こんにちは、ストロング宮迫です。
GW、終わりですねえ。このGW、谷間の日、学校を休んで大型連休にして海外へなんていう方も結構いるとか。
息子が言っていましたが、休みになると、始終海外旅行に行っている同級生がいて、地理の授業時間にヨーロッパなんかを勉強していると、「それ、この前行ったところだ!」とか言うらしい。
「ボクも、そういうことを言ってみたいです」と息子。
何度かここでも書いたのでご存知の方も多いと思いますが、ボクは世界中を旅しています。
地図帳の上でですが・・・
「お前もオレと旅をしよう!」と地図帳を持ち出すと、子供はイヤがるんですがね。
これは開高健先生の話を聞いてボクが実行していることの1つです。
Q.いつか先生は「若者は旅をせよ。旅に出る時間と金がないなら、体はその場において、精神だけの旅をせよ」とおっしゃっていました。
しかし、体はその場においたままで、思いもかけないようなことが起こる旅ができるのでしょうか。
精神の旅だけの旅とは、いったいどういうことなのか、ご説明ください。
A.かりに君が、何かチャチな犯罪を犯して刑務所に入れられたと思いたまえ。
刑務所のオリの中で暮らしているとき、君の肉体は飛躍のしようもないが、君の頭脳は無限に飛躍するであろう。それを精神の旅というんだ。
別に刑務所に入らなくたって、自分のイマジネーションだけでの旅というのは、満員電車の中でもできることであるし、現に君がしょっちゅうやっていることでもある。
それをもっとリファインし、高めることである。
そのためには、世の中のことをいろいろと知らなければならない。それを踏み台にして、自分一人の飛躍を楽しめばいいんだ。これが精神の旅というもんや。
中学生の息子にこれを見せたんですが「どういうこと? どういう意味? わけわからん!」と言っていました。
GW期間中、ボクはサンフランシスコから船に乗って少し南に進路をとり、太平洋を横断し、ハワイ島の南、北緯15度あたりを西へ進み、マニラ、ベトナム、シンガポール、マラッカ海峡を抜けてアンダマン諸島あたりまで旅しました。
地図の上でですが・・・
イマジネーションの旅に出るのに「世の中のことをいろいろと知らなければならない」が前提とすれば、親子でイマジネーションの旅に出るのは物理的に難しいのかもしれませんね。
家族で旅行を楽しむ方がいる一方で、特に受験生にはこのGW期間中の連休はまたとない恵みの休みとなったはずです。
昨日お話した6年生のお母さんは、GW期間中の塾の特別講座はお休みし、苦手な2月からの算数と歴史の総ざらいをしたとおっしゃっていました。
GWに入る前に「欲張らずに基本だけはしっかりと」と言っていたのですが、連休中、朝から晩までキッチリできたとのことでした。
この時期の受験生にとって、「わずかの連休」での基本の確認が即点数に結びつかない場合がほとんどです。
だって、もう今の時期は入試問題の一歩手前の総合問題になりつつありますからね。
今回、連休中にやった基本問題のその1つ上のレベルの問題がテストでは出ているわけですから。
それでもこの時期に、夏休みに入る前に前学年の基本の確認ができたかどうかは、最重要のポイントになる。
いつも書くことですが、夏休み、意外となにもできずに終わる受験がいかに多いことか・・・
夏休みを利用してグ~ンと伸びるためには、夏休み前に基本の確認がある程度終わっていないと、夏期講習も夏期の特別講習も、ただ授業を受けて終わりになる可能性は大です。
そういう意味で、このGW期間中に「なにを集中して徹底的にしたか」が今後の大きなポイントになる。
「夏休みは頑張ります!」「夏休みこそは・・・」
この決意がうまくいくかどうかは、夏休み前にどう過ごしたかで決まるのです。
ゆめゆめ準備を怠ることのないようにしてくださいね。
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
小4 LEEDONさん
10の鉄則を何度も何度も読み返し、毎日ノリ勉をしています。
鉄則購入後一ヶ月も過ぎてしまって感想提出が遅くなりすみません。鉄則の内容はわかり易く、納得出来るものでした。
トライアンドエラー!
エラーが出てもがっかりしている場合ではなく、何がまずかったのか分析して次に繋げないといけませんね。
時には主人の意見も聞きながら、頑張って行こうと思います。
「捨てる勇気」がなくて、あれもこれもと問題を増やしてしまいます。やらないと後悔するのではと思ってしまうのです。