早速今回の相談を読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。
中2 ゲンママさん
2年生に上がって1年の時には偏差値40台しかとれなかったのが50を上回ることができるようになりました。
これも一重に親技を紹介していただき、無料のメルマガを広く公開していただいているおかげだと感謝しております。
10月になるとこれをうけて通知表が配られ、それを渡される時に3者面談があります。
そのときに明らかにテストの点数が上がった子供に対し、勉強法などを先生に聞かれた場合、「親の私がプロデュースしていること」は言わない方がいいのでしょうか?
親が次はこれ、次はこれ。と指図しているということが、先生に知られてしまうと、やはり、そこまで親が口を出すなんて!と言われたら子供がこの先私が口を出すことを嫌がるようになるのでは?と心配です。
今のところ子供は私が指示を出すことをあまり嫌がりません。
逆に休みの日、私が仕事に行かなくてはならないときなども、今日は何やればいいの?と聞いてくるぐらいですのでそれもどうかと思うのですが・・・
その疑問を抱けるほど本人が成長していないので、まだまだ私が見なければならない必要性を感じています。
3者面談の時の親の対応など参考にしたいので、できる子の親の3者面談法などありましたら教えていただけないでしょうか?
やはり、できる子の親は子供が一人で頑張っていて、何もかも子供に任せております。と言っているのでしょうか?
家庭学習では、お子さんと2人3脚で頑張っておられ、順調に成績も上がってきてるとのこと。
すばらしい!!!
で、質問は3者面談について。
親がプロデュースしてることは言わないべきか?
読者の方の中には、ゲンママさんの相談を読んで「別にどっちだっていいんじゃない!」なんて思った方もいるのではないでしょうか?
どうでしょう? 言いたければ言えば!なんて・・・
1つ言えることは、ゲンママさんのような相談が出てくるということは、手応えがあり、成績が上がっているからなんです。
成績が上がれば、今までとは違うことが気になったり、違うモノが見えてきたりします。いつも言う「ステップが上がった」わけですから。
対先生、対お友達の親なんてことも、成績が上がれば上がるほど気になるモノです。なので、ゲンママさんの相談は出るべくして出てきたものと思います。
さて、確かに、点数が飛躍的に上がった生徒には、「家ではどんな勉強をされていますか?」と聞いたりするものです。
先生だって疑問に思いますし、理由を知りたいですから(^_^)
えっ、みんなに聞かないのかって!?
逆にガクンと点数が下がった生徒には「今回はどうしたの?」と聞くことはありますが、変わりばいのない生徒には聞いても仕方がないですから(>_<)
点数が上がって理由を聞かれるのは、名誉なことですし、なにより子供にとっては「褒め言葉」であることは間違いありません。
では、多くの保護者は何と答えるのか?
ストロングの経験から言えば、
今回はいつもより頑張ってました
とか
最近頑張っています
が圧倒的に多いです。
すると、先生たちは思うわけです。
「やっぱり頑張ったら成績も上がる!」ってね(^_^)
家でどんな勉強をしてるのか?誰としているか?なんて知る由もないです、はい・・・興味も特にないかもね(≧◇≦)
さて、ではゲンママさんはどうすべきか?
↑↑↑と同じ言い方でイイと思います。
できれば、「最近、頑張っています」の前に「おかげさまで」ぐらいをつけておくと良いでしょう!
「親が頑張っている」と言わないのは、ウソをつけと言ってるのでなく、2つの意味があるからです。
1つめは、先生に対して。
熱心な親であることをアピールすることは大事ですが、うっとうしく思われるとマイナスです。ホントこういうことを考えるのは成績がイイ子の親くらいですが・・・
ゲンママさん自身が心配されているように「そこまで親が口を出しするのはどうかと思いますが・・・」なんて言われようものなら、お子さん自身のやる気にブレーキがかかってしまいます。
先生の言動はある意味、子供たちには絶対ですから、慎重にすべきだとストロングは思います。
特に先生が言いそうなことがわかっている場合は、なおさら慎重にいかないと家庭内がムチャクチャになってしまいますから。
ただ、うっとうしくなく、熱心さをアピールするってなかなか難しいですなあ。
ちょっと、以下の2つを比べてみてください!
その1
「うちでは、この子にとって今必要なのは○○だと思っているので△△をさせてます」その2
「本当はもっと子供のそばで勉強をみてやるべきなのかもしれませんが、思うようになかなか見てやることができなくて・・・最低限これだけは親が責任持ってさせてほしいということがあれば先生教えてください」
いかがですか? ストロングは、後者【その2】をオススメしています。
うまく言えないんですが、あえて言葉にするとすれば、
先生と子供の間には親は入らない
ということになるでしょうか。
あくまでも、目的は、先生に自分の子供の面倒をしっかりと見てもらうなわけですから(^_^)
この目的を達成しつつ、「親が頑張っていると言わない」もう1つの理由は、子供に対してなんです。
ピンときました?
そうです!
お手柄は、子供にゆずる
当然ですよね!
会社なんかでもイケテナイ上司は「手柄は自分に!責めは部下に!」でしょう? やっぱりイケテル上司は「手柄は上司に!責めは自分に!」ですから。
親があれやれ、これやれと子供に指示します(すばらしい!!)。確かに、プロデュースでもあるんですが、子供からしたら堪ったもんじゃありません。
でも、辛抱して頑張っているからこそ成果が出てるわけです。逆に言えば、成果が出ているから、頑張れもする。
ストロングの視点からは完全に「親の頑張り」があってのことなんですが、点数が上がったり、成績が上がったり、志望校に合格したりのお手柄は子供に譲るべきだとストロングは思います。
だって親からすれば、
子供が良くなることが一番のご褒美なんですから!
ゲンママさんも今回の3者面談は、せっかくの機会。
この機会に、面談では親と一緒に頑張ってることはあえて言わないで、
頑張ったのは子供!
という話をするのがいいでしょう!
「お母さんはお前のセコンド、頑張るのはお前!」
「成績アップはお前の手柄、頑張るお前を見られるのが私のご褒美」
これでいいんじゃないでしょうか!
しつこいようですが、先生に対してどう見えるか、どう見せるのかはすごく大事です。
子供の勉強のプロデュースがうまくいったら、今度は「対先生」のプロデュースを考えるようになるのはごく自然で当たり前のことなのです!
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
小1 ピカピカピーさん
「読まれたらすぐに感想を」と書かれていたのですが購入から半年経過しての送信となってしまいました。
夫婦で感想を書きたかったのですが、激務の夫に「これ読んでみて」というタイミングが見つからず今日に至っているため、母親である私の感想のみになります。
夫には絶対読ませようと思っておりますので、その時は夫の感想を送ります。
私の中では中学受験を考えており、今からできることや心構えなどはないだろうかとインターネットを検索していたところ、中学受験の手引きというサイトにたどり着きました。
こちらを読んでいく中で10の鉄則が気になり、9000円という金額にびっくりしましたが、失敗覚悟で私のへそくりから購入しました。
封筒が届いた時、「9000円出したのに何この薄さ!大丈夫?」と失敗の文字が頭をよぎりました。
読み終えての感想は、「失敗じゃなかった」です。
10の鉄則が、簡潔にわかりやすく書かれており、この量で私には丁度よかったです。
値は張りますが、購入から半年経ち、最初読んだ鉄則の記憶が
薄れて、また読み返しているので、何回も読み返し、メンバー専用ページを活用し、困った時などに相談して元を取りたいと思います。
小学校1年生で中学受験を意識した場合、早くからの塾通いや猛勉強を想像されるかもしれません。
しかし、低学年だからこそ、受験まで時間があるからこそ、短時間で、成果が出せないかを追求すべきだと考えています。
今1時間でやっていることを30分でできないか。
今2時間でやっていることを1時間でできないか。
もっともっと、先へ先へからもっと集中して短縮できないか。
家庭でそこに意識を集中させる中で勉強のやり方を確立する。
また、興味のあることを学年にかかわらず、深く深く掘り下げる。
低学年のうちは、特にそういうことを意識してやられたらいいですね。