こんにちは、ストロング宮迫です。
この前、岩手県宮古市在住の佐香武彦さんの最新刊「ホントの英語」をここで紹介させてもらいました。
早速何人かの方が佐香さんに直接お電話して、「ストロングのメルマガで読んだので」と添えて、申し込んでくれたようです。
ありがとぅー!
ただ注文する前に「その本はいったいいくらするのか知りたい(-“-)」という問い合わせも、いくつかいただきました。
佐香武彦さんに関する記事はこちらから
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誠に申し訳ございません。
『ホントの英語』の価格は【1500円+税+送料】となります。
お子さんへの親からの望まれてはいない強制的なプレゼントとしてぜひ送ってあげてください。よろしくです。
ストロングおススメの「英語のエキス」「続英語のエキス」及び最新刊「ホントの英語」のご注文は・・・
佐香武彦さんまで 電話番号は(0193-62-5646)
※連絡先はご自宅ですので、夜遅くのお電話はお控えくださいませ。
さて、受験を間近に控えているわけですが、受験生も小5や中2の受験生予備軍の親も子もみんな、「やる気」が出るのをじっと待ってますねえ(*_*)
いつ出るかなあ・・・
もう出るかなあ・・・
明日かなあ・・・
受験前になったらかなあ・・・
なんてね。
待ってもなんにも出ないっちゅうのに!
先日も「中学入試までもうあとわずかなのに子供に1分1秒を大切にしようという気持ちが見えない・・・」という嘆きメールをいただきました。
「我が子は高校入試までまだ3ヶ月ともあるとうそぶいています」というメールもいただきました。
この子は本当に本気でやっているんだろうか?
今取り組んでいることがいかに大切かわかっているのか?
いったいどこまで子供は「今、この時間」というものを大事に思っているか?
入試までは「大事」に思えるようになるのか?
なりません(キッパリ)!!
もちろん、たいそう大事に思えて、それを実行に移している子供もいるのはいます。でも、その数はわずか・・・です。
多くの子供がわかるのはね、入試が終わってから!結果が出てから、振り返ってみてわかるんですな。
だからね、「やる気」は待っても無駄です。いくら説明しても、ホントにわからないんですよ、子供は。
親の方にはそのことを理解していただきたい。
親の思う「今、この時間」と子供の思う「今、この時間」に対するギャップは永遠になくならなりません。
親子の時間に対する思いも、入試演習に対する考え方も常にギャップがある。完全には一致しません。
だから、ハナから溝は埋まらないのが普通と思って、そのつもりでやっていくことです。理解しないそんな子供に腹も立つでしょうが、腹を立てて怒って終わり!好きにしなさい!と捨てゼリフを吐いて終わりにならないようにすべし。
今日1日、差し迫った時間に対する意識改革をする前に、1点でも積み上がる勉強をする!
親子の受験に対する気持ちを一致させようと努力するよりも、点数を1点上げる努力のほうがラクですから。
もっといえば、点数の積み上げ行為こそが、親子の気持ちのギャップの溝を狭める役目も果たします。
ホントですよ。
もうずいぶん昔になるけれど、ここでこんな記事を紹介したことがあります。
MLBコラム 田代学さん
ローズ氏は紙とペンを取り出し、数字を書き並べた。
「打率が2割5分の打者と3割の打者の違いを知っているか。1週間で1安打の差でしかないんだ」とローズ氏。
1シーズン500打数と仮定した場合、2割5分なら125安打、3割なら150安打なので、その差は25本。
大リーグのシーズンは球宴が開催される週を除けば25週間だから、2割5分の打者が毎週1本ずつ安打を増やせれば3割をマークできると解説した。
「2安打で”きょうはよかった”と満足しているような選手はダメだ。オレは1試合5安打以上を10回記録。これも大リーグ最多だ」
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「好打者の条件は、常にハングリーな姿勢で打席に入ることだ」とも。
1週間に1本のヒットの差が一流選手と二流選手との差というわけです。
これはね、受験生も同じなんですよ。
受験生が受験する学校の合格最低点の前後5点以内にいったい何人の受験生がいるか?
5人? 10人?
そんなもんじゃないですよ。30人とか50人というレベルで、実際はもっといるかもしれません。
それくらいたった1問、2問が生死を分けるのが入試なんです。その意識がなさすぎる受験生がいかに多いことか。
そして、そのことをわかっていない親がいかに多いことか?
遠くを見て、あと10問とか思っていないか?
そうじゃない、入試ではあと1問の勝負なんですよ。1問正解が増えれば、10人くらいは軽く抜かして上に行ける。
受験生なら1問か2問です。たった1問か2問。
塀の外と内を分けるのは、わずかな差なのです。皆にその意識を持てと言っているんじゃないんです。
あなたのお子さんが持てばイイ。それだけです。
すでに書いたように受験生の意識改革をする前に、1点でも積み上がる勉強を!と声高にボクが叫ぶのもそれが理由。
怒って、ふてくされて、今日の勉強が1点も積みあがらない不完全燃焼に終わるくらいなら、1問か2問だけは昨日までできなかった問題をできるようにする、1つでも2つでも覚えることです。
とにかく目先の1問を大事にしない家庭が得点を積み上げることはできないのだから。それができるようになったら、今度は「あと5分です!」とか「あと10分です!」とかの時間に対するハングリーさを求めていく。
「残り10分を無策の0点にしてはならない」の毎日親技は何度いっても足りない。
入試で合格ラインの当落線上に何人の受験生がいるのか。
たくさんの問題も多くの課題もこなすことは難しいけれど、1問か2問なら誰だって消化できる。2問で飽き足らなければ5問やってもイイんだ。10問でも30問でも。
でも、そのために今日の1問からだ。そうするためには「私たちの入試にとってこの1問が運命の分かれ道になるんだ」と「たった1問」をおろそかにせずにやらねばなりません。
そういうつもりで、親はそばで子供の入試演習を見ているか。
もっといい点数を獲ってほしかった!というのは誰もが持つ感想。でも、できなかったんだ!
入試演習では落としてしまったけれど、絶対に獲りたい問題が1回の入試演習で10問くらいは出るはずだ。
その10問全部でなくてイイんだ。そのうちの1問か2問、これを今日のうちに確実にモノにする。今日だ!そしてその問題は入試まではもう二度としなくていいように。
これが頭でわかっているだけじゃあ、勝負には負ける。なめちゃいかんですよね、勝負は。
1問か2問。違いはそこだけなんですから。
執念のある者だけが「あと1問」、「よーしもう1問」と得点を積み上げていく。合否は入試の前に決まってる!貪欲に食らいつけ!受験生。
[算・数] 7日間を終えての感想
小5 アルママさん
◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:
子供の成績は親の関わり方で変わると身をもって知ったことです。
私が褒めるとやる気を出す、解けなかったり間違えたりしたときに私がイライラすると子供はやる気を失う、当たり前のことに気づいていなかったことを反省しています。
◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:
ノリ勉の後、ストロングにメールすることで自分の頭が整理されて良いクールダウンになりました。
日々、意図をもって勉強し子供に接することの大切さに気付かされました。勉強が遅れている焦りから、基礎をおろそかにして応用に取り組もうとする無謀な勉強はもうやめます。
◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:
4日目辺りまでは、褒めることが苦痛でした。焦りとイライラが最高潮なのに子供を褒めなければならない。修行でした。
親も成果がないと一緒に勉強するのはしんどいです。後半戦、子供が解けるようになってくると楽しかったです。
テストは100点満点で3分。わからない問題は、自分の知識をどうにかして使おうとしていました。私が選んだ「解らないだろうと思った問題」は塾で何度も質問したのにできなかった問題です。
今も家庭学習はノリ勉方式で5本セットくらいやっています。私のダメさに喝を入れてくれてありがとうございました。
3つの約束を守り、30分全力疾走させ、30分ごとに成果を出し確認する。
1日に家庭学習で「ノリ勉方式で5本セット」やると、その日のうちに、または翌日にはもうテストができますねえ。
テストで満点の嵐が吹き荒れればさらに褒めることが増えるかも!?
ときどき3週間前にやったものなんかをやって忘れていないかも確認しましょう。