こんにちは、ストロング宮迫です。

暑苦しい日が続きますが、ボクはかなり涼しい!

えっ、クーラーばっかかけてんだろって!?

いえいえ、滅相もございません!

といっても確かに例年に比べてクーラーはかけているんですが、それ以外に本当におもしろい本に出会ったからなんです。

泣きながら・・・
笑いながら・・・
あーーー、生きててよかった・・・・・

そんなふうに感じることができる本を最近読みました。読めば涼しくなって元気が出ること間違いなしです!

暑くてヘタっている方はお盆休みにでもぜひお手に取って見ていただきたい。

設定が「師匠」と「弟子」となっていますが、

「親」と「子」、「先生」と「生徒」

などに置き換えて読み進めてもかなり参考になると思います。

まあ、すげえ!おもしろい!とわめいても伝わらないので、ほんの一部をここに紹介します。

なお、ボクがおもしろい!と思った箇所の1つがこれであって、あなたにとっておもしろいかどうかは定かではありません。

なので、最後の判断は必ず手にとって見てからにしてくださいね。買わなくてもイイから絶対に手にとっては見てくださいね。

※この毎日親技は2008年8月3日に配信たものです

『赤めだか』立川談春著
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中学卒業間近、上野鈴本へ落語を聴きに行くという企画があった。同級生はほとんどが落語初体験。前座からまァよく笑っていた。

そんな中で立川談志登場。他の芸人とは出しているオーラが明らかに違っていた。独特の毒舌の面白さに僕は驚いた。

「あのネ、君達にはわからんだろうが、落語っていうのは他の芸能とは全く異質のものなんだ。どんな芸能でも多くの場合は、為せば成るというのがテーマなんだな。一所懸命努力しなさい、勉強しなさい、練習しなさい。そうすれば必ず最後はむくわれますよ。良い結果が出ますよとね。

忠臣蔵は四十七士が敵討ちに行って、主君の無念を晴らす物語だよな。普通は四十七士がどんな苦労をしたか、それに耐え志を忘れずに努力した結果、仇を討ったという美談で、当然四十七士が主人公だ。スポットライトを浴びるわけだ。

でもね赤穂藩には家来が三百人近くいたんだ。総数の中から四十七しか敵討ちには行かなかった。残りの二百五十三人は逃げちゃったんだ。

まさかうまくいくわけがないと思っていた敵討ちが成功したんだから、江戸の町民は拍手喝采だよな。そのあとで皆切腹したが、その遺族は尊敬され親切にもされただろう。

逃げちゃった奴等はどんなに悪く云われたか考えてごらん。理由の如何を問わずつらい思いをしたはずだ。落語はね、この逃げちゃった奴等が主人公なんだ。

人間は寝ちゃいけない状況でも、眠きゃ寝る。酒を飲んじゃいけないと、わかっていてもつい飲んじゃう。夏休みの宿題は計画的にやった方があとで楽だとわかっていても、そうはいかない。八月末になって家族中が慌てだす。それを認めてやるのが落語だ。

客席にいる周りの大人をよく見てみろ。昼間からこんなところで油を売ってるなんてロクなもんじゃねェヨ。でもな努力して皆偉くなるんなら誰も苦労しない。努力したけど偉くならないから寄席にきてるんだ。

『落語とは人間の業(ごう)の肯定である』

よく覚えときな。教師なんてほとんど馬鹿なんだから、こんなことは教えねェだろう。嫌なことがあったら、たまには落語を聴きに来いや。あんまり聴きすぎると無気力な大人になっちまうからそれも気をつけな」

中学卒業間近でこの話を聞いてシビれる感性はボクにはなかったと思います。

が、高校卒業間近か浪人中か・・・その時期くらいにこの話を聞いていたら、もしかしたら入門していたかもしれないですねえ・・・

「縁」なんて言葉をよく使いますが、何かに出会うということの大事さ、ありがたさ、そして、その瞬間に立ち会う運というか臭覚というか、大事ですねえ。

あなたの目の前には「なにか」がもうすでにあるのかもしれませんよ。

それにしてもおもしろい本でした!!おそらくこれから何度も何度も読むことになるでしょう。

その著者はボクとたぶん同級生!

才能っていうんですかねえ。くじけちゃいそうです・・・トホホ

ボクみたいな人間が落語では主人公なんですかね?

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うれしい報告
『10の鉄則』の感想、続々と・・・・

中2よーちゃんさん

そうじゃないかな?と思っていたことがずばり書いてありました。

わかってはいるけれどと常に言い訳してしまう私がいます。なら成績がいい子の親なんて諦めればいいと思うけど、簡単には諦められなくて。親から変わらなければ・と今度こそ決意を新たにしました。

小3本気ママさん

お読みして本気でやる気になりました。「やっているつもり」が一番悪影響を及ぼすということを理解しました。甘い自分を再確認した次第です。今日から本気でやります。まずは第1章から。応援してください。

わかっちゃいるけどやめられない!なんていうのがありましたが、わかっちゃいるけど、できません!と。

成績がイイ子の親の努力は相当なモノである!ストロングは心から敬意を表してそう思っています。

やるのかやらないのかは親次第。

同じやるならグズグズ言わないでやる!
結局やるならグズグズ言わないでやる!

それしかないでしょう?

  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)
  • 親カツ講座(入
試実践コース)