気持ちを入れ替えて頑張る!では、うまくいかない理由

今回のテーマは「新学期に向けて」。反省を活かし、成績を上げるために次の一手をどうするか?

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★今回の週刊親技
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こんにちは、タイガー山中です。

ついに8月が終わろうとしています。私自身ですが、今年も早かった~。あっという間に終わりました!

途中で何度も聞きましたが、最後にもう一度だけ。

この夏休み、どうでしたか?

予定通りであればOKなんです。

この調子で新学期も進めていけばいい。成果が出続けている以上は、やり方は間違っていないはずですから。

問題なのは、予定通りにいかなかった方!

実に問題です。

というのも、ここで修正しないと同じことの繰り返しになるからです。

よく、「気持ちを入れ替えて頑張る!」と言いますが、勉強ではうまくいかないことが多いです。

理由は簡単で、最初は誰だって頑張ろうと思ったはず。

その結果、頑張れなかったわけです。

また「次こそは!」と意気込んでも、残念ながら同じ結果になる可能性は高いということです。

では、どうするか?

もっと、どこに問題があるのかを落とし込む必要があります。

例えば、わからない問題になると態度が悪くなり、側で見ている親もキレて勉強どころじゃなくなるといった場合。

次からうまくいくためには、何を変えるか?

ここがポイントです。

ちょうど先日、「これ、これ!」と感心した報告が届きましたので、紹介しますね。
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小2 大阪のおばちゃんさん

いつも、メルマガを楽しく拝見させていただいております。

今回、今までのご報告と決意表明をさせていただきたく、メールさせていただきました。

娘が小学2年生で、3年前から親技を勉強しています。

「新勉強の常識」、「10の鉄則」を駆使しながら、様々な教材、知育玩具を用いてコツコツ進めてきました。

しかし、御多分にもれず、娘ができないことがあると、私はイライラしたり、不機嫌になったり…。

ストロング先生の「負荷」をかけ過ぎた結果、わからない問題が出てくると、「わからない…」と泣いたり、オロオロする態度にまた、私はイライラ…。

最悪ですよね(泣)

ただ、娘の頑張ってくれたおかげで、成果は以下の通り出ています。

(個人情報のため省略)

親技をトライ アンド エラー またまたエラー 、の繰り返し。

学年が上がれば、娘の自我も出てきて、反抗も出てくる、このままでは「勉強したくない!」と言い出しかねない…。恐怖と不安の毎日。

でも、誰も責任は取ってくれないし、娘のため、自分で乗り越えるしかない、と考え抜いた結果…、このようにすることにしました。

勉強を始める前に、娘と3つの約束をします。
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1)ママは、絶対!怒らない。イライラしない。
2)○○(娘)は、わからない問題、間違えた時は、こう言う。

「いやん、間違えたわぁん」
「いやん、わからへんわぁん」

(いずれも、おねぇ系 or 大阪のおばちゃん風に言うこと)

3)二人で楽しく、勉強しよう!
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2)は、今まで負荷を掛け過ぎて、間違えることを恐れるようになったので、払拭させる苦肉の策です。

3つの約束をしてから、約10日、最近は2)のセリフが板についてきて、二人で笑いながら勉強を進めています。

また新たな課題も出てくるとは思いますが、一つ一つクリアしていきたいです。
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はい、以上となります。

成果については伏せましたが、複数の入塾テスト(最難関クラス)で合格されています。

注目して欲しいのは、3つの約束です。

特に、2)ですね。

1)の怒らないため、3)二人で楽しく勉強するために、2)を苦肉の策として考えたそうです。

おねぇ系、大阪のおばちゃん風に言う。実にいいです!

「いやん、わからへんわぁん」
「あら、いや~ん。問題ちゃんと見たのぉ。もう1回ゆうてみて~!」
「あれれ、やっぱわかってもうた~」
「ちょっと、すてきじゃな~い!」

想像するだけで、盛り上がる様子が目に浮かびます。なんだかクセになりそうです(◎_◎)

これが、工夫するってことです。

「負荷を掛け過ぎて、間違えることを恐れるようになった」

問題点はわかった。じゃあ、どうするか?

大阪のおばちゃんさんは、

2)○○(娘)は、わからない問題、間違えた時は、こう言う。

とされたわけです。『10の鉄則』では、鉄則6にあたるところ。

ご本人も苦肉の策と言われていますが、自分で考えるのは考え抜く必要もあるし、大変な作業なはずです。

自分には無理!と自信がない人にも簡単な方法があります。

それは、真似をすることです。

「間違えることを恐れるようになった」

という同じ問題であれば、同じようにやったらいい。中学生にだって通用するでしょう。

いきなりすると気持ち悪がられるかもしれませんが、少しアレンジすればいいです。

自分で考えるもよし、真似をするもよし。

まずは、良い方向にベクトルを変えることですから!

『10の鉄則』も私たちが見てきた成績がイイ子の親を真似するためにつくったものです。

思考、行動を親が真似すれば、子どもは必ず変わりますよ。

◆成績がイイ子の親だけが実践している『10の鉄則』
https://www.oyawaza.com/10-2.php

新学期で好スタートをきらねばならない事情の方は、すぐに真似してください!


「親だけが焦るばかり・・・」

「この事態をどうにかしたい!」

今だからこそ有効な「親の示すべき姿勢」について対談しましたので、8月限定でプレゼントします!

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