイ成績が出ている「勉強のやり方」である「質」は変えないほうがいいですよというのがストロングの提案です。

その代わり、勉強の「量」は半分にしてもイイ。自由な時間も増やしてみればイイ。「勉強が原因?」を探るための1つの方策として。

でも、ちゃんと成果が出ている今の勉強のやり方(質)は変えるべきではないとストロングは思います。

でも、もし、繰り返しの勉強がストレスの原因であり、頭痛の原因であったとしたら?

なんだか究極の選択みたくなりますが、繰り返しの勉強が頭痛の原因だとしたら、そのストレスに打ち勝って欲しいというのがストロングの本音です。

繰り返しの勉強を苦痛に感じる子供たちは、存在します。でも、やればちゃんと成果がでる勉強です。一方で、いくら勉強しても成果が出ない勉強をしている子供たちもいます。どちらも勉強をするという意味では苦痛です!

しかし、「成果」というご褒美のない勉強ほど苦しいものはないのです。これを拷問とストロングは言っています。

「やり方はわかるけど面倒くさい」と「やり方がわからない」の違いは、クジラとモグラくらい違うし、その違いは果てしなく大きいですからね。その点を踏まえて、勉強の「質」は変えずに、「量」を減らして、様子を見てみるのがまず勉強面ですぐにできることではないかと思います。

それでも頭痛に変化なしというのであれば、勉強の「質」に手をつけていくことになります。が、絶対に成果が出る「やり方」(現在成果が出ているやり方)に手をつける場合は、勉強以外の面も十分探った上で、最後の最後に手をつけてほしいと思います。

なんだかずいぶんと奥歯に物が挟まったような言いようになってしまいましたが、「原因不明」なので、どうしてもそうなってしまうことをお察しください。

さて、ストロングの経験について少々。

片頭痛(偏頭痛)で悩んでいる方は意外と多いようで、ストロングの周りにも結構います。ストロング自身も頭に激痛がありまして、もう頭がグラングランして、のたうちまわったことがありました。

頭が痛いって、もう何も手がつかなくなるんですよね。ストロングの頭が痛みだしたとき、「ああ、これは鼻が詰まっていたからかな?」とまず思いました。なぜなら、メルマガでも以前書きましたが、最終的には蓄膿と診断されたことが原因の頭痛を経験していたからです。

そのときは、レントゲンの結果、顔の4分の3くらいにウミが映っていますとか言われて、蓄膿の恐ろしさを知ったのでした。その経験があっての頭痛だったので、まず鼻詰まりか?と考えたのでした。でも、蓄膿じゃなかったんですよね。

それでも、頭は痛いんで、どうにも我慢できなくなって、脳外科に行ったんです。MRIというんですか、脳の写真を撮りました。ついでに首のレントゲンも撮りました。

先生曰く、「脳はキレイですよ。以前に脳梗塞が起こったような後もありませんし、大丈夫です。首の骨も問題はありません。」と。

「じゃあ、なんで頭が痛いんでしょうか?」とストロング。

お医者さん少し困った感じで、それでも原因追及の鬼と化したストロングにこう言ったんです。

「あの・・この首の骨の写真を見ると、すごく疲れやすい形をしているんですよね。なので肩こりではないかと・・・」

「肩こり・・・ですか?」

「ええ。頭が痛い時はバファリンなんかを飲むと良くなる場合も結構ありますよ。」

「バファリンって、あのバファリンですか?」

「ええと、バファリンは1つしかないので、そのバファリンです。」

この頭痛が肩こり!? そんなハズは・・・ 

「運動が足りていないんじゃないですかね。しっかり運動して、パソコンの前にずっと座っているのは良くないですよ。」

「・・・・・」

とまあ、こんな次第で、その後一度だけバファリンを飲んでみたんですが、確かに痛みは和らぐ感じでした。ただ、たびたび飲むのはイヤだったので、それ一度っきりしか飲みませんでしたが。その後、ストレッチをするようにしたら、自然と頭痛も収まってきて・・・

ストロングの場合も、最終的には何が原因だったのか、本当に肩コリだったのかもよくわかりませんが、蓄膿を見てもらって、脳の画像を撮ってもらって「大丈夫です!」と言われたのは一番の安心材料だったのは間違いありません。

なので「痛み」という現象がある以上、繰り返しますが、いろいろな角度から原因を探すことは大事ではないかと思います。

最後に、これは身内で実際にあったことなのでお話ししておきます。

片頭痛(偏頭痛)で長いこと苦しんでいて、それはもう顔が変形するくらいに苦しんでいたんです。鼻も見てもらったし、脳も見てもらって、目も見てもらって、血液検査もして、温泉も入って、お灸もして…etc

可能性がありそうなところはたいてい見てもらって、それでも原因がわからなかった。頭だけは痛いわけです。「仕事のストレス」と言われて、薬をずっと飲んでいました。

あるとき、ストロングがこんな話を聞きました。

これは斎藤一人さんという方が講演で話している内容の一部です。

興味のある方は詳細は聞いていただくとして、ここで話をされていることをまとめていうと、「病気になる因果というものがある」という「不思議系のお話」なんです。

斎藤さんは言われています。

病気になる因果というものがあるんです。これは信じなくてもいいですよ。

因果は当人が思い当たらなければ因果じゃない。でも、因果の場合はパッと思いつく。

その上で、「病気になる因果」の具体例で片頭痛(偏頭痛)の話が出てくるんです。

斎藤さん、曰く(2分30秒くらいから) 

皆さんも思い当たることがあったらやめてください。

よく頭が痛いという人がいるんです。そういう人に聞くんです。

「あなた、目上の人で嫌っている人はいませんか?」

頭って目から上にあるよね。だから、目上の人を嫌うと頭痛持ちになるんです。

頭の右側が痛い人、それは「目上の人で女性」を嫌っている人頭の左側が痛い人、それは「目上の人で男性」を嫌っている人・・・

どうでしょうか?

そんなバカな!って思うような話ですよね。頭が痛い原因がはっきりしている人にはまるで関係のない話なんですが、原因不明で頭が痛い人にはもしかしたら光がさす話かも・・・

ストロングの身内はこの話を聞いて「あっ、それだ!」ってすぐに言ったんです。それ以来、頭が痛くならなくなっちゃった・・・・薬が手放せなかったのに、薬いらずになっちゃった・・・不思議ですよね。

信じなくてもイイですよ。でも、もし、とことん原因を追究した上でも原因がわからなかったら、一度聞いてみてください。

「病気になる因果」

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小5 本気でがんばるさん

ストロングさん タイガーさん

軽い気持ちで購入しましたが、買ってよかったです。

一番悩んでいたのは、親が管理しすぎると子供の自主性を摘むのではないかということ。

私の考えは、間違っていました。

目をかけ声を掛けチェックする、褒める。それが大事だったなんて驚くとともに、私は親としていかに中途半端だったのかと自己嫌悪。反省するばかりです。

届いてすぐ実践したいところでしたが、まずは10個の鉄則を頭に入れて自分のものにするところから始めました。本音で話すのに、鉄則本みながらでは説得力がないので。

親技で考える「管理」とはあくまで子供をサポートするためです。親の一方的な考えを押しつけても子供は言うことは聞きませんし、成果も出ません。

親が何かを手伝うときは、子供にはその分勉強に集中させる。目をかけ声を掛けチェックすれば、問題点も見えてきます。子供に指摘すれば「痛いとこついてくるな」と最初は反発するかもしれません。

でも、親の指摘を聞き入れ成果がでると親には褒められるし、何より自分だって気分がいい。この流れをつくっていくのです。

10個の鉄則を頭に入れたら、さっそくトライしていきましょう!

  • 10の鉄則
  • ノリ勉
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  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
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