中3 ヒットさん

ついにブチ切れて立っているのも辛い状態になってしまいました。

早い話、10の鉄則を読む資格がない親だったのか・・子供のせいにしてしまっている。

2人の子供はベネッセと塾用のテキストを入手して塾へ行かず、(通塾は断固拒否)家庭勉強です。

夫は自由人で仕事も自分の趣味も精一杯やっていて、子供の学習・生活には口出しもしない「昔ながらの父親」家庭学習の悩みを共有できる夫婦ではありません。

私は、子供の勉強計画をたて、毎日仕事へ行き、家事は手抜きで全般を引き受け、子供のテキストで予習・まとめ・学習して子供と学んでいる状態。(省略)

子供の苦手・得意は把握していると思っています。テスト結果も分析をしていましたし、点数もそれほど悪いものでもなく(もっと取れると私は思う)子供は目標点をクリアしてまるで順調のようでしたが・・・

実は中身は空っぽ・・・・その場しのぎです。

全て私の言いなりで自分がどうするべきか・なぜ?と疑問もゼロ。

考える事もできない様子。

もう昨晩は全てを放棄すると子供にどなってしまいました・・・・子供のせいにしているひどい親です。

これ以上、子供の学習に係わると「なにもできない・考えない子に育ててしまう」そんな不安で苦しんでいます。

本人主体にする係わり方がわからなくなってしまっています。受験まであと残りわずかなのに投げ出された息子も困惑していました。

こんな時、どうすればよいのか・・(;;)

長々と愚痴を記入してしまいスミマセン。

今日も仕事へ行ってきます。

ヒットさん、お疲れさまです!

同じような場面に出くわしている親の方も多いのではないでしょうかね。

次から次へと問題が噴出。終わりなき戦いにやりきれなさも出て、

「立っているのも辛い状態になってしまいました」と。

うまく回っている方からすれば、どうして?という感じでしょうが、ヒットさん始め多くの方から「ウチも同じよ!」という声も聞こえてきそうです。

仕事して、身を削ってやって、なんなのよ!と。

わからない!?あなた!と。

ストロングには、毎日このような相談やら報告が届くわけですが、つくづく「お母さんたち、頑張ってるな~」と思います。

もちろん、お父さんだって頑張っているご家庭がありますけどね。

お母さんと子供

この組み合わせが最も多く、バトルになるのもこの組み合わせ。

お父さんと子供

この組み合わせは、近年増えてきています。

緻密な計画と子供に対する冷静な対応で、成果を上げている親子もいます。

その反面、熱血お父さんに子供が圧倒され、成果も上がらないケースもあり
(>_<)

お父さんとお母さんと子供

この3者の組み合わせが、理想といえば理想。ただし、お父さんのポジションには注意が必要!

お父さんがお母さんの言いなりで、夫婦が一緒になって子供を責めるなんてことになると、子供にとってはたまりません(◎_◎)

反対に、お父さんが子供の味方になって「そんな勉強、勉強って言うなよ!」なんておいしい立ち回りをすれば、子供は勉強しないという楽な方に流れ、成果も出ないまま
(>_<)

夫婦で方針を一致させ、役割分担をうまくやることが、成果を最大限にあげるポイントなわけです。

しかし、現在は事情により父親だけ、もしくは母親だけの家庭も多くあります。

今回のヒットさんのご家庭の場合は、ご主人が子供の勉強には無関心だそうで、実質「お母さんと子供」だけの組み合わせです。

ヒットさんは、

早い話、10の鉄則を読む資格がない親だったのか・・子供のせいにしてしまっている。

と自分を責めていらっしゃいます。

ですが、本当にそうでしょうか?

文面からは、子供の味方になるべく様々な協力をされているのがわかります。テスト結果を分析して、緻密に計画を立てて実行していく。

仕事をしながらですから、相当な覚悟と負担だと察します。そして、結果、成果もちゃんと出ている!

これは、子供のせいにしてしまう親ができることではありませんよ。

そういう覚悟も負担もなく、ただただ「子供が・・・」とブーたれている親の方には、「コラーー!」と叫ぶストロングですが、

ヒットさんは、非常に良くがんばってます!

このことをまずストロングは大声でヒットさんに届けたいと思います。

すごいですよ!ヒットさんって(^_^)

だって、お子さんもヒットさんのその頑張りを理解しているから、

投げ出された息子も困惑していました

のでしょう。

あれ・・・・って。

言えることは、ヒットさんが今直面している悩みは、次のステップだということです。

ヒットさん自身が感じている「もっと取れる」を実現するためのステップ、それが課題。

ここに行き着かない方も結構いますから。

でも、この課題は、一定の点数が摂れているから出てくる課題でもあるのです。

最初から自分で考えて勉強するにこしたことはありません。

ただ、いつも言うように子供にとって自分で考えて勉強するのは高いハードルです。

早い時期から自分で考えさせる習慣を身につけさせるには、さらに早い時期からの準備が必要ということです。

習慣がつく前に、勉強に対する拒否反応が出ないように・・・

一方、親の時間や労力はいるけど、勉強すればそれだけの成果はでるといったステップを通過した上で、自分で考えるという次のステップに進むことだってアリなわけです。

それってすごいことだとストロングは思いますよ。

では、ヒットさんは何をすべきか?

ヒットさんの場合、

子供のテキストで予習・まとめ・学習して子供と学んでいる状態

とあるように、お母さんとしての役割だけでなく、先生の役割も担当されてます。

次の課題に挑むにあたって、まずはこの環境を見直すのがいいと思います。

いや、ここを見直していかないと、ヒットさん自身が望む

全て私の言いなりで自分がどうするべきか・なぜ?と疑問もゼロ。
考える事もできない様子。

この状態を解消するのは無理がある。

というのも、子供からすれば、先生役もお母さん役もヒットさん一人がこなしている状態。

この状態であれば、お子さんが、全てを兼ねるヒットさんを頼り、委ねるのも当然といえば当然の流れなわけです。

全面的に任しても安心な絶対的な存在がそこにある状態で、旅立てといっても、それは難しいのです。

なので、今ヒットさんがやってることで「これだったら、誰かにやってもらえるかな?」という部分、一部分をまずは外部にまかせるのです。

ヒットさんの場合の外部とは、お父さんや学校の先生が考えられます。

塾は断固拒否とありますから、家庭教師ならどうでしょうか。そういう選択肢を検討すべきでしょう。

これは「教える」という部分を手放すことを意味します。

これは非常に微妙な問題なのですが、思いきって言えば、すべてを抱えてその役割を完全にこなしているので、逆の意味で子供は何も考えなくてもいいという状態を生み出しているということなのです。

役割をこなしているヒットさんは非常に大変で辛い。一方で、子供はゼンゼン自分では考えない・・・・

それはヒットさんが完璧にこなしているからこそとも言えるのです。

頑張れば頑張るほど、子供はまかせっきりになっていく。

今、そういう状態だと思います。

ストロングは、そういう意味でいつも「教える」という部分は、誰か他の人にまかせてはどうかと言っているわけです。

そうすることで、親がすべて、もしくは絶対的な存在にならないように防御しておくという感じでしょうか。

とても不思議なことなんですが、ヒットさんも中1のときは、そういうことも、あまり深く考えなかったと思いますが、中3の受験期になって、このままで・・・・と考えたと思うのです。

悩みたくない人は、高校受験が終わるまで突っ走っちゃう。もちろん、それもアリです。

しかし、親というものは、やっぱり先を考える。今はこのままでいいかもしれないけれど、このままではこの先、どうなるんだろうかと。

受験が終わってからゆっくり悩めばいいのかもしれないけれど、受験の前になって悩むんです。

これがさっき不思議と言った意味です。

それはちょうど頑張ってそばについてやってきて、少し疲れが出る時期と重なったり、身体だけは大人並みになっていく子供を見ていて自然と思うことなのかもしれません。

だからこそ、それは次のステップなんだということです。そのステップは選ばれし者のみが登ることができるステップ。

しかし、先に書いた「教える」を手放すのは、「通塾は断固拒否」しているお子さんには難しい・・・・

ということであれば、また、何も考えない子供を受験前に少しでも変えたいということであれば、今の役目を放棄するしかありません。

ただ、放棄するといっても、「全てを放棄する」ではありません。

例えばですが、今やってることが

計画を考える→決める→準備する→勉強する

だとすれば、「決める」「勉強する」を放棄する。

今すべきことをいくつか挙げ、今日勉強することを子供自身に決めさせます。どれだけの時間でこの勉強をするといったことまで自分で決めさせるのです。

勝手に決めてOKではなく、ヒットさんが納得することを条件にします。

で、準備は手伝ってやる。勉強も子供だけでさせます。

これもまったくそばで見ないのではなく、内容によって教科によって、フォローするものと見ないものに分けます。

このとき、そばにいないとボーっと時間だけ過ぎるなんて事態も想定できますので、例のものを準備することを忘れないように!

そう、ご褒美です(^_^)

もちろん、モノではありませんぞ。予定の時間内にやることを終えたら、あとは好きなことに使ってもいい「フリータイム」が一番のご褒美ですから。

ここでは例えばとして、「決める」「勉強する」の2つを放棄するということで書いてみましたが、いきなりそれは恐ろしい!

ということであれば、まずは「決める」の部分を子供にさせるというのも、もちろんアリです。

子供が自分でも考えてやるということは、今ヒットさんが抱えているものの一部を手放すということなのです。

自分の負担を少し減らして、今の成果を引き続き上げる。

自分の負担を少し減らして、今よりもさらに成果を上げる。

完璧すぎる親であればあるほど、悩む問題です。

最終的には子供のすべてのことについて、親は少しずつ手を放していくことになります。

ヒットさんにとっては、初めて訪れた「手放し」だと思いますが、不安だと思いますので、ちょっと一部分だけでも、手放しをやってみてください。

最後にヒットさんにはとても有利なことがあります。

それは、ヒットさんは今まですべての役割をほぼ完全にこなしてきたわけですから、それぞれの役割でなにをすればいいのかを把握されています。

だから、仮に外部に任せても、子供に任せても、

的確なチェックができる!
判定基準はすでにある!
どうしたらうまくいかくかもわかってる!

これは強いですよ!

やって成果を出した者にしかわかりませんから、これは。

あとは自分ほどうまくできない他人や子供への忍耐の修業が待ち受けているでしょう。

頑張っている、頑張ってきた自分を責めずにやりましょうよ!

目指すは次のステップです!!

↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

上記で中3のヒットさんの相談を取り上げました。詳しい事情を知らず憶測をしながら書きましたが、配信後にこれを読んだヒットさんから、メールをいただきました。

ストロングはヒットさんのことを「非常に良くがんばってます!」とコメントしました。

が、そんな言葉が軽々しく感じてしまうほど、お子さんのことを考えて取り組んでおられます。

ここにそのヒットさんからのメールを紹介したいと思います。

塾とのつき合い方、夫婦の役割分担なんかについては、ぜひ参考にしてほしいものです。もちろん、抱えている問題はそれぞれ違います。

でも、その問題に対していかに向き合い、いかに取り組むかについて、ご自身と比べながら読み進めてください。

相当高いレベルでの話ですから、行間をしっかり読んで感じて下さい。

必ず新しい発見があるハズです(^_^) それではどうぞ!

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中3ヒットさん

この度は、私のひどい愚痴メールへご解答くださり、ありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。

ストロング様のおっしゃる通りです。

長くなりますが、今回のその後を報告させていただきます。

子供に「全て放棄する!」と暴言を吐いた次の日は、たまたま仕事を午前で切り上げられて(ラッキー)自宅で休むことができました。仕事へ影響をあたえずに済んでよかったです。

自宅に戻り、「10の鉄則」を何度も何度も読み返しました。自分に足りない改善しなければならない部分を初心に返って自分のためにも息子のためにも見つめなおさなければ前に進めないと感じたからです。

まず家族関係としては、私がこの調子なので父親が仕事と趣味に打ち込んでいる姿は子供にとって憧れで良い影響をあたえています。

父親は、自分は仕事をして家族を支えることにポイントをおいていて、自分の使命だと思っています。

「やる時は、やる!遊ぶ時は、おもいっきり遊ぶ!」を実行しているし、子供にも伝えているため父親は尊敬されていますし、強い存在であります。

子供は学習機能障害と小3で診断を受けて3年間、同じような障害をもった子供を集めて勉強を見てくださる教室へ通っていました。

勉強は全てその教室へお任せしていました。

「親は口出ししないでください。」が先生の方針だったためです。

教室の先生からは中学校は養護学校を薦められました。

しかし子供は「教室の友達となぜかなじめない。空気が違うんだ。僕は普通級でやってみたい。」と小学校卒業時に教室も卒業することを自分で決心してしまって・・・・・

先生からは「ここで辞めたらお前の子供はダメになる!!通信教育でできるわけがない!!!お前(親)は馬鹿か!!!」と怒鳴られ罵られ・・・・

一緒にいた弟が泣き出すほどの迫力でしかられました。

私は息子の決心を信じて応援することにしました。そこから、私のチャレンジが始まってしまったのです。

鉄則3が心にしみました。

振り返ってみると子供は確実に成長しています。学習機能障害を忘れてしまうくらい・・・・・

今では、教室はやめてよかったと思えます。

時間・空間など目に見えない事がネックとの診断で、数学的感覚がとても弱いです。

理科も社会も家庭科なども資料理解(計算)と応用問題以外は、とりあえずOKみたいです。

点を落とすのはこれとケアレスミス(誤字・脱字・解答ミス)です。

英語は3回満点でした。でも実力テストでは点数が取れません。

理科・社会はトップを取れました。(計算が入るとその問題は×です・・・前回は計算問題をクリアする目標をたててトライしましたがエラーでした。)

国語は担当の先生が苦手で1年間、放棄してしまいました。(平均点位)もったいない。

数学は平均点位らしいですが・・・・本当かな・・・・あやしい・・・

塾へも挑戦はしました。

集団塾:冬季講習を体験
個人塾(生徒2:先生1):2ヶ月です。

なぜ「断固拒否」を始めたのか振り返ってみました。

個人塾は、問題を自分で解く時間ばかりが多くて先生から得る知識が少ないから進研ゼミで対策した方が有効だと判断して子供と話し合いの結果辞めました。

問題を解くとやった気分にはなるけれど間違えた問題と向き合う時間が足りなくなってしまうのです。

集団塾は、子供から「部活で疲れてから講習を受けるので眠たくなるので効果がないし、時間が慌しい。自分の苦手な部分に焦点を当てられない。」と申告があり本人が通っても無駄!と辞めました。

それなのに・・・・最近の勉強は数学は苦手な計算から始まるし、理科も計算・・・・受験の勉強も少しずつ始めて・・・・

学校の個人面談で先生に「本当に塾へ行かずに受験する気ですか?」とビックリ顔で確認された事。

全てが重なって不安の原因となりました。

通塾していないのは学年で3人!(他2人はトップ校を狙える女子だから・・・・)学校の授業も皆さんが塾で終わっている単元ですからサッと説明はしてくださいますが、「わかる」を前提に進めらるので予習をしっかりしていなければ、先生が宇宙人(何を言っているのかさっぱりわからない)になってしまうようです。

私は、中学生の時も落ちこぼれで「高校へ行けません。」と宣言をされた経験があるし、通塾の経験もないので問題集&参考書を頼りに勉強したので勉強方法は自己流でお粗末です。(子供には伝えてあります。)

でも、親が「うちの子供は絶対に受かります」と宣言をして、受けるだけは受けさせてもらえるように手配をして・・・・頑張ってトップ校へ合格できましたよ。

子供とストロング様からのメールを一緒に読み、なぜ私から学ぶのか聞いてみました。

理由は、

・塾では得られない自分の苦手対策ができるから。

・テスト問題の予想が的中するから。

・得意な単元まで講習を受けないで済むから。(自由時間ができる)

・学校の対策を主にできるから提出物がしっかり作れて評価があがる。

言われてみると学校の事を中心に取り組むので、こんなに苦手な数学も成績表では評価していただき5段階で「5」でした。

苦手単元と新しく習う単元を私と予習するからバトルになる・・・との結論もでました。

苦手だからなかなか理解できないし時間もかかる。新しい単元も同じ、向き合うとイライラするのでしょう。

数学以外は自分で進研ゼミをトライして分からない所は私と勉強する。理解できない時は、「小刻み戦法」で解決することにしました。

「とりあえず理解」まで私とする→毎日少しずつポイントだけ(5分から10分の隙間時間)「こんなのあたりまえじゃん」となるまでいろいろな角度から少しずつ繰り返し理解する。(鉄則8・9かな?)「あたりまえ」になったら問題にチャレンジしていく。

いつも本当につまらなそうにイヤイヤな顔でやる気がない勉強時間で、私も本当にやりがいがないし悲しかったので改善できたら嬉しいです。

予定の立て方は説明をしましたが、パニックになっていたので少しずつ一緒に計画をたてる事にしました。

まずは、自分が今日はどんなことを目標に勉強するのか私と確認してから自分で「鉄則5」と「鉄則9」に取り組む。

「鉄則8」はすぐには実行できないけれど(今までもキッチンタイマーを持たせていたのですが、苦手な部分でつまづき守れない日が多い。)

守れなかった場合は、時間が掛かってしまった問題に印をつけて次へ進み、印の問題は理解ができていないからと判断して「小刻み戦法」へまわす。

今回のエラーは、次のステップへ進むためだった・・・

「実は中身は空っぽ・・・その場しのぎ」

「全て私の言いなりで自分がどうするべきか・なぜ?と疑問もゼロ。考える事もできない様子。」

このような最近の学習に「渇」をいれるためのエラーだった・・・

初心に省みるエラーだった・・・

これからは「10の鉄則」をトライ&エラーで活用させていただきます。失敗は成功の種!大事に育てます。

このようなチャンスをいただき心から感謝を申し上げます。

いかがですか?すごいですねえ・・・

真正面から子供と関わるというのは、まさにこういうことなんじゃないでしょうか。

ヒットさんは、

メールを入力する時、した後で、自分自身の考えが頭から腹に落ちた・・・ような感覚になり驚いていました

と別のメールで書かれていました。

誰に対してでもそうですが、報告というのは、人のためにやるものではなく、自分のためにやるものだとストロングは思っています。

営業日誌も業務報告も上司への報告を兼ねていますが、結局、自分の明日のために書く。

経験上、意識的か無意識的かは別にして、優秀な人間は書きながら自分のやっていることを整理していました。

特に煮詰まった時、不安な時、パニックになった時、どこかに駆け込む前に文にして書いてみる。

そこで整理できなければ、イイ回答は期待できません。

なぜなら、イイ回答は、イイ質問に対してなされるわけですから。

書くことによって、問題点が整理され、その中のいくつかの点は子供と話し合い、策を決定し、そのときの子供との話し合いの雰囲気や様子を踏まえて、それ以外の決まらない迷っているものについて相談する。

それでこそ、自身にとって、有益な回答やヒントが得られる可能性が高まる。

子供が先生に質問するときも同じで、具体的な質問であれば、具体的な回答が期待できる。そういう意味で、迷った時に書いてみるという行為は、すべては自分のためでもあるのです。

そして、ヒットさんがそうでしたが、うまくいかなかったとき、外部や子供のせいにせずに、自らにベクトルを向けた。

それがあって初めて周りも応援してくれるのではないでしょうか。

先生が悪い、子供が悪い、教育制度が悪いなんていくら聞かされても「あーーそうですね」って生返事されて、結局何も解決しないわけですから。

ヒットさんにはこれからも新たな課題が提示されると思います。

そのとき、ブチ切れることもあるでしょう。切れたらいいんですよ!!

でも、その都度子供と話し合い、問題を整理していくことで、もっと良くなっていくことでしょう。

だって、今のやり方を続けていけば、良くなる道しかないわけですから。

あなたも今の問題や悩みを振り返ってみて書いてみませんか?

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