◆気の散りやすい性格
◆意志が弱い
◆自分に甘い
◆勉強に関しては競争心がない

これはストロングのことを言っているわけではないですぞ(≧◇≦)

相談メールの我が子について書いてある代表例です。

「まさに、ウチの子と同じだ!」って!?(>_<)

ホント子供のアラを探すのがお上手だこと!

まあ、そういう問題点は多々ある中で、親が一番望むのは、

我が子に、過去を悔やんでほしくない

ではないでしょうか?

まあ、後悔のない人生なんていうのは、ハナから無理なのかもしれませんが、それでも親としては、「後悔しないように、全力を出しきって頑張ってほしい」ですよね。

これは、親にとって、ある意味、受験の結果よりも重いかもしれません。

そんな親の気持ちも知らず、ポヨ~ンとした受験生。

焦るのは、親ばかり。

なぜ、こんな事態が起きるのでしょう?

まあ、子供たちの気持ちを代弁すれば、「実感がない」というのが本音でしょう。

待ち受ける将来には実感が湧かず、今日明日だけを見ている子供。

しかし、親は、これまでの経験から受験の厳しさを知っています。

自分自身が体験しなくとも、周りの友達などの「不合格」を見てきたりもしている。

だから、もしそうなったらどうしよう!?なんて、焦る。

子供たちと比べ、親のほうは迫りくる受験がすごくリアルなんですね。

そんな親と子には、埋めがたいギャップがあるわけです。

あって当然。

しかし、そのギャップに我慢しきれなくなった親は、

このままで合格すると思ってるの!落ちるわよ!

と言ってしまう。

この言葉を発して、一番嫌な気がするのは親自身。

受験も近づいた時期に、あまりにもキツイ、そして縁起の悪い「落ちる」という言葉。

でも、子供の態度を見ていると、つい・・・・

ストロングも「落ちる」という言葉は禁句であると思っているのですが、それは縁起が悪いからではないんですね。

というのは、

「落ちるわよ!」

なんて子供に言っても効き目がないのです。

先ほども言いましたが、子供たちは自分が「不合格」になるなんて想像できないのです。

だから、ピンとこない。

それどころか、親の言葉に逆ギレして、

「別に、落ちてもいいし!」

なんて、予想だにしない言葉が返ってきたりするのです。

このカウンターパンチがくると、親のアゴは打ち砕かれる(◎_◎)

言っても効果がない、もしくは逆効果である、だから、禁句なんですね。

受験生の親はこれから誰もが子供に気を遣うわけですが、勉強面だけでなく、効き目がない言葉にも大いに気を遣うべきですね。

そして、切羽詰まってくる時期からさあ気を遣うぞじゃあ、遅すぎる!

今から頭に入れて置いてほしいのです。

では、

どう言えば、受験生はピリッとするのか?

さっきも言いましたが、親と子供では将来の見通しも実感にも埋めがたいギャップがありますから、すべてきれいに埋まるなんて考えないことです。

その上で、少しでも受験生をピリッとさせることを考える。

ポイントは、

子供にも想像できること

さて、どんなことがありますか?

ストロングは、ポヨ~ンとした受験生によくこんなことを言います。

「もし、明日が受験だったら合格する自信はあるか?」って。

これには、ほとんどの子供が首を横に振ります(^ε^)-☆

「じゃあ、40日後にやってくる受験前日って想像できるか?」

子供は考える・・・「う~~ん」

「あのな、どんなに頑張っていても、前日はスッゲ~緊張するぞ!」

そして、こう続けます。

受験前日に、今のことを後悔しない自信あるか?

どうですか?

なんでもないように聞こえると思うのですが、

このままで合格すると思ってるの!落ちるわよ!

との違いがわかりますか?

3つほど違いがあるんですけど!

まず1つめは、口調が違うハズです。感情的でなく、しんみり語ることです。この方が効きます。

2つめは、想像できる点です。逆の言い方で言えば、想像できるように言うことが大事。

もし、明日が入試なら「不合格」だろうと想像できます。また、入試まで40日間という期間で「不合格」から「合格」にするのが、そう簡単ではないということも想像つくのです。

じゃあ、それが半年だったらどうか?

まあ、子供によって、個人差がありますけどね。

我が子をよく見て、いつなら効き目があるのか?

想像がつけば、焦ってくるのです。いかに想像させるか。これがこれからの勝負なんですね。

そして、親は子供に伝わらないときに、そこを考えてモノを言わないといけないわけです。

気を遣うとは、まさにそのことなんですね。

気を遣ってくださいね!

そして、

このままで合格すると思ってるの!落ちるわよ!

という言い方との違い、3つめ。

これも大切です。

それは、まだ、合格するチャンスがあることを言ってます。

何度も言ってますが、親は子供の味方のはずです。ちょっとした言葉の切り出し方や言い方で、受け取る子供のほうは、まったく違ってくるわけです。

親と子のすべてのギャップを1発で埋めようとせずに、トライしましょう。

親は1回言ったのに、2回言ったのに・・・なんて1発であらゆるギャップを埋めようとする。

そんなの無理でしょう??

もう一度あなたが今まで子供たちに言ってきた言葉を振り返って考えてみてください。

「コツコツ勉強しろ」って言ってきましたよね?

親の言葉もコツコツですよ!ポイントを守ってね!言葉に気を遣うと、なにかが変わるはずです。

受験は子供たちだけでなく、親の戦いでもあるんですよ(^ε^)-☆

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