こんにちは、ストロング宮迫です。
受験生が次々と出撃しております。
出撃はただ一人での戦いとなります。怖くて、不安で、寒いのに顔は上気して、それでも出撃しなくてはなりません。白黒ハッキリ決着がつく戦いです。
出撃から帰ってくるときは、冷えて帰ってくるから、あなたが待つ飛行場は温かくなくちゃいけません。
あなたにとって温かいとは何でしょうか?と考えると、やっぱり出撃する前までにどう過ごしたかが問われる気がします。
あなたの温かさの度合いは、出撃前の子供たちにはもうわかっている。
勝負は出撃する前までということですな。
受験生で全然緊張しなーい!という子供がまれにいますが、ちったぁ緊張するくらいがいいですよ。
緊張しても普段通りできるように、電車の車掌さんのごとく指さし確認を練習してきたんですから。
「はい50分、問題配列は例年通り。1番から。10分前後で通過!3問は捨て問でこれがこの1問、よーし!」ってね。
受験生よ、数年間のすべてを吐き出せよ!
頭のてっぺんから指先まで緊張感を持って。ファイト!!
さて、年末の紅白歌合戦は見る機会がなかったですが、美輪明宏さんが「ヨイトマケの唄」を歌ったとか。
※この毎日親技は2013年1月10日に配信したものです
知らなかったわ・・・友達に言われて初めて知りました。イイ歌なんで、まだの方はぜひ聞いて下さい。
youtubeはうまいことなっていて、目的のものを探して見るとちゃーんと関連の映像が出てくる。うまいわあ・・・皆さんにはこれも見てほしいですね。
美輪さんがおっしゃっている叱り方は難しいとしても、叱って子供が悪かったなと思えるあり方というのは、私たちも、大いに参考にできる点かと思います。
子供が全然聞いていないのにずぅーっと子供を怒っている親というのは、実は意外と多いですよ。
他人が親子と同じ空間に一緒にいると、それがよくわかる。話を聞いていないガキの顔って言いうのは、わかりやすいですからねえ。
親は同じことを言い続けていると思うかもしれませんが、子供は全然聞いていないので、いつだって1回目、ゼロからのスタート。
これが1回、2回、1年、3年と続くと、親はその蓄積を富士山ほど高くなったと思い、子供はいまだ麓の平地にいる。
そのギャップたるや、冷静に知れば気が狂うほど。
言った量ではなく、伝わった量なのに・・・
現代は伝えたいことがいっぱいあるのに、全然伝わらない時代らしい。
2013.1.5産経新聞
大津市の中2男子が自殺した事件で同級生が暴行容疑などで書類送検されるなど、いじめの深刻な実態が浮き彫りになる中、各地の法務局に手紙で相談を持ちかける小中学生が増加している。
校内でいじめを受けているケースが多く、内容は多岐にわたる。
法務局関係者は「学校や親に相談できない子供の連絡が多く、問題の早期認知にもつながる」と指摘している。
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昨年10月以降の約2カ月間で、東京都内の小中学生から東京法務局(千代田区)に届いた悲痛な叫びは750通以上に及んだ。法務省は悩みを周囲に打ち明けられない子供の「声なき声」を掘り起こそうと、平成18年度から、いじめや虐待の相談を手紙で受け付け、アドバイスする「子どもの人権SOSミニレター」事業を実施。
毎年10~11月、切手不要の専用紙を全国の小中学校を通じて配布している。児童生徒は年間を通じて、悩み事を書いて投函すれば、法務局の担当者に届く。
同省によると、20年度に5567件だったいじめ相談の手紙は年々増加し、23年度は8916件に。・・
親の手からはあふれるほどの悲痛な叫びの手紙が数多く届いていると。
携帯電話も持っているし、インターネットにもつながって、友達のような親がいるのに、法務局に相談しなければならない子供の現実。
ボクも3人の子供を持つ親として、大いに反省させられます。
オレは子供たちの声なき声を聞いているのか、聞こうとしているのだろうかと。
皆さんはどうでしょうか?
先日、東野圭吾の原作の映画『麒麟の翼』がテレビでやっていました。
映画の1つのテーマは「勇気を持ってお互いに向き合うこと」だったような気がします。
たとえ摩擦が起こったとしても・・・
「お前はオレのことを何も知らないじゃないか!」
誰から言われても、一番堪える投げかけです。あなたは、夫のこと、妻のこと、父のこと、母のこと、子供のことをどれだけ知っているでしょうか?
よく知っていると思っていても、年の初めにもう一度振り返ってみませんか?
私は、○○のことをちゃんと知っているだろうかと。今日は家族会議だなあ・・・
前回、告知しました来年への戦いを告げる親カツ講座。
親カツ講座の前期「夏までコース」は、半年間、
2月号「受験1年前に確認すること」
3月号「志望校をいかに決めるべきか?」
4月号「夏休み前に何をすべきか?」
5月号「公開・実力テストの結果を合格につなげるためには」
6月号「夏休みの準備として親がすべきこと」
7月号「後悔しない夏休みにするために親がすべきこと」
このような内容で毎月お届けして参ります。
受験において、先行逃げ切りこそが理想の戦い方です。
毎年言っていますが、受験生にとって、勝負は
「夏休み」前まで!!です。
言い間違いではありません!
「夏休み」前まで!!です。
決して「夏休み」が最大の山場ではなく、その前で勝負の大方がつきます。勝負の行方は見えてくる。
もし仮に期間限定で受験生が頑張るなら、何をおいても、今からの時期でしょう。
信じるか信じないかはあなた次第です!!
第1回2月号は、お申し込みをいただいて決済がお済みの方から順次発送、次号3月号からが毎月20日前後に半年間、6月20日の最終号までお届けします。
とにかく子供のやる気を待っていたら手遅れになる。受験は先行逃げ切りが鉄則!子供が自覚するのを待つのは時間の無駄。子供がやる気になるのは受験直前ですから!