こんにちは、ストロング宮迫です。
なんだか陽気が春らしいですなあ。標本木を基準にして各地で桜の開花宣言が行われているようです。
あなたにもたぶんあなた自身が普段目にしている標本木があって、春の訪れを肌とあなただけの標本木を見て感じていることでしょう。
季節は人に教えてもらうものではなく、自分で感じるものですからね。
でも世間で「春」って言っているから自分にも「春が来た」って思う人も言います。お子さんには「春」や「開花宣言」はやってきてるでしょうか?
子供たちはこれからみんな等しく桜吹雪の中、自動的に新学期を迎えるけれど、開花準備の整っていない子供もいれば、冬に芽を摘み取られてしまっている子供もいます。
気持ちが湿っていたり、気分が沈んでいたり・・・だから春休みはしっかりと子供を見てやってほしいと思います。
一人で家にいる時間が長い子供の場合は、夜一緒に過ごすときにいろんな話を聞いてやってほしい。どんな話をしたらいいかわかんないよっていう方には、親の春休みの親の課題図書としてとってもイイのがあります。
お母さんと小学3年生のさきちゃんのなんでもない日常が描かれているステキな作品です。
これをどうやって説明しようかと悩んでいたら、アマゾンのレビューにボクが思ったことがほぼそのまま書いてあったのでそれを紹介します。
投稿者:くまさん
この文庫の梨木香歩の解説はパーフェクトである。『日常は意識して守護されなければならない。』北村薫の魅力をこの一言で見事に現してくれて、私はいたく満足である。
そうなのだ。『私と円紫』シリーズにしても『覆面作家』シリーズにしても、その隠れた『本格推理』水準の高さを誉めた解説子は多くいたが、北村が何故日常にあれほどこだわっていたかを解説してくれた人はいなかった。
この本は母と子供の物語である。
母親が読んでも充分に面白いだろうが、本当は父親こそ読むべきだろうと思う。母親にこんなにもおかしく面白く知性に満ちた子供との関係を任せて良いものだろうか、ときっと思うだろうから。
この作品を評するせっかくのすばらしいコメントに下世話なボクのコメントをつけるのは申し訳ないけれど、この「月の砂漠をさばさばと」の中でなされているような「さきちゃんとお母さん」のような会話が親子でなされると、子供は「国語がよくできる」ようになります!
間違わないで下さい、この本を読んだら国語ができるようになるんじゃないよ(>_<)
この「月の砂漠をさばさばと」でなされているようなさきちゃんとお母さんのような会話が家庭で親子でなされると、子供は「国語がよくできる」ようになるんですから!
これはほぼ確実なんだけれど、みんなしないし、できないっていう親の方もいます。解説の梨木香歩さんはこのような会話を「ほんのりと上質のエロス」と評されてる。なるほど。
ウチの子、国語がホントできないのよ・・・ってお悩みの方はヒントとして北村薫さんの「月の砂漠をさばさばと」を読むのがよろしい。
ボクもこれを目指してきたけれど、うまくできなかったような気がします。それは「上質」ではない「低い相のエロス」が出てたからなのかもしれません。
中学生の娘にも読んでほしくて渡したんですが、その良さは「ちょっとよくわかんなかった」って言ってました。正直でよろしい。
うん、そうか、やっぱりこれは大人の、いや親が読むと思うところがいろいろとある本なのかもしれません。
2時間もあれば読めるはずです。騙されたと思ってね。それと「国語ができないのはなんでか?」を知るためにもね。
「月の砂漠をさばさばと」を読むとその原因の一端がわかるかも・・・です。
さきちゃんのお母さんは、
・・・こんなことを考えました。
子供のやることにも、理屈があるのね。あなたのことはとっても可愛い。
でもあなたの理屈が見えないことは、これからだって、きっとある。そちらから、こちらが見えないことも。
いい悪いではなくて、そういうものよね。
こっちとあっちをつなぐのが言葉であり、会話ですからね。
子供が言ってることはよくわからなくても、どうしてそう言っているのかを理解することはできるはず。
あなたのおうちでもそんな会話のキャッチボールがこの慌ただしい春休みになされることを祈ります。
この本を親の課題図書として紹介し、今日のボクの話は2年ぶりくらい(^ε^)-☆ に短めにしておきます。
すでに塾では新学年がスタートしていますが、これから学校の学年が上がり、いよいよ身も心も新学年に子供たちはなっていきます。その新学年になるにあたって、ぜひやっておいてほしいこと、それについて話してみました。
春はやっぱりノリ勉で勉強のやり方の見直し!
「ノリ勉」終わったよ!報告
新小5マーマーさん
◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:
子供の集中力です。2クール目にも、同じ様な気持ちを抱いてくれるかは不安ですが、こんなに集中して勉強に取り組む姿は初めて見ました!
100%をとれなかった時・・自ら「もう1回やる!」という言葉を娘の口から聞くとは・・・先生に感謝であります。
私自身にも成果が・・・「誉めてのばす」です。怒ってばかり、減点法でばかりの接し方であった私に、加算法を思い出させて下さった先生に感謝。
まだ我が娘は、やれるかも! と私自身やる気にあふれております。
◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか? あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?:
この「のりのり」に取り組んでみて、私が勉強をやっていたんだと思いました。「これがこうなって、こうなるから、こうでしょ!」と。次のテストはここが出るから、これをやろう! と。
見ていたのではなく・・・自分がやっていたんであって、見ていたのではなかったと思います。
周りに居る受験生を持つ母親・父親と話している中で、「これやって、あれやってじゃあ、何をしたらいいのか自分で考えられない人間になっちゃうよ」と言われ、今度は「自分で考えなさい。次のテストはどこが出るの? その為には何をやればいいの? 自分で考えてごらん。」と。
この「のりのり」を始めて、親が見ている事によって、子供が感じる何かを私が感じる事が出来る様になったのではないかと思います。
子供をその気にさせる方法ってあるんですね。
「本人がやる気にならない限り勉強を意欲的にこなすなんてできない」と思って、娘がその気になるのをまって何年たつか・・・たった7日間で意欲的に取り組んでいます。。。。
◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:
時間をとられてしまうのはちょっと↓↓でしたが、娘の鉛筆が見たこともないスピードで動いて行く姿、問題に取り組む姿・・・
一緒に頑張ってるぞ! 次は絶対100%! ・・・どうかとってくれ~と思い、取れた時の感動!ったら。(^ ^
娘もガッツポーズだったけど、私も「合格発表ってこんな感じなのかなぁぁぁ」なんて、感じてしまい、楽しかったです。
勉強を見ていると、親の方がどんどん賢くなっている方がいます!
あなたが受験すれば絶対合格です!なんて。
勉強は子供に頑張ってもらわねばなりません。子供はあなたではない。そのためには工夫がいる。マーマーさん、お忙しいでしょうが、今回の感覚をどうぞ大事なさってください。
次回は今以上でないと感動できませんからハードルは上がりますが、今回の感動が原点です!
春休みが勉強のやり方の見直しするのにチャンスです!【算数・数学】と【英語】の勉強はこうしてください!