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「英語のエキス」は中学生には難しいか?

strong5.gif英語のエキスより

 例えば英語の「on」という言葉について日本人は「~の上」と
 思いやすいが、付着、接触を意味し、くっついていれば接触面が
 どこでもonが使われる。「天井に」は「on the ceiling」、
 「足の裏に」も「on the sole」という具合だ。

また、

 日本語は相手と話す場合「行く」「来る」を使い分けるが、英語
 ではどちらが移動しても常に「come」。第3の地点に行くと
 きに「go」が登場する。    

いかがでしょう?

「on」の本来の意味知っていました?

えっ、知ってた!? すごいですねえ!

で、それを知ったとき、「おもしろいなあ!!」と思いませんでしたか?

思わなかったって!? 

ストロングは教科書に出てきた「on the wall」(壁の上に)というのがどうも理解できずにいたのですが、「on」の本来の意味を知ったとき、すごく納得できたんです。

では、「come」と「go」の使い分けはどうでしょう?

「come」と「go」は中1で出てくる単語ですが、その本来の意味を知っている中学生はあまり多くないはずです。

こういうのを学校の授業なんかで話してくれると、もしかしたら私も勉強好きになっていたかも・・・・・

佐香武彦さんの「英語のエキス」は問題はぜんぜん載っていません。

でも、上記以外にも、英検の検定委員ならではの観点から英単語の使い分けを教えてくれます。

中学生には知らない単語もいっぱいあるので中学生に読みなさいというのは、ちょっと酷かと思います。

が、英語の先生や親が見て、どうもこうらいしいよ!と話してあげると英語に対する勉強のキッカケになるかもしれません。

たくさん単語が出てくる中で1つでも「そういうことなのか!!」と思えるなら1500円は安い!!

「おもしろさ」はそこにある! なにがキッカケになるかわかりませんからね!