こんにちは、ストロング宮迫です。

怒涛の関西圏の中学入試でてんやわんやの今日この頃です。これから3月の中旬まではこのハードな日々の波状攻撃、受験生も最後の詰めでもう5点はアップできる!

頑張っていきましょう。

さて、そんな頭を抱える日々のなかにほのぼのとした相談をいただきました。張り詰めた空気でお過ごしの方はほんわかしてください。

名無しさん

こんにちは。中1の息子の塾のテストの採点のことで相談いたします。

息子の通う塾は、県内ではそこそこ大手の塾です。塾では実力テスト以外に、2つから3つほど単元が終わると、その単元をまとめた到達度テストがあります。

1年間で数回受けます。結果はテストの答案用紙以外に、単元ごとの平均と自分の正答率などをまとめた表で帰ってきます。

先日、テストが戻ったのですが、?のついた答えは3問だった割に、点数が78点だったので不思議に思い、採点してみましたところ、採点ミスが発覚しました。実際は90点ほどありました。何回も確認しました。

それで、その採点ミスを訂正してもらうか、そのままにしておくか、迷っています。

個人的には、どの程度理解できているのか、間違ったところがわかったのかが大事だと思うし、いちいち間違っていますよと指摘するもの気が引ける…

その反面、テストを受けた子供が実際より10点以上も低い点数のまま、塾にその記録が残るのかな、と少し気にもしていて、かわいそうな気も。

でも「お母さん言ってよ」といわれ、自分で言えよと内心思いつつ…

他人からはどっちでもいい話ですよね。塾の先生とは子供が小学校からの付き合いなので、お話はしやすいです。

ただ、親が採点に関して間違いを指摘したら気を悪くしないかな、モンスターっぽいですかね?

教えておられる立場のストロングさん、どう思われますか?  

もちろん答えは、

すぐ塾に言って訂正してもらい、正しい得点での成績表を出してもらう!

以上、ですな。

「親が採点に関して間違いを指摘したら気を悪くしないかな」って!?

気を悪くしたのは子供のほうですから。逆に子供の機嫌をとってもらわなくっちゃね。

「モンスターっぽい」かって!?

じぇーんじぇん!

「先生、何度か確認したんですが、合計点数が間違っているようなので、確認いただけますか」っていえばよろしい。

「申し訳ありません。すぐに訂正して新しい成績表をお出ししますので」って返してくれるのではないでしょうかね。

「テメぇー、どこ見て採点してんだよ!オラー、12点も合計ミスしやがって、子供が泣き叫んでるじゃねーか!」って言ったら「モンスターっぽい」けど!(^^)!

誰でもミスはありますから。丁寧に優しく指摘してあげてくださいな。

ついでにそのときには「最近、ウチの子は授業をちゃんと聞いているでしょうか? お気づきになった点はありませんか?」くらいは聞いたらいいですね。

「先生の授業が好きだって家でも聞かされるんですよ。時々でもいいので声をかけてやってください」とかね。

コミュニケーションですから。文面を見ると、それほど腹を立てているようにも見えないので、ミスがあったことを指摘して、ついでに子供の勉強のことを先生とも話し込むくらいの気持ちでやったらいいと思いますよ。

それで先生が実際に声をかけてくれるようになって・・・ってイイ形になることだってしばしばありますからね。

それにしてもこの気の遣いようはタイヘンなものですなあ。

それも「塾の先生とは子供が小学校からの付き合いなので、お話はしやすい」のにこれだけ気を遣う。

やっぱり親は塾の、それも大手の塾だとここまで気を遣って「どうする?」「言うべきか?」を考えるものなんでしょうか。

ボクにはむしろそっちのほうが衝撃的で勉強になりました。

もう1つ、今回の相談者のお子さんは中1ということですが、子供に直接テストを持って行かせたらいいんですよね。

「先生、ボクの最高のテストを台無しにしましたね・・・ボ、ボ、ボク、塾やめます!」なんて冗談で言えたらいいんだけどなあ。

まあ、「お母さん言ってよ」って言ってるくらいだから、子供自身では言えないんだろうけど、これまたコミュニケーションですからねえ。

あえて言えば「子供が実際より10点以上も低い点数のまま、塾にその記録が残るのかな、と少し気にもして」は、気にする部分が間違っているじゃないでしょうか。

そこかい!っていう。

子供も先生もいろいろですから、先生に言いにくいとか、あの先生には言いたくないとかもありますが、これって先生にわからないところを質問するのと同じ問題ですからね。

実はそっちの先生とのコミュニケーションができているのかどうかを心配すべきなんじゃないかなあ。

わからなくても先生に質問できないというのは子供にとっては大きな損失ですから、親技では先生に質問がしづらいと思っている子供の場合は親が塾に電話してやって質問する流れを作ってやってくださいと提案しています。

最初は言えなくて親に流れを作ってもらわなくちゃならないかもしれないけれど、だんだんと自分でいるようにならなくちゃね。

それをしないと、前にここでも紹介しましたが高校生がセンター入試で「部屋が暖かすぎる」というのを家に電話してお母さんがクレームを入れるみたいな気持ちの悪い話になっていく。

「お前は高校生にもなってシッコするときチンコを母ちゃんに持ってもらうんかい!」ってことにつながっていく。

そうしたい人はそうしたらいいけれど、ボクはそれは気色悪いという立場

まあ、採点ミスを先生に問うかどうかの話がとんでもない方向に向かっているのでこのへんでやめておきますが、相談者も含めて読者の皆さんにも今回の相談から先生と子供、親と子供などのコミュニケーションの問題に目を向けてほしいと思います。

言うべきことは言うべき!

ただし、言い方は工夫のしようがあるでしょう。

親のなかには塾にはお金を払っているのでなにを頼んでもイイくらいに思っているアホな人もいます。

めし食いに行って、料理が遅いとかなんとか文句ばっかり言う人と同じですな。おれは客なんだタイプ。

そういう人ってコミュニケーションが成り立たない人ですよね。そういう人はだれからも相手にされなくなっていく。当然です。

言ったり言われたりして言い方を気をつけたりすればイイ。

丸い卵も切りようで四角 物も言いようで角が立つ

でも、それも知るための経験がいる。端緒は親が作ってやってもいいけれど、最終的に子供にどんどん言わせて経験させて学んでいく必要はある。

採点ミスを丁重に指摘して、逆ギレされたり、子供の扱いが悪くなるなら、そんな塾、辞めたらいい。

すごい合格実績を出している塾とか大手とかじぇーんじぇん関係ないですよ。

我が子にとってどうなのかだけが判断材料なんですからね。

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・・

中1 アスパラガスさん

たくさんこなすと言うことと、長く机の前にいると言うことを混同していたと思います。

計算を出来るようにと問題をかき集めて解かせていましたがダラダラとやってしまい、これでは身につかないだろうと思いましたが、やらなければ出来るようにはならないだろうと悪循環に陥っていました。解決法がみつからず、10の鉄則を購入しました。

10の鉄則をどれだけ自分のものにしていけるかが課題だと思いました。

今までは「風呂屋」などメルマガを読んで想像で判断するしかなかった言葉の意味がわかりすっきりしました。10の鉄則を読んでよかったです。

常にABCを意識して、まずはAから。必ず時間計って鉄則9で書いた目安まで落とし込んでくださいね。AができたらBですぞ!ファイト!

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