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正月明けは祭りのあと!?


2010/1/05

成績がイイ子の親だけが知っている!
新「勉強の常識」 No.682
できるだけ毎週水・土曜日発行
http://www.oyawaza.com/mobile/


今回の内容



★ストロングのひとりごと

正月明けは祭りのあと!?

★親技ファイトクラブ【音声セミナー】

これまでの全音声セミナー丸出し公開中

★ 新勉強の常識

緊張して良い結果が出ません!?



★ 「ストロングのひとりごと」



"新「勉強の常識」" No.682号を配信させていただきます。

毎年のことで恐縮ですが、

「明けまして○○○○○○○○○○!」

のご挨拶の「○○・・・」の部分は、受験が終るまでとっておくことになっております。

ということで、いつも通り、

こんにちは、ストロング宮迫です。

とうとう年が明けてしまいましたね。

いよいよまずは中学入試が本格的にスタートとなります。

「祭りのあと」と言いますか、新年に人が集った後、また、家族と長い時間を過ごした後というのは、妙に寂しく感じるものです。

今日あたりから親の仕事も始まって、子供たちが一人になる時間も増えてくることでしょう。

「祭りのあと」に加えて、一人の時間の増加というのは、受験生に微妙な影響を与えてしまう可能性があります。

大人からすれば、ここまで頑張ってきたという蓄積と子供への信頼もあるでしょうが、正月明けは受験生が精神的に不安定になる可能性が大きい時期ですから要注意ですぞ!!

さて、年末に養老孟司さんのCD講演

養老孟司が語る「わかる」ということ (新潮CD講演)
http://tinyurl.com/22lp5m2

を聞きました。

おもしろい話なので、メルマガで紹介したいと5回くらい聞いたのですが、どうもストロングにはうまくまとめられませんでした。

ネットで検索すると、講演会の趣旨と同じものを見つけましたのでそちらを紹介しておきます。

養老流 子育て論
http://www.sodatsu.com/senses/message/index.html

忙しい読者の皆さんを念頭にストロングが参考になると思う部分を一部抜粋すると、

◆なぜ、みな子育てが苦手になったのだろう?

少子化という現象がなぜ起こっているかということを、ごく常識的に考えると、今、皆さん、子どもの扱いが苦手なんだ、ということでしょうね。

世界を大きく分けると、<人間が作った世界>と<作っていない世界>、つまり<人工>と<自然>に分かれます。

子どもはどちらに属するかというと、実は<自然>の世界なんです。

自然の世界に属している子どもを、人間の世界へひきこんでいくという過程が、子育てなんですね。この自然、というのは、人間が設計することができないものという意味です。

今、それに対して、どう扱っていいか分からなくなっているんです。

◆みんな自然が苦手になった

<自然>が苦手なことは、日本人の仕事の変化を考えるとよくわかります。

江戸時代までは、おそらく8〜9割が農業や漁業などに従事していた。

つまり自然そのものを相手にしていたわけですから、自然に属する子どもを育てることと日常の仕事の間に矛盾がなかった。

稲を育てていて、病気になれば仕方がない、天災が起これば仕方がない、枯れてしまえば弱かったんだから仕方ない、まさに「仕方がない」という言葉が使えたわけです。

ところが今は、働いている人の7〜8割が組織人ですよね。

サラリーマンの世界というのは、人間が一生懸命構築したものですから、社長、部長、課長といった、自然のなかにはない約束事で出来ています。

そこでは「仕方がない」という言葉を使ったら負けなんです。

◆子どもは、自然の側に属してます。
子どもは社会の約束事にあわせて産まれてきたわけではないから、なにか大事な会合があって、誰かに会わなくちゃならないとなると、前の晩にはしかになる(笑)。

それは、まったく人間の都合と関係なしに動いている。

地震とか台風とか、そういうものと同じです。

そういうものの取り扱い、というのは、今の都会で育つ人は 必ず苦手なものです。

まず第一に、全然ちがう徳目を要求される。

明日社長と約束があるんだけど、子どもがはしかになって行けなくなっちゃって、キャンセルして、「仕方がない」で通るか。

「仕方がない」ということが当然だというのが、自然を相手にしている世界。

それが当然ではなくて、「不祥事」だというのが、人工の世界ですね。

自然が都会から排除されているということが、はっきりわかるのは、人間の生まれてから死ぬまでのプロセスに対する扱いです。

つまり四苦、生老病死ですね。これは、人間の自然ですよ。

生まれることも、年をとることも、病気になることも死ぬことも、自分の意志ではない。勝手にそうなるんです。

これが、都会ではどうなっているかというと、全部「不祥事」に変わっているんですね。

◆子どもに問題がおきるのは当たり前

僕は、十数年以上前から、「子どもに問題が起こる」と思ってました。

それは当たり前で、周りの自然をこれだけいじっていたら、人のなかの典型的な自然である子どもに影響が出てこないはずがない。

それを寺田寅彦は「天災は忘れたころにやってくる」と言ったわけですけど、自然をこれだけいじった結果が、最初は公害という形で出てきた、そして体の問題。次に起こったのは、子どもでしょう。

僕が大学生くらいのとき、うちの小学校の敷地を削って市役所が建ったんです。

「ああ、子どものもの削って、大人のもの作るようになったなあ」とそのとき思った。

そのころ、子どもの遊び場がなくなるという話が頻繁に出ていた。

そして、その遊び場なんて話は、バブルが済んでから完全になくなりましたね。

土地は財産であって、子どもなんか関係ない。

僕らが子どものときは、誰のものでもない土地っていうのがたくさんあったんですよ。そこでトンボ採ったり、セミ採ったり、川なんか入って遊んだりしてた。

そういう場所をぜんぶなくしたでしょう、

誰が子どものことを本気で考えてる? 

たとえば厚生省のような行政は?

みな、いっさい、手を抜いてきたんだから、おかしくなって当たり前、簡単な答えです。

「じゃあ、どうする?」となると、10人いれば10の道があるのでしょう。

そして、子供たちのことを考えるのと同時に私たち親世代もすでに来る高齢社会にどう向き合うかがこれから問われてくるようです。

「人口減少時代の大都市経済 ─価値転換への選択」 松谷明彦著  
http://tinyurl.com/2cclb8d

この本では、「速すぎる高齢化は実は大都市を直撃する」として主に現在の人口統計をもとに今から20数年後の2035年あたりを描いていますが、恐ろしすぎる現実が待ち受けているようです。

2035年というと、ストロングが生きていれば68歳で、今のオヤジやオフクロと同じ年齢になります。

手を抜いておかしくなった子供世代が大きくなる一方で、高齢社会の相当な税負担によりのがれられない生活水準の低下・・・

なんだか新年早々暗くなっちゃいそうでイヤだなあ。

いろんなことを同時に考えなくちゃならない年齢を迎えたということでしょうか。

相変わらず明確でキレのよい結論は提示できませんが、皆さんに1つでも考えるヒントが提示できるように頑張っていきますので、今年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

養老流 子育て論
http://www.sodatsu.com/senses/message/index.html




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