保護者面談は、親にとって大事なイベント。学校はともかく、塾なんかにとっても、保護者面談は、顧客満足度調査であり、退塾防止対策にもなる重要なイベントです。ただ、お互い重要なイベントの八ズなのですが、

「塾の保護者面談に参加することで成績は上がりましたか?」と聞くと、
「・・・・・・・・・・・・」。

どうしてそんなことになるのか?

大手の進学塾の場合、1クラスの人数が50人なんてことはザラ。他教科の先生たちと担当するすべてのクラスの面談を分担しても、100人との面談なんていうのはよくある話です。この数を15〜30分間隔で実施しますから、朝から晩まで延々と面談が続くことになります。

親は自分の子供のことだけですから、大張り切りでも、教師からすれば100人のうちの1人。最初のうちはまだしも、後半は完全に我慢大会!

だから、保護者懇談会は「お願いします」「頑張りましょう」という形式的なものになりがちです。親にはそんな気持ちはなくても、実際は単なる儀式となってしまっているわけです。

また「英語が苦手だから、よくお願いしてこよう」と意気込んでも、面談の相手は数学の先生だったとか、ひっきりなしに親が訪ねてくるから、最初のほうに面談した親との約束は忘れてしまう先生がいたり。個別指導塾などは、懇談会のときだけ普段勉強を見ていない社員が登場したりする。これでは、成績アップに繋がりません。

「限られた時間」と「先生が受け持つ人数」から言えば、保護者面談は「儀式」になって当然です。

「儀式」に参加するだけで、成績が上がらないのも当たり前の話。だからこそ、親は面談にちゃんと・・・・続きは本で読んでくださいね。

book3
 1章  親が勉強を見るとためにならない?
 2章  親が陥る大きな勘違い
 3章  普段の勉強がうまくいかないワケ
 4章  あ~あ、こんなときどうしましょう!
 5章  子供に気を使ってばかりのテスト対策
 6章  お金が捨てることになる塾対策
 7章  受験で合格する子がいいですか?

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親技を駆使して先輩たちが行き着いた場所はたとえばこんなところです。