こんにちは。小5の息子は精一杯の努力を重ね母も自分にムチを打ち、塾では一番上のクラスをキープしています。そんなクラスには、遊んでばかりのデキスギ君が2~3人はいます。

そんな彼らと我が家の息子が意気投合しているからたまりません。

楽しい企画盛りだくさんの彼らたち。3回に一度くらいの割合で外出を許可していますが、息子は不満顔。

国語でボロボロの成績を持ち帰った時に、思わず「優秀な子と同じつもりで遊んでいるからこういう結果になるのよ。」と言ってしまいました。

息子は帰り道で十分辛い思いをしていたはずなのに・・・。大粒の涙をながしていました。

と・・・・・・思いきや、喉元過ぎれば熱さ忘れる我が息子・・・「○○行っていい?」「神社のお祭り行く約束した。」といった調子です。

「これとこれが出来たらいいよ。」と交換条件を出したりもしますが、大変です。

子供同士のつき合いについて良きアドバイスをいただけないでしょうか?

以前、中学受験を目指しているお子さんが、受験をしない学校の友達とゲームばかりして遊ぶので困っているといった相談にお答えしたことがあります。

今回は、その反対。

塾では、一番の上のクラス。そして、相手はお子さんよりも成績がイイ子たち。

通称、「遊んでばかりのデキスギ君」(◎_◎)

そんな彼らと遊びたがるお子さんに、

「優秀な子と同じつもりで遊んでいるからこういう結果になるのよ。」

と言ってしまったとのこと。

ちと、これは無責任な発言だと思いますが、親としては、天性の才能がある子たちと同じように遊んでいては、たまったもんじゃない!という気持ちは、よーく理解できます(^_^)

私が、今回の相談から思うこと。

それは、

本当に「遊んでばかりのデキスギ君」なの?

ということです。

「遊んでばかりのデキスギ君」という言葉の中には、外で遊んでばかりで「あまり勉強をしていないはず!」と考えている節があると思えるのです。

本当にそうなんでしょうか?

もし、努力の結果、今の成績を維持しているのであれば、それは、「デキテテ当然君」なのです。

「デキテテ当然君」の裏の姿に気づかずに、表面的なものだけ判断していたら、今後のお子さんの人生は大きく変ってくるでしょう。

それは親がどういう情報を与えているかで決まってくるんですよ。

また、それらの子供たちは、親がこぞって言いたがる「モトから頭のイイ、天才肌の子供」なんでしょうか?

もし、仮に天才肌の子供がいたとしても、1クラスに2~3人もいたりはしませんよね。

そのなかには、「デキテテ当然君」がいる!!

そうでないと、その比率でいくと、全国に「なんにもしなくてデキル天才児」が日本中にウヨウヨいることになりますから。

そこを見極めていかないと、ヤッパリ子供には、

「優秀な子と同じつもりで遊んでいるからこういう結果になる」

と言ってしまうことになるでしょう。

じゃあ、どう見極めるのか?相談者さんは、現在、

精一杯の努力を重ね、母も自分にムチを打ち、

「今以上に遊んでいたら、勉強する時間なんてあるハズない!」

と思っている。

ここを検証してみたらいいですね。

その結果、ライバルの子供たちが「本当にデキスギ君」であれば、同じように遊んでいては彼らに追いつくことは難しいでしょう。

しかし、「遊ぶことも忘れないデキテ当然君」だとしたら???

親にとっての理想ですし、我が子にもマネて欲しいと願うでしょう。

では、どうやって確かめるか?

といっても、他人の家での勉強の様子を調べることなんてできません。

そんなときは、仮説を立てて、検証してみればいいのです。

これを自分たちで試してみる!

自分たちができれば、ライバルたちもやっている可能性はあるということですから。

テーマは、

勉強時間の捻出

スタートは、「遊んでばかりのデキスギ君」たちと同じように遊ぶとしましょう。

そして、今より多くの勉強時間を捻出する案を出していくのです。

曜日ごとに、10分単位で捻出できないか?

と探していきます。

  • 朝起きて、朝食までの時間から捻出
  • 学校から帰って、塾までの時間から捻出
  • 塾から帰ってから、勉強にとりかかる時間の短縮
  • 休みの日の時間の使い方etc

これが、「仮説」です。

この作業は、子供にとっても歓迎されます。

だって、遊べることを前提に、家での勉強を見直すわけですから。もちろん、遊びに行く前に勉強するという約束も加わります。

そして、実際に捻出した時間で勉強をしてみます。

これが、「検証」です。

その結果、今までよりも多くの勉強時間を確保できるようであれば、ライバルはこのように勉強していると考えればいいのです。

もう、お気づきだと思いますが、ライバルが「遊んでばかりのデキスギ君」が事実かどうかということは、実は関係ないことなのです。

それよりも、「遊ぶことも忘れないデキテ当然君」を目指せばいいのですから。

お子さんと「仮説」「検証」を行った結果、これ以上の「勉強時間の捻出は、難しい」となれば、その分だけは納得して友達からの誘いを断ることができるようになります。

もちろん、親が準備することで、さらに「勉強時間を捻出できないか?」ということも、忘れないで下さいね(^_^)

成績がイイ子やその親たちは「勉強時間の捻出」がとにかくうまい!しかも、タイミングも絶妙!

そのため、相乗効果で勉強の効率も上がる。

その結果、成績に圧倒的な差がつき、他人から見ると「天性の才能」なんて思えたりするのです。

「同じことを同じように聞いて、寝て目が覚めたら、内容を理解していた」

なんてことは、ありませんからね(^_^)

親の子供へのスタンスがものすごく問われる話ですね!