はじめまして。タイガー山中です。

私は、教育業界のタブーでもある「成績を上げる」ということにこだわっています。しかも、「短期間で上げる」ことには特にこだわっています。これまで、試行錯誤を繰り返し「成績を上げるための学習方法」にたどりつきました。

その結果、「短期間で成績を上げる」の実現とともに「志望校合格」という実績も上げてきました。

しかし、残念ながらこの「成績を上げるための勉強方法」は受験をするときに気づいたものではありません。これらすべては、これまで私が教えてきた1,000名以上の生徒達の成功や失敗の体験を共有することにより、気づいたものなのです。

つまり、全ては生徒から習ったことなのです。

何を隠そう私は、大の勉強嫌いでした。自分はなぜ勉強しないといけないのか?勉強することに何の意味があるのか?の答えが見つからず、それをいいことに手抜きの勉強を続けていました。あいにく田舎であったため受験熱は低く、地元の公立高校へ努力もせず進学しました。その学校は進学校ではありましたが、学習内容は高度になっていく反面、授業はダラダラで覇気のないものでした。私にとって「勉強はおもしろくないもの」が定着していきました。

そうなると先生の説明も聞かなくなる。結果、大学受験に失敗。1浪が決まると地元を離れ、博多にある大手予備校に通いました。が、おもしろくない授業と成績も上がる気配がないことから勉強からも遠ざかっていきます。結果、この年も受験に失敗。2浪生活の中でいい先生に会いました。それでやっと大学へ入学となります。今思えば、全てが人任せ運任せでした。もし、運が悪ければ…、今考えてもゾッとします。たとえ大学に入学しても、「勉強はおもしろくないもの」には変わりありません。

大学に入り家庭教師をはじめました。自分の信念として「勉強をせめておもしろいものにしよう!」がありました。「成績を上げる」よりも「おもしろく勉強する」を優先したのです。結果、生徒さんには喜んでもらいましたが成績UPにはつながりませんでした。その後、社会人となり、縁あって大手学習塾で大人数の生徒を教えるようになりました。その塾は生徒からの支持があれば、より多くの生徒のいるクラスを受け持つことができます。

私は生徒からの支持を得るためにいろいろな指導スタイルを考えました。もちろん、最初は「おもしろい授業」を目指しました。成績UPは二の次でした。その後、試行錯誤を繰り返すことにより「おもしろいだけの授業」に「成績を上げる授業」を加えるようになりました。支持率は更に上がり、1クラス120名のクラスを受け持つようにもなりました。また、400名近くの教師の中で年間最優秀教師にも選ばれました。そして、採用研修課の所属となり、生徒への指導だけでなく、教師の採用から研修までを任されるようになりました。

毎年多くの生徒を指導し、成功や失敗の体験を共有することにより、多くのことを学びました。そのときに一番意外だったことがあります。そしてそれに気付いたから生徒から支持を得る指導スタイルができたのです。きっと、みんな気づいていないことです。保護者に話をしても不思議がられます。

それは、「すべての生徒がやる気を持っている」ということです。そして「良くなりたいと願っている」ということです。すごく前向きなんです。全ての生徒がです。けど、疑問が残ります。みんなやる気あるならば、みんな成績が上がるはずであると。塾では、成績が上がる生徒もいれば、上がらない生徒だっている。それにはいろいろな要因がありますが、いずれも「運任せ」の勉強方法なのです。この連続が成績へとつながり、よくなる生徒とそうでない生徒に分かれる。そして、最重要なことがハズレだった生徒は「やる気が失せていく」のです。つまり、やる気には賞味期限があったのです。この賞味期限を切らすことなく、やる気を持続させなければなりません。

ではどうするか?「良くなりたいと願っている」をかなえることです。そうです。「成績を上げる」のです。しかも、短期間で上げることに意味があります。けれども、いくらクラス全体のレベルを上げることはできても、クラス全員の成績を上げることは無理でした。

そのとき、私にはどうしてもわからない疑問がありました。それは、

なぜ能力的に変わらない2人の生徒が、同じ授業を受けているにも関わらず成績に違いがあるのか?

しかも、この2人の授業態度はいずれも良いのですから。

それから数年がたち、成績がイイ子の親だけが知っている「勉強の常識」があることを知りました。

その違いは家庭学習における親の違いだったのです。