早速読んでいただいて私のバズーカ砲を受け止めていただきましょうか。

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今回は、部活についての話をしたいと思います。

もう引退となった受験生もいれば、まだまだこれからという方もいると思います。

中学生だけでなく、小学生でスポーツも勉強も頑張らせたいとお考えの皆さんにも知っておいていただきたい内容です。

受験生にとってこの夏休みは、ライバルに差をつける、またはライバルに追いつく絶好のチャンス。

一般的に考えれば、夏休みほどまとまった時間が取れる機会はありませんから。

でも、中には部活が忙しく

「受験生だけど、勉強する時間なんてなかったよ!」

という方もいらっしゃったのではないでしょうか?

受験生の親としては、部活に励む我が子に対して、

「受験、大丈夫なの?」

という心配と

「最後まで、部活を頑張らせたい!」

という思いが交錯してモヤモヤしていたはずです。

そんな部活一筋の親にとっての期待は、

部活が終わってからの追い上げ

確かに、部活を頑張った連中は、勉強の追い上げがスゴイのは事実です。

ストロングが、中3の夏休みに生徒達にゲキを飛ばす中にも必ず部活を頑張っている連中は登場します。

すなわち、

「今のうちに成績を伸ばしておけよ!そうしないと部活が終わった連中に追い越されるぞ!」

それだけ、脅威な存在だということは事実なんですね。

えっ、うちの子も大丈夫だと安心したって!?

それは、ちょっと待ってください!

当然のことながら、伸びるのは全員ではありません(≧◇≦)

部活をやめて受験までに右肩上がりにガンガン上がる連中もいる。

一方で、部活が終わった瞬間から自分の仕事は終わったとばかり、成績は現状維持のまま。

それどころか周りが頑張る分、ドンドン下がっていく連中だっています。

最近のメルマガでも、そのことについては取り上げました。

そのときは、

自分のレベル(成績)が、自分の想像を下回ったとき

これを家庭で親が演出していくんだ!と書きました。

ただ単に「このままいったら不合格になるよ!」という脅しだけでは、効きませんよとお話したわけです。

そして、危機感を感じさせるための方法として、今までにやった実力テストを家庭でやってみましょう!と言ったわけです。

まあ、今回は少し視点を変えてお話していますから、話を戻します。

伸びる子と伸びない子の違いは何か?

この違いを知ることで、伸びない方に該当した場合、親として対策を打つことが可能になります。

また、受験生でない方であれば、1年後、2年後を見据えて、備えることができます。

さあ、ここからはじっくり読み進めてくださいよ!

一般的に、部活をやめて成績が伸びる理由として、

今まで勉強しなかったから

なんて言われます。

それが、勉強をするようになったから伸びた。

これって、当たり前のことです。

しかも、部活に限らず言えることです。

知っていても何も得なことなんてありません(>_<)

よく塾の先生なんかが心配する親を安心させるために、

「部活が終わって勉強するようになったら伸びる子が多い」

なんて言いますが、こんな言葉で安心する方が間違いです。

なぜなら、部活をやめてから勉強するようになるかどうかは、部活をやめるまでわかりませんから!!

「どうやら、お子さんはハズレだったみたいです・・・」

なんてことになりかねません(>_<)

もう一度言います。

伸びる子と伸びない子の違いは何か?

ストロングは、これまでの経験から

部活への取りくみ方

に違いがあるように思うのです。

では、部活をやめて伸びる子はどんな子か?

この3つに該当する子です(^_^)

1)勉強と部活に共通点を見つけた子
2)部活で苦手克服を経験した子
3)部活で勝負慣れしている子

1)については別にスポーツに限った話ではありません。文科系の部活にだって同じことがいえます。

勉強とよく似ているんですね。

つまり、基本問題を反復することを怠ると成果はでません。

発展問題ができるようになるには、基本ができていないと無理なのです。

まさに、部活でやってきたことと勉強は同じということです。

2)も同じことです。最初はできない(=わからない)ことだって、練習するればできるようになる。

そうすれば、次のステップに上がれる。

別に気付かなくても、無意識のうちにそれができれば、勉強だって成果を出すようになります。

3)については、ストロングが強く感じていることです。

別にテスト慣れしているわけではないのに、平常心でテストを受けることができるようです。

試合などで緊張する経験をしているので、緊張の状態でもいつもの力を出すことができるということだと思います。

これは、受験が近づくにつれて有利となります。

逆に、テストになると点が取れないという子などは、テスト慣れするための経験を積むことしか、克服できないと考えるべきです。

特に2)と3)の2つは、子供自身が意識していない場合は、親が気付かせてやることです。

勉強の話として、「最初はわからないことだって、勉強すれば、できるようになる!」なんて話しても、うまく伝わらないことも、実際にやっているスポーツを通して話してやると伝わったりもします。

説教くさくならないのもいいことですから、ぜひ機会を捉えて、子供に気づかせるように働きかけたらいいですね。

そのことで、自信を持って勉強に取り組むことができたりしますから。

次に、部活をやめて伸びない子について。

さて、部活をやめて伸びない子はどんな子か?

次の2つに該当する子です。

ア)時間管理が下手な子
イ)好き嫌いがハッキリしている子

ア)については、忙しかった部活が終わって自由な時間が増えることで、ボーとなってしまう子のことです。

そんなときは、親がスケジュールを管理してやるといった対策が必要となります。

イ)は、もともと好きだったから部活には熱中したが、勉強などはまったく手をつけなかった子。

まさに部活のみに生きるという取り組みをしていた子供です。

好きなものはやる。それ以外は、拒絶するというわけです。

しかし、これはたいてい子供の勘違いで起こっているものです。

実際好きな部活をやっていても、その練習の一部には、嫌いな練習も含まれていたはずなのです。

例えば、サッカーの部活が大好きな子供で、シュート練習は大好きでも、ダッシュは苦手でキライだとか。

その際に、仮に週と練習だけは真面目にやるけど、ダッシュの練習をしなければ、実際の試合ではなかなか力を発揮できないものです。

当然、好きな練習・嫌いな練習というものはあるものですが、こういう部分部分を切り取って、真面目にやったり、不真面目になったりする子供は、やっぱり勉強でも伸びません。

こういうタイプは、受験学年の今から克服するのは難しいと思われます。

もし、自分の子供が練習の好き嫌いがハッキリしていて、それが態度に出るような子供であれば、必ず「気持ちの切り替える」訓練をしておくべきなのです。

シュートもダッシュも含めてサッカーというスポーツですし、好きというのはキライな練習も含めて好きということですから。

そういうことを子供に教えてあげる、知らしめることで部活が勉強にも通じるわけですし、部活をやっている子供が伸びるというのは、それを子供が無意識のうちでも気づいているからなわけですから。

いかがでしょう?

皆さんのお子さんは伸びる子のほうのタイプでしたか?

勉強以外の部活やスポーツなどで今取り組んでいることは、すべて勉強に対する態度につながっているものです。

一生懸命やるのはすばらしいことですが、それが単なる部活バカ、スポーツバカにならないようにしたいものです。

ぜひ今回の話を参考に我が子の態度や姿勢を考えてみてください。

あっ、そうそう、部活が終わったあとで勉強が急激に伸びる子は、基礎的な事項の勉強は、少ない時間の中で必ずやっているものです。

いかにお子さんが伸びるタイプの子供でも、まったくの「0」からのスタートでは、時間が限られる受験では大変です。

忙しくて時間がない!部活熱中クンにも、少なくとも基礎的事項だけは猛ダッシュをかける前に、やっておくこと。

それは必須ですよ!!

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うれしい報告

ノリ勉[算・数] 5日目の報告

小5 匿名さん 

(省略)朝の10分の計算練習についてのストロング先生のコメントを読んで、私自身ががつんと一発パンチを食らった感じです。

「だから言ったでしょ!」と過去のことを持ち出して責めるように(実際なじっていますもの)言っても、それで「なにくそ、今度こそやってやるぞ!」なんて思いませんよね。

自分で反省するならともかく、他人、しかも親にそんなことを言われてやる気を出すわけありません、今更気がつきました。

モチベーションが上がらないこと、怠けることをどこか子供のせいにしていて

「やらないならもう私の知ったこっちゃない、勝手にしたら」

と思う一方、

「このままではいけない」
「なにか親としてもっとサポートできるはず」

と模索しているときに「10の鉄則」や「ノリ勉」に行き当たりました。

「10の鉄則」を読んで今まで漠然と思っていただけのことが「こういうことなんだ」と腑に落ちました。

そして「やってみよう」と希望が出てきて「ノリ勉」実行に突入しました。

今までもずっと個別塾の先生には

「息子さんを大いに褒めてあげて、勉強する→わかる→できる→うれしい→また勉強する→もっとできる→もっとうれしいというサイクルを作りましょう」

と言われていて、それを心がけていたつもりでしたが、「つもり」だけで具体的にどうしたらいいのかはわかっていませんでした。

だって、褒めてあげたくても褒められないことが多くて・・・なんて言っていてはダメなのですね。

親の出番はそこなのですね。

子供が成果を出して褒められるように仕向けていくことが必要なのですね。

放っておいたらある日突然目覚めて勉強し始めたなんてことはまずあり得ないですものね。と頭では分かっていても、実行を始めるといろいろ思ったようにうまくいかないこともあります。

「子供が悪いんじゃなくて、うまく自分をコントロールできない親の私が悪いんだ」

というのは反省でなくて、結局ダメだなと思っている自分を「こんなにやっているのに分かってもらえなくてかわいそうね」と慰めるだけの自己憐憫に陥っているだけ、先生のおっしゃるとおり偽善のにおいぷんぷんです。イヤですね。

これでは自分も子供も前には進めないです。

今度こそどうしたらうまくいくかを子供を観察しながら考えてみます。

そして「分かる」を「できる」に引き上げて、その都度成果を出していくノリ勉のプログラムの考え方を、早速朝の10分の計算練習にも取り入れてみます。

冷静に息子のやっている問題、やっている様子、やった跡を観察してみます。(省略)

心がけて「いたつもり」
わかって「いたつもり」
やって「いたつもり」
知って「いたつもり」

「・・いたつもり」こそは親が自ら排除しなければならない悪習。

排除するためには決意じゃなく、子供の見方、勉強のやり方、成果の測定の仕方を変えればイイ。

人は決意をしても、習慣を変えなければ同じことを繰り返しますから。

【算数・数学】と【英語】の勉強はこうしてください!

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