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学習の8つの法則!?


2010/11/16

成績がイイ子の親だけが知っている!
新「勉強の常識」 No.672
できるだけ毎週水・土曜日発行
http://www.oyawaza.com/mobile/


今回の内容



★ストロングのひとりごと

学習の8つの法則!?

★親技ファイトクラブ【音声セミナー】

中1の範囲をどのように復習していったらよいのか

★ 新勉強の常識

受験で親がこれほど苦しく感じられるとは!?


★ 「ストロングのひとりごと」


"新「勉強の常識」" No.672号を配信させていただきます。

こんにちは、ストロング宮迫です。

この時期になると、受験生が

「先生、私、大丈夫ですよね?」

と聞いてくる。

「大丈夫ですよね?」の短い問いには

「大丈夫、絶対受かるよ」

という言葉を即答してほしい気持ちが大いに隠されていることは言うまでもありません。

誰かに「大丈夫」と言ってほしいんですな。

皆さんであれば、我が子に「大丈夫だよね?」と問われたら何と答えるでしょうか?

「このままいけば大丈夫よ!」ですか?「しっかり頑張れば大丈夫よ!」でしょうか?

意外とマイナスというか冷静な視線での「大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれない」なんていうのは、状況的に言いにくいのではないでしょうか。

だって「大丈夫」って言ってもらいたがっているわけですから。

ストロングの場合は苦しくても受験生に「大丈夫」とは決して言いません。

大丈夫かそうでないかは結果が出てみないとわからないと思っていますし、誰かに言われた「大丈夫」という言葉にすがってほしくないと思っているからです。

ただ、決して「大丈夫」って言っちゃいけません!という話ではありませんよ。

これまでの勉強ややり取りの流れから「大丈夫」と言って安心させてやることが最善と思えるなら、お子さんにはぜひそうしてくださいね。

ここではあくまでもストロングの場合の話です。

ストロングは決して「大丈夫」と言いません。

目の前のできることをちゃんとやれ!

と言うばかりです。

ただそれではどうしても子供は納得しないというか、「私は大丈夫じゃないのか?」という疑念を持ちがちなので、過程が大事なんだという話をしていくことになります。

そう、受験の結果ではなくて、受験の過程が大事なんだという、メルマガでいつも書いている話ですね。 

前回のメルマガで

「まじめに生きるのを恥じることはない」
http://tinyurl.com/266dj9m

の本はすでに紹介しました。

この本は、アメリカの大学バスケットボール界の名将として知られたジョン・ウッデン氏の語録を集めた本です。

ジョン・ウッデン氏は今年2010年6月に99歳で亡くなりました。

ウッデン氏は1948年から1975年の間にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボール部の監督を務め、最後の12年間では、チームをNCAA全米大学バスケットボール選手権で10度の優勝に導いた名将で、2003年には米国における文民向けの最高位勲章の1つである大統領自由勲章を受章した方です。

今回は「大丈夫?」と問いかける受験生にストロングが話している「過程が大事」という内容をウッデン氏の言葉を借りて表してみたいと思います。

ジョン・ウッデン氏は言います。

・・私はその当時から「自分は最善を尽くしたか?」という問いのほうが「自分は勝ったか?」という問いよりも大切だと感じていた。

最初の問い「自分は最善を尽くしたか?」への答が「イエス」なら、第2の問い「自分は勝ったか?」への答も同様にイエスだ。スコアに関係ない。

自分の能力をいかんなく発揮して準備したのであれば、恥じることは何もない。

しかし、自分に十分な準備をする能力がありながらそうしなかったのであれば、落胆する理由は十分にある。(161ページ)

多くの学生を指導し、多くの勝利を手にしてきたウッデン氏が言うことはもうこれに尽きます。

君はベストを尽くしたか?私はベストを尽くしたか?

違う項でこう表現しています。

勝つことがすべてではない。

私に言わせれば、全力を尽くして努力することがすべてである。私が望むのはそれだけであり、自分にも選手たちにもそれ以外は要求しなかった。

あなたが自分に要求したり期待したりすべきなのは、全力を尽くして努力することであり、それ以上は必要ない。

最高の自分になることすら実際には決してできないのだから。

それは完全主義というものだ。私の理解しているかぎり、われわれは完全な状態には到達しえない。

しかし、完全な状態に到達することに向けて懸命に努力するこ とならできる。

もしそうするなら、スポーツでも人生でも負けることは決してない。(119ページ)


ウッデン氏はこのこの考え方をベースに何事も考えていく。

この考え方が土台となれば、生徒への評価の仕方、基準は、こうなります。 


一生懸命に努力を重ねベストを尽くして「可」という評価を得た子どもは、手抜きをして「良」という評価を得た才能に恵まれた子どもよりも高いレベルの成功をおさめたと私は思う。

自分をよりよい教師にし、自分が指導する若者たちにより建設的で公平で報われる努力目標を与える方法を、私は模索し始めた。

自らの考えていることを子供に正確に伝え、確実に理解させ、実践するためには、評価の仕方が重要なのは言うまでもありません。

模試の成績を上から順番に見ていくことは自分の位置を知る上では有用でしょう。

しかし、上から数えて「こんなに低い」「こんなに悪い」と指摘することに意味はないと繰り返し申し上げてきました。

比較する対象は「過去の自分だ」と。

前回よりもどうだったのか?だと。

一喜一憂するのなら、他人の成績と比較してではなく、過去の自分の成績と比較しましょうとも言ってきました。 

なにを、どう評価するか

が子供たちの次へのモチベーションにもつながるからです。

評価の仕方や基準を示すということは、すなわち「家庭の価値観」を子供に示すことにつながります。

ウッデン氏の育った家庭では、

私の父がよく口にしていた言葉を紹介しよう。

「自分が人よりもすぐれているなんて思っちゃいけない。 人と同じように、おまえもすぐれているんだ」

これは大切な考え方だ。

人より、ではなく、人と同じようにすぐれているのだ!

私は自分のチームが全米学生選手権で勝ち進んでいるときも、そうでないときも、常にこの言葉を思い出すようにしていた。

おかげで勝っても負けても自分を見失わずにすんだ。

それを考えると、力強く導き、手本を示してくれる人が家庭にいることは、とても大切なことだということになる。

家庭こそ、私たちが価値観を得る場なのだ。(41ページ)



「家庭こそ、私たちが価値観を得る場」、だからこそ親の役割は重要だとウッデン氏は言います。


親であることとコーチであることは本質的に同じだと私は思っている。

しかも、このふたつは世の中でもっとも重要な専門職である。

親は、子どもが教わる最初のコーチだ。

ところが、自分が家でしていないことを学校のコーチや教師が肩がわりしてくれると期待している親があまりにも多い。

土台をつくるのは親だ。それも早めに。

子どもが学校に行き始めてからでは遅すぎる。(52ページ)

もう遅すぎるといわれても、私達は諦めて手離すわけにはいきません。

受験という1つの与えられた関門の突破を契機に、親子で奮起し、協力し合い、話し合い、励まし合って、学ぶ。

受験はそのキッカケにもありえるでしょう。

そして、

少しずつよくなるように、来る日も来る日も自分を鍛えあげていく。

さらに一定期間つづけると、最初に比べてはるかによくなる。

そうすることによって、自分がなりうる最高の自分に近づくことができる。

それには毎日を大切にすることだ。失った日は二度と取り戻せない。

もし選手たちが練習に手を抜いているように見えると、私はこう言ったものだ。

明日2倍練習すれば今日の分を取り戻せるなんて思うなよ。2倍頑張れる力を持っているなら、どうして今そうしないんだ?と。(32ページ)

プロだってたった一人でここまで頑張れる人は、そう多くないはずです。

だから、選手にはコーチがいて、子供には親がいる。

そして、「家庭の価値観」をベースに子供たちには「目指すべき考え方」「方向」が示される。

「私は大丈夫か?」と問うてもイイ。

しかし、その問いの前に答えるべき問いがあるだろう。

「私は今日ベストを尽くしたか?」と。

受験が迫れば迫るほど、偏差値が1ヶ月で20上がった、模試の判定がEだったけど合格できたなんていう「奇跡の話」が多く語られ、信じられる。

夢のある話はストロングも大好きです。やっぱりカッコイイもの。

でも、

私は奇跡が起こることを一度も期待しなかった。

そのかわり私が期待していたのは、勤勉と忍耐から生まれるゆるやかで着実な進歩だった。

もちろん奇跡は歓迎する。

私はただ、自分がある程度コントロールできる事柄に的を絞るほうが気分がよかっただけである。

奇跡は人間が起こすものではない。それは神の支配下にある。(110ページ)

結果的に、奇跡が起こるのは、「勤勉と忍耐から生まれるゆるやかで着実な進歩」を日々行っていた者だけに起こるというのが真実ではないでしょうか?

「今日ベストを尽くしていない」者に決して奇跡は起こらない。

最後にウッデン氏が語る「学習の法則」を紹介して締めます。

「学習の法則」179ページ

学習の4つの法則は説明、実演、模倣、反復である。

その目標は、大きなプレッシャーがかかる状況下で正しい癖が自然に出るようにすることである。

この目標を達成するために、私は8つの学習法則を開発した。

すなわち、

説明、実演、模倣、反復、反復、反復、反復、反復である。



受験生、今日やらねばならぬことにベストを尽くせ!
"新「勉強の常識」" No.672号を配信させていただきます。

こんにちは、ストロング宮迫です。

この時期になると、受験生が

「先生、私、大丈夫ですよね?」

と聞いてくる。

「大丈夫ですよね?」の短い問いには

「大丈夫、絶対受かるよ」

という言葉を即答してほしい気持ちが大いに隠されていることは言うまでもありません。

誰かに「大丈夫」と言ってほしいんですな。

皆さんであれば、我が子に「大丈夫だよね?」と問われたら何と答えるでしょうか?

「このままいけば大丈夫よ!」ですか?「しっかり頑張れば大丈夫よ!」でしょうか?

意外とマイナスというか冷静な視線での「大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれない」なんていうのは、状況的に言いにくいのではないでしょうか。

だって「大丈夫」って言ってもらいたがっているわけですから。

ストロングの場合は苦しくても受験生に「大丈夫」とは決して言いません。

大丈夫かそうでないかは結果が出てみないとわからないと思っていますし、誰かに言われた「大丈夫」という言葉にすがってほしくないと思っているからです。

ただ、決して「大丈夫」って言っちゃいけません!という話ではありませんよ。

これまでの勉強ややり取りの流れから「大丈夫」と言って安心させてやることが最善と思えるなら、お子さんにはぜひそうしてくださいね。

ここではあくまでもストロングの場合の話です。

ストロングは決して「大丈夫」と言いません。

目の前のできることをちゃんとやれ!

と言うばかりです。

ただそれではどうしても子供は納得しないというか、「私は大丈夫じゃないのか?」という疑念を持ちがちなので、過程が大事なんだという話をしていくことになります。

そう、受験の結果ではなくて、受験の過程が大事なんだという、メルマガでいつも書いている話ですね。 

前回のメルマガで

「まじめに生きるのを恥じることはない」
http://tinyurl.com/266dj9m

の本はすでに紹介しました。

この本は、アメリカの大学バスケットボール界の名将として知られたジョン・ウッデン氏の語録を集めた本です。

ジョン・ウッデン氏は今年2010年6月に99歳で亡くなりました。

ウッデン氏は1948年から1975年の間にカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のバスケットボール部の監督を務め、最後の12年間では、チームをNCAA全米大学バスケットボール選手権で10度の優勝に導いた名将で、2003年には米国における文民向けの最高位勲章の1つである大統領自由勲章を受章した方です。

今回は「大丈夫?」と問いかける受験生にストロングが話している「過程が大事」という内容をウッデン氏の言葉を借りて表してみたいと思います。

ジョン・ウッデン氏は言います。

・・私はその当時から「自分は最善を尽くしたか?」という問いのほうが「自分は勝ったか?」という問いよりも大切だと感じていた。

最初の問い「自分は最善を尽くしたか?」への答が「イエス」なら、第2の問い「自分は勝ったか?」への答も同様にイエスだ。スコアに関係ない。

自分の能力をいかんなく発揮して準備したのであれば、恥じることは何もない。

しかし、自分に十分な準備をする能力がありながらそうしなかったのであれば、落胆する理由は十分にある。(161ページ)

多くの学生を指導し、多くの勝利を手にしてきたウッデン氏が言うことはもうこれに尽きます。

君はベストを尽くしたか?私はベストを尽くしたか?

違う項でこう表現しています。

勝つことがすべてではない。

私に言わせれば、全力を尽くして努力することがすべてである。私が望むのはそれだけであり、自分にも選手たちにもそれ以外は要求しなかった。

あなたが自分に要求したり期待したりすべきなのは、全力を尽くして努力することであり、それ以上は必要ない。

最高の自分になることすら実際には決してできないのだから。

それは完全主義というものだ。私の理解しているかぎり、われわれは完全な状態には到達しえない。

しかし、完全な状態に到達することに向けて懸命に努力するこ とならできる。

もしそうするなら、スポーツでも人生でも負けることは決してない。(119ページ)



ウッデン氏はこのこの考え方をベースに何事も考えていく。

この考え方が土台となれば、生徒への評価の仕方、基準は、こうなります。 


一生懸命に努力を重ねベストを尽くして「可」という評価を得た子どもは、手抜きをして「良」という評価を得た才能に恵まれた子どもよりも高いレベルの成功をおさめたと私は思う。

自分をよりよい教師にし、自分が指導する若者たちにより建設的で公平で報われる努力目標を与える方法を、私は模索し始めた。

自らの考えていることを子供に正確に伝え、確実に理解させ、実践するためには、評価の仕方が重要なのは言うまでもありません。

模試の成績を上から順番に見ていくことは自分の位置を知る上では有用でしょう。

しかし、上から数えて「こんなに低い」「こんなに悪い」と指摘することに意味はないと繰り返し申し上げてきました。

比較する対象は「過去の自分だ」と。

前回よりもどうだったのか?だと。

一喜一憂するのなら、他人の成績と比較してではなく、過去の自分の成績と比較しましょうとも言ってきました。 

なにを、どう評価するか

が子供たちの次へのモチベーションにもつながるからです。

評価の仕方や基準を示すということは、すなわち「家庭の価値観」を子供に示すことにつながります。

ウッデン氏の育った家庭では、

私の父がよく口にしていた言葉を紹介しよう。

「自分が人よりもすぐれているなんて思っちゃいけない。 人と同じように、おまえもすぐれているんだ」

これは大切な考え方だ。

人より、ではなく、人と同じようにすぐれているのだ!

私は自分のチームが全米学生選手権で勝ち進んでいるときも、そうでないときも、常にこの言葉を思い出すようにしていた。

おかげで勝っても負けても自分を見失わずにすんだ。

それを考えると、力強く導き、手本を示してくれる人が家庭にいることは、とても大切なことだということになる。

家庭こそ、私たちが価値観を得る場なのだ。(41ページ)



「家庭こそ、私たちが価値観を得る場」、だからこそ親の役割は重要だとウッデン氏は言います。


親であることとコーチであることは本質的に同じだと私は思っている。

しかも、このふたつは世の中でもっとも重要な専門職である。

親は、子どもが教わる最初のコーチだ。

ところが、自分が家でしていないことを学校のコーチや教師が肩がわりしてくれると期待している親があまりにも多い。

土台をつくるのは親だ。それも早めに。

子どもが学校に行き始めてからでは遅すぎる。(52ページ)

もう遅すぎるといわれても、私達は諦めて手離すわけにはいきません。

受験という1つの与えられた関門の突破を契機に、親子で奮起し、協力し合い、話し合い、励まし合って、学ぶ。

受験はそのキッカケにもありえるでしょう。

そして、

・・少しずつよくなるように、来る日も来る日も自分を鍛えあげていく。

さらに一定期間つづけると、最初に比べてはるかによくなる。

そうすることによって、自分がなりうる最高の自分に近づくことができる。

それには毎日を大切にすることだ。失った日は二度と取り戻せない。

もし選手たちが練習に手を抜いているように見えると、私はこう言ったものだ。

明日2倍練習すれば今日の分を取り戻せるなんて思うなよ。2倍頑張れる力を持っているなら、どうして今そうしないんだ?と。(32ページ)

プロだってたった一人でここまで頑張れる人は、そう多くないはずです。

だから、選手にはコーチがいて、子供には親がいる。

そして、「家庭の価値観」をベースに子供たちには「目指すべき考え方」「方向」が示される。

「私は大丈夫か?」と問うてもイイ。

しかし、その問いの前に答えるべき問いがあるだろう。

「私は今日ベストを尽くしたか?」と。

受験が迫れば迫るほど、偏差値が1ヶ月で20上がった、模試の判定がEだったけど合格できたなんていう「奇跡の話」が多く語られ、信じられる。

夢のある話はストロングも大好きです。やっぱりカッコイイもの。

でも、

私は奇跡が起こることを一度も期待しなかった。

そのかわり私が期待していたのは、勤勉と忍耐から生まれるゆるやかで着実な進歩だった。

もちろん奇跡は歓迎する。

私はただ、自分がある程度コントロールできる事柄に的を絞るほうが気分がよかっただけである。

奇跡は人間が起こすものではない。それは神の支配下にある。(110ページ)

結果的に、奇跡が起こるのは、「勤勉と忍耐から生まれるゆるやかで着実な進歩」を日々行っていた者だけに起こるというのが真実ではないでしょうか?

「今日ベストを尽くしていない」者に決して奇跡は起こらない。

最後にウッデン氏が語る「学習の法則」を紹介して締めます。

「学習の法則」179ページ

学習の4つの法則は説明、実演、模倣、反復である。

その目標は、大きなプレッシャーがかかる状況下で正しい癖が自然に出るようにすることである。

この目標を達成するために、私は8つの学習法則を開発した。

すなわち、

説明、実演、模倣、反復、反復、反復、反復、反復である。



受験生、今日やらねばならぬことにベストを尽くせ!



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