こんにちは、ストロング宮迫です。

もう去年になりますが、ある中学生と話をしていまして、成績の話になりました。当時、中2で今はもう中3になっています。ボクが見るには、その中学生は「素直なイイ子」という印象です。

ただ、その「素直なイイ子」、社会の成績が5段階評価で、「1」がついている

「ええ??? 通常の評価で1はつかないんじゃないのかな。普通は悪くても2だろ!? お前、何をしでかしたんだ?」と聞きました。

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中学生が言うには、社会の先生は担任でもあるそうで、どうも気に入らない、キライであると。いろいろな経緯があって、もう顔を見ているだけでムカムカすると。



「ああ、わかるよ。どうにも相性があわなくて、反抗したくなるんだよなあ。で、反発した結果、成績や部活でイタイ目にあう。オレも何度かあったよ。」とボク。

「ただね、オレも先生から、反抗の代償としてお仕置きはされたけど、さすが評価で1というのはついたことないし、これまで見てきた生徒でもあまり聞いたことがないぞ」

中学生曰く「とにかく腹が立つヤローなんで、社会の授業中は寝るか、騒ぐ、提出物は出さない、話しかけられても無視して、徹底的に反抗してやるんですよ。ザマアミロですよ」

「そうなるとテストも悪くなるよな」

「ハイ・・・まあ、いつも50点くらいです」

「母ちゃん、泣いてるだろ?」

「懇談のときにこれは重大な警告ですとか言ってたらしいです。あのクソバカ!なにが警告だよ!ですよ( `ー´)ノ」

「お前、今、ざまあみろ!って言ったけど、先生も、このバカたれがとお前のことを思っていて、たぶん思い知ったか!ざまあみろ!って思ってんじゃないの? それでいくと、この勝負はお前の負けだよ、完敗、惨敗

「・・・・・・」

「ピンとこないかなあ・・・それって完全な負けパターンよ」とボク。

「だいたいさ、向こう、先生側はお前のことが警告を出したいくらいに憎たらしいんだよな。で、その先生は警告として、成績で表した。この野郎!ってさ」

「でも評価1をつけるには先生にもきっと正当な、説明できる理由がいるはずなんだよ、校長先生とかにな。憎いから評価1ってわけにはいかないんだから。」

「で、先生はお前に【警告】の大義名分がある評価1をつけた。お前はバッチリ評価1をつけられちゃったわけだ。それって先生の思惑通り、筋書き通りだろ。結局、お前はその大キライな先生に実は全然抵抗、反抗していない、無抵抗な状態でキッチリやられているわけだから、勝負になってないよ」

「だから、お前の負け。コールド負けだよ。勝負ってのは、ぶつかるもんじゃないのかよ」

「いいか!先生は憎らしいお前に評価1をつけたい。反抗的なお前に報復としてさ。そのセンコーと真っ向勝負、正面衝突するなら、お前は、学校で評価5がつくことをしなけりゃダメなんじゃないのか? それが勝負だろ?」

クソー、腹立たしく憎らしい生徒だが、成績で評価するには、どんな理由をつけようが評価5しかないなあ・・・とそのセンコーに言わせて、震える手でお前の成績表に評価5と書かせた。それならお前の完全勝利だけどな。」

「わかる? この論理!?」

「冷静に考えてみろよ。学校の成績表は入試の時にお前の持ち点になるんだよ。オベンチャラを言う必要はまったくないけど、警告でも評価1がついたら、お前の持ち点は低くなっちゃんだぞ。今の勝負だけじゃなく、1年後の勝負にも大きなハンディ与えられて、ざまあみろなんて言ってちゃ、この先、しんどいぜ」

「わかるか、少年!!」

「お前はやってやった!と思ってるけど、ボコボコにやられてるの!ボクシングでいえば、完全KOで頭蓋骨陥没なんだよ」

「お前のしていることは社長が気に入らないから、仕事をさぼってやりましたよ。ざまみろですよ。まあ、その後、クビになりましたけど・・それがなにか?」と威張っているのと同じ。

「ボクは、社長が死ぬほどキライなんで、死にもの狂いで働いて、いろいろと妨害もありましたが、出世して、社長にガツンと言える位置まで行ってやりましたよ。同僚や仲間も増えてきたので、この先社長を少し追い込んでやりますよ。こうでなくちゃあ、ざまあみろってならねえじゃん!?」

「ホント、オレが言っていることわかる? 理解してくれてる? 14年も生きてりゃあ、その理屈わかるだろ。まあ、オレもかつてはコールド負けをした仲間だけどな。兄弟!!

「みんな勘違いしてるんだよ。やってやったって思っているけど、やられてる。勝った勝ったって気分だけど実際はコールド負け。ここにさ、復讐とか恨みとか反抗とかをもとに行動する際の大きな問題点がひそんでるんだよ。勝ったつもりなのにボロ負けってことにあとから気づくんだよ。まあそれも経験だけどさ」

「お前に言いたいのは、本当に挑んで勝負するって意味をもう1回考えてみること。ボッコボコにされているのに参ったか!なんて言ってたら【アホなやつ】決定やで!」

・・・とまあ、少年にボクは語ったわけです。少年の態度、行動、それについては、ボクもほぼ同じだったのでよくわかるんです。でも大人のほうが1枚も2枚も上手ですから。

ほとんどの中学生がこのことを理解しませんけどね(>_<)

で、その中学生がこの前の3学期どうなったか。やっぱり反抗したか?

いえいえ、賢い奴でした。

ちゃんとボクの言ったことを理解して、歯を食いしばって見事3学期の評価は5段階評価で「4」を取ってました!!!

完全勝利とはいかなかったけど・・・14歳の頃のボクよりは、はるかに数倍賢いですな、ちゃんと大人の理屈を理解して、実際にやろうとして身体が動いて、かつ結果も出したわけですから。

この子、これからグィーんといっちゃうのかもね。

ぜひお子さんが「ざまあみろ!」って言っている理屈を聞いてみてください。結構、そもそもの前提の理屈が破たんしている場合がほとんどですから。

ツッパるのは骨が折れます。普通が一番ですよ!!

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