中1 純情派さん
メルマガいつも楽しく拝見しております。
(省略)我が娘、先週中間テストを受けました。結果はあまり良くないと思います。
娘は小学校で成績も良いほうで、中学校に行ってもそこそこやるだろうと思っていたのですが、試験勉強を見ていて、ちょっとガッカリしています。
なにせ私がそばについている時しか勉強をしません!
食事の支度をする際にちょっと目を離すともう漫画を読んだり、他のことをして遊びます。私の足音がすると、ドタバタと勉強するふりをしている始末です。
中間テスト初日の前日はそれでも私もとことん付き合って朝の4時までやりましたが、2日目はあまりにも私頼みの姿勢に腹が立って、自分でやりなさいと突き放してしまいました。
テストに行く朝にプリント類を確認したら・・・・で、たぶんダメだと思います。
塾にも行っておらず、家での勉強だけですので、私が重要なポイントを教えたり、暗記に付き合ったり、テストを作ってやらせたり、あの手この手でやらせてきました。
ここまで中学校のテストを受けてみて、この状態で進むと、普段の勉強から私がずっとかかりっきりにしていかないと試験前の勉強だけでは到底追いつきません。
でも、1人にしておくと、机の上で寝たり、漫画を読んだりで一向に勉強は進みません。
これからの3年間を思うと、暗澹たる気持ちになりました。すいません。愚痴になってしまいました。なにかいいアドバイスはありませんでしょうか。
この相談に対して、皆さんなら何とアドバイスしますか?
察するに同じような悩みを抱えている方が結構いらっしゃるんじゃないでしょうか。
特に、
・なにせ私がそばについている時しか勉強をしません!
・これからの3年間を思うと、暗澹たる気持ちになりました。
のところはよく耳にする部分ですよね。
まずは、この相談でストロングが思ったことを発表しましょう!
「なかなか、やりますな!純情派さん!」ということです。
なぜだか、わかりますか?
ちなみに、皆さんにこんな質問をしたら、即答できますか?
どうやったら、お子さんの成績は上がります?
えっ、それがわかったら、このメルマガ読んでないぞって!?
確かにそうですね(^_^)
でも、純情派さんに同じ質問をしたら、きっとこうお答えるハズです。
私がそばについていたら、成績は上がるけど…
皆さんも、同じこと言えます?
事実、小学生のときは成績が良かったそうです。つまり、今までと同じように親がそばについて勉強していけば、成績がイイ状態を維持できるということ。
だから「なかなかやりますな!」と言ったのです。
そういう意味では、純情派さんの悩みは「子供の成績が上がりません」とか「そばについても喧嘩になって勉強になりません」という悩みを抱えている方とは別の次元の悩みと言えます。
今のまましっかり付き合ってあげて、もっともっと成績アップを目指したらいいとストロングは思います。
朝4時までかかってしまっては大変って!?
ならば、試験のもう少し前から準備したらいいですね!
なにせやったら点数が取れるのですから!!
暗澹たる気持ちになるのは、そばについてもなかなか勉強がはかどらない方のほうがよほど深刻。
でも、ストロングがそう言っても、今の純情派さんへのアドバイスになってないかな?
では、もっとハッキリ言いましょう。
子供が親に頼るのは、全然悪いことではありません!
「え、えっーーーー、中学生にもなって!」なんて、思いますか?
自分ひとりではなかなか勉強しないけど、親がそばにいてくれたら、頑張れる、はかどる、そして成績が上がる。
これは純情派さんは気づいていないけど、すばらしい、すごいことなんです。
親はなにもしていなけど、初めから子供が自ら勉強するという状態の子供でない限り、避けては通れない道なんですね。
◆もともと成績がイイ子供
◆塾の先生が気に入って勉強をし始めた子供
◆彼女にフラれたから勉強で見返してやろうと決意した子供
いずれも自ら勉強をするキッカケがあって、初めて子供自ら勉強をし始めるわけですが、このキッカケはタマタマでしかないとストロングは思うわけです。しかも、反対の方向に進むリスクだってあります。
そのタマタマのキッカケを待てる親は待てばいいのですが、待てない親は子供にキッカケを作ってやる必要がある。
純情派さんは、すでにそのキッカケを持っている。子供はそれを頼りにしている。
いずれ子供は引き止めても、縄で縛っても、親から離れていくのです。
これを幸せと思わなくて、なにが幸せかとストロングは思います。
嫌いな勉強を親が頑張って付き合ったら、子供は張り切ってやる。
おーーー、アイアムハッピー!オーマイガッ!です。
一緒に勉強をするのも、長くてお子さんが中学生までですよ。
まだ3年もある? いやいやあと3年ですよ。もう3年しかない。3年で自分でできるように仕上げていかないといけない。
どうぞ純情派さんが持っている「成績が上がるノウハウ」を子供にガンガンぶち込んであげて下さい。
塾の代わりをしてるわけですから、それに見合う費用を純情派さんが毎月もらうのもいいかもしれません。
すこししんどいけど、子供の成長がそばで見られる、塾の費用分はお小遣いにする。そうやって、楽しみを持ってぜひやって下さい。
最後に大事なことなので、もう一度言います。
未だ成績が上がるキッカケをつかむことができない子供にとって、親こそが確実にキッカケになれる存在です。
中3までの間に、成績が上がるノウハウは、全て教えてあげることです。そして、高校生になって、今度は自らが「親とやった勉強法」をそのまま続ける様子を親が見れば、「あー、あの時やっていたのは通過点だったんだなあ」と思えます。
純情派さんにはまだ見えない光景でしょうが、ストロングはこの目で何人も見てきましたから。
中学生は自分で勉強すべきだというのは、できる子にはいいですが、できない子には、本当に非常識な常識なんです。
期末テストからは、つきっきりでついてイイ点数を取らせてあげてあげることです。頑張ってーーー!!

子供たちのやる気を期待せずにスタートした多くの先輩たちが、親の頑張りで、定期テスト30点アップを達成しています。
対象:中学生の定期テスト対策
・定期テストの点数が上がらない
・今の勉強のやり方がわからない
・部活が忙しくて勉強時間が増えない