こんにちは、ストロング宮迫です。

10月ですねえ。受験生にもようやく入試という現実がヒシヒシと感じられる季節になってきました。受験生の親はその一歩も二歩も前を歩いているので、受験生よりもヤキモキしているでしょう。

小5生はいよいよ「小5の壁」に直面し、中2生は中だるみからいかに脱却するかに頭を悩ます。

子供にはその時期その時期で解決すべき課題が目の前に現れます。解決しなくても、解決しようとしなくても時は経ち、学年は進む。

ゆえに目の前に立ち現れた課題に挑まなければ、それは負債となってずっと子供にまとわりついてくる
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体にこびりついている負債はわずらわしいものです。挑まなければ、そのわずらわしさからは逃れられないし、キッカケもヒントも得られない。

数年間の勉強における総決算が入試。そこでもし借金があるならば、支払わねばならない。それを苦と思うか、薬と思うか。

数年間で1回問われる入試も、数か月で1回問われる模試も、毎週問われる確認テストも、いずれも「いかがでしょう。できていますか?」と聞かれる。だから本質は同じ。

イチイチ問われるのはキツイけれど、問われるから、結果が出るから軌道修正も方向転換も自分たちの勉強方法ややり方を見直す機会が与えられる

ある意味では「問われる」ってことは親切なシステムってことです。
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見直す機会が与えられたのに、見直さなければ、イイ結果は得られない。見直すべき点の突込みが弱ければ、もう1回問われる。

志望校判定テストが返ってきて、予想より悪くて落ち込んでいる受験生と、この前話をしました。

「うん、わかるよ、その落ち込む気持ちは」さぞや絶望的な気分だろうと思う。

思うけれど、自分のテストを見てごらんよ「ほらココとかココね。できる問題だよね? でもテストでは間違ってる。理由は、理由わかる?」

「わかる」らしい。

それを見直せばイイだけなんだよ。複雑なことはなにもない。シンプルだ。シンプルなはずなんだけど、やろうと思ってもなかなかできない。だから訓練する。

テストを受ければ課題が出る。その課題に挑んで次のテストに臨む。課題がなにかわからなかったらまずは見つけなきゃいけないけれど、課題がわかっているなら話は早い。

「あなたには課題がありますよ!」っていきなり数年経って入試でいきなり問われたら困るでしょ?

まだ何回かチャンスはあるんだし、入試までも十分といっていい時間がある。見つけた課題に挑んで克服したという自信をもって次に挑むべし。克服して臨んだと思っても、また違う課題が次のテストでは出るからさ。

もぐら叩きと一緒なんだよ。叩いたつもりなんだけど、また同じ課題が出来なくて首を出すってこともあるし。時間が許す限り、課題をたたき続ける。入試に間に合おうが間に合うまいが、できるだけ出た課題をたたき続ける。

不安や心配や絶望している受験生には殲滅する敵を明確にしてやらなければなりません。

「コイツとアイツは必ず撃破せよ!」ってね。
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こっちも守って、あれもやって、できれば見直しもしてみよう!なんて、いっぱいはできないから。志望校判定テストでも普段受けるテストでも課題を明確にして、敵をハッキリさせて目的をもって受ける。

1回じゃ解決しなければ、もう1回だ。前に進んでいないと、それが実感できないと、これから勉強が手につかなくなる。やるべきことは山積みなのに、なーにもできなくなる。

親はね、そこの部分をしっかり見てやる。子供は自分では考えているようで考えられていないから。

あなたのお子さんには敵がハッキリ見えているか? そこが問題だ。


 

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