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こんにちは、ストロング宮迫です。

毎年のことですが、

「明けまして○○○○○○○○○○!」の挨拶は、受験が終るまでとっておくことにします(^ε^)-☆

さて、年頭ですので、少し大きな話を・・・

※この毎日親技は2008年1月5日に配信したものです

今年2008年は「教育」という言葉が近年では最も語られる年になるとボクは思っています。

つまり、新聞、テレビ、あちこちで話題になる。

皆さんには、さまざまな形で「教育」を考える材料が提供されるわけです。

それら提供される材料をどう受け止め、どう考えていくか。

このメルマガでは、「勉強」や「成績を上げる」にテーマに絞って お話していくことになりますが、新聞やテレビで報道されたものについても、少しずつでも取りあげていきたいと思います。

ということで、今回は年末に読んだ記事から1つ紹介します。

2007年12月25日上田惇生(立命館大学客員教授・ドラッカー学会代表)

教育の重要度は増すのになぜ学校は退屈なのか

「誰もが教育を大事にし充実せよと言う。だがその費用に見合うものを得ていると思う者はいない」(『断絶の時代』)

教育は放っておくにはあまりに重大になった。知識社会では、キャリア、機会、昇進を左右するからだ。



ドラッカーは、生徒や学生の成績不振は学校の責任であり、教員は恥ずべきだと言う。教育者も自分の成果には責任がある。成績の悪い学生を責めることは許されない。



「子供たちはなぜ学校が退屈きわまりないのか、息が詰まるだけのところになっているのかを知らない。しかしテレビの水準に慣れ親しんだ彼らは、今日の教え方では受けつけない。許された唯一の反応が勉強をしないことである」(『断絶の時代』)

ボクは、成績不振は「親」の責任であると考えています。

「許された唯一の反応」である「勉強をしない」ところまで放っておかない。

ドラッカーは別の著書「ポスト資本主義社会」でこうも述べています。

少し長いですが引用します。

331ページ

知識社会では、方法論にかかわる知識が必要となる。これまで学校では教えようとさえしなかったものが必要になる。知識社会においては、学習の方法を学んでおかなければならない。

知識社会においては、教科内容そのものよりも、学習継続の能力や意欲のほうが、重要でさえあるかもしれない。ポスト資本主義社会では、生涯学習が欠かせない。したがって学習の規律が不可欠である。



実際には、何を行うべきかは明らかである。

事実、何千年前からとは言わないまでも何百年も昔から、継続学習への動機づけとそのための規律は知られている。

優れた美術の教師が知っている。優れたスポーツのコーチが知っている。最近の管理者研修用の資料によれば、組織内の優れた「助言者たち」が知っている。

彼らは、生徒を指導し、生徒自身が驚くような優れた成果をあげさせる。その結果、生徒は興奮し、意欲を持つ。とくに、継続学習に欠かせない厳格な規律を伴う絶えざる作業と訓練に対して意欲をもつ。

音階の練習ほど退屈なものはない。それでもピアニストは、大家になればなるほど、音階の練習を忠実に繰り返す。毎時間、毎日、毎週繰り返す。

同様に、外科医も、優秀であればあるほど、傷口の縫い目を正確に合わせるための練習を毎時間、毎日、毎週繰り返す。

ピアニストは、何ヶ月も、あくことなく音階を練習する。しかし演奏の技術は、ごくわずか向上するだけである。だがこのわずかな向上が、すでに内なる耳によって聴いている音楽的成果を実現させる。

外科医も、何ヶ月もあくことなく傷口を縫い合わせる練習をする。しかし、指の技術はごくわずか向上するだけである。だが、このわずかな向上が手術のスピードをあげ、患者の命を救うのである。

「達成」とは積み重ねである。

このように継続的に学習する、意欲を持って進んでいくためには、

やはり

生徒を指導し、生徒自身が驚くような優れた成果をあげさせる。

その結果、生徒は興奮し、意欲を持つ。

ここがポイントになっていくのでしょう。

「勉強」において、それを誰がやるか。

ボクは「親」と言っているだけで、実際のところ、誰でもいいんです!やってくれる人がいれば・・・

子供の勉強に本気でかかわっていくと、必ず親自身が問われる。

勉強の方法論はもちろんのこと、生き方、感情、かかわり方や伝え方 etc….あらゆるものが噴出してくる!

親自らが問われるわけだから、人生の多くの時間を割いてやる価値はあると思うわけです。

誰のためでもない。自分のためだから。

今年も張り切っていきましょう!!

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うれしい報告

小5 スナイプさん

テスト名:11月公開実力テスト

点数報告: 国語、理科、社会は得点アップ。算数も得点は4点下がりましたが、偏差値は過去5回で最高でした。

総合偏差値は61.9、第一志望校の合格可能性40%を超え、現在の目標のボーダー圏にあと少しというところです。

特に苦手の社会で数ヶ月間の学習の効果が認められ、本人も喜んでいます。

10月に「数ヶ月間、成績向上委員会でいろいろと学んだことで、かなりの問題点が発見でき、学習の方針を大きく転換しつつあるところです」といただいておりましたが、徐々にその成果も出ているようですね。

いよいよ6年生です。

今の勉強時間をもっと濃いものにできないか、もっと効率が上げられないか、新学期になるまでにできる試行錯誤はやっておきましょう。

6年生のスタートからエンジン全開でダッシュできるように。頑張ってください。

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