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人はなぜ犬や猫を飼うのか!?


2012/02/02

成績がイイ子の親だけが知っている!
新「勉強の常識」 No.765
できるだけ毎週水・土曜日発行
http://www.oyawaza.com/mobile/


今回の内容



★ストロングのひとりごと

人はなぜ犬や猫を飼うのか!?

★親技ファイトクラブ【音声セミナー】

ぼくたちの雑談

★新勉強の常識

小さい頃からそばで勉強をみてきた!?



★ 「ストロングのひとりごと」

"新「勉強の常識」" No.765号を配信させていただきます。

こんにちは、ストロング宮迫です。

全国最大規模の首都圏の中学入試真っ最中です。

午前に午後、3連戦、4連戦と連投が続きますが、最後まで頑張れ!受験生!!

さて、先日ストロングの奥さんがポロっとこう言ったんです。

「私の知り合い、子供が中学校に入ったら、全員じゃないけど、結構な数の人が犬を飼い始めたんだけど、あれって、どういう心境の変化なんだろう?」と。

まあ、ウチの奥さんの周りの話であって、皆さんにそれが当てはまるのかどうかは定かではありませんが、

「子供が中学校に入ったら・・・」というのは、なんとなく感じるところもあってインターネット検索して見ると、

一般社団法人ペットフード協会の平成21年度犬猫飼育率全国調査では、

【犬】世帯数52,327,382 飼育世帯率18,3% 飼育世帯数9,576,000

【猫】世帯数52,327,382 飼育世帯率11.2% 飼育世帯数5,883,000

犬の飼育世帯数はすごい率ですねえ・・・

さらにすごいのは「意向率」というのがありまして、これは、たぶん「これから飼いたい」と思っている率だと思いますが、

【犬】現在飼育率18.3% 飼育意向率42.8%

【猫】現在飼育率11.2% 飼育意向率25.3%

なんと犬に関しては50%に迫る勢い・・・

高齢化社会うんぬんで大騒ぎになっている昨今、2007年の65歳以上の人口が総人口に占める割合が21.5%。

なんでも全体の20%を超えれば社会が動くというか、大きな関心を呼ぶもんだと思いますが、犬と猫を合わせれば全体の20%を超える飼育世帯率と飼いたい率約50%のすごさは、ビックリです。

我が奥さんの言う「みんな飼ってるみたいなの」は実感としては正しいのでしょう。

ストロングなんかは、飼育率よりも「なぜ飼おうと思うのか?」という部分に個人的に興味があります。

ペットフード協会によれば、

犬猫飼育者は、非飼育者と比べて、さまざまな面で"ペットの効用"を享受していることがわかりました。

とアンケート結果を分析しているようです。

平成21年度 全国犬猫飼育率調査結果
http://www.petfood.or.jp/topics/1003.shtml


(自分自身について)孤独感を感じない 犬猫飼育者78.2%

これなんかは犬や猫を飼っていないストロングにも、なんとなくわかる。

しかし、これなんかは飼育していないから実感がない。

(子供について)落ち着きがある 犬猫飼育者59.3%

(夫婦関係について)夫婦喧嘩が少ない 犬猫飼育者62.3%

飼っている皆さんの実感はあっていますか?

できれば「成績がイイ子のいる家」のペットの飼育率も発表してほしいもんですなあ。

さて、「なぜ人は、特に現在、人はペットを飼うのか?」これです、ストロングがわからないのは。

手間もかかれば、費用もかかる。

我が奥さんの疑問である「子供が中学校に入ったら犬を飼う」とは、今までよりも手が離れるそのすき間にペットが 収まるということなのか?

45歳のストロング世代がガキの頃、ペットが飼われだし、小さい頃に飼っていた家庭が大人になって自然に飼うようになり、それが広がった?

ガキの頃、ペットを飼うことに憧れていたが叶わなかった夢を今叶えている?

ペットという癒しが必要なほどストレスのある世の中になったのか?

そして、ペットを飼うことで人はどんな影響を受けているのか?

知りたい!!

ちょうどピッタリの書名の本があったので読んでみました。

「人はなぜ犬や猫を飼うのか」有馬もと著
http://tinyurl.com/7kpbp2z

この本、冒頭から

本書では、ペット(愛玩動物)という言葉を用いず、コンパニオン・アニマル(伴侶、仲間としての動物)として紹介します。

と実に真面目な本でした。

ストロングが知りたかったことはあまり書かれていませんでしたので、さっきの疑問の答えは得られなかったのですが、親が子供のことを考えるときに参考になると思える部分は多々ありましたので、以下に一部を紹介します。

「人はなぜ犬や猫を飼うのか」28ページ


アーニーに起こったコンパニオン・アニマルの効果はほんの一例です。

英国の介護犬協会での取材でも、介護犬たちがもたらした精神的なサポートについて触れています。介護犬は身体障害者の生活の手助けをする犬です。

しかし、介護犬を得た重度の障害者の中には、犬と暮らすようになったことで「自分の気持ちをわかってくれる仲間ができた」と感じ、生きる気力が高まり、今まで以上につらいリハビリを重ねて、ついには、仕事に復帰したり、障害を克服していったケースもあるのです。

これらの犬が人におよぼした素晴らしい効果は、何によってもたらされるものなのでしょうか?取材に答えてくれたデビィ・ロビンスさんは犬から感じる「無条件の愛」について述ベてくれました。

「無条件の愛」というのは、たとえば人間の療法士では治療やリハビリの成果で一喜一憂したり、無意識に患者を査定したりしてしまうが、動物の場合は、自分が介在する治療の結果がどうなろうと、イライラしてみせたり、接する態度が変わったりはしません。

患者は動物たちに無条件で受け入れられているように感じると同時に、治療する側の態度や気分を気にする必要がないのですから、リハビリや治療を受ける前の緊張感や、いやな思いをしなくてすむわけです。アーニーの場合も、ウサギの世話をしていくうちに、ウサギがアーニーに慣れ、訪問をよろこぶようになり、ときには、やってくるアーニーを見てうれしそうに後ろ足で立ってみせたり、手をなめたりしたことでしょう。

やわらかなウサギの感触も、平坦だったアーニーの感情をやさしく包んだはずです。アーニーなりの心の許容量とペースで、ウサギを通して少しずつ周りの環境に目を開いていったのかもしれません。

もしかしたら、世話はされても、世話をするといった今までに経験しなかった行動を通して、ウサギに頼られる自分の存在に気づいたのかもしれません。動物によってもたらされる「無条件の愛」が、ときには人間社会では得られない大きな効果をあげることもできるという一例です。

私達は療法士同様にテスト結果や成果で「一喜一憂したり」、普段から「無意識に」子供を「査定したりして」いる。

その結果、「イライラしてみせたり、接する態度が変わ」る。

テストの結果が良ければ「イイ子」、悪ければ「悪い子」という親の価値判断を子供が知れば、途中経過や本来の目的をすっ飛ばして、たとえば子供はカンニングしたり、ウソの報告をしたりする。

親はそれを怒るけれど、その子供の反応は親が引き起こしていると考えることもできる。

「無条件の愛」はなかなか難しいですが、普段の生活で子供の生活態度などにエラーが出ていれば、「私、療法士になっているかも?」と一度は考えたほうがいいんじゃないでしょうか。

「いや、成績が悪いから」「ウソつくから」って!?

「得られない大きな効果をあげることもできる」、これを奇跡といっていいのかわかりませんが、奇跡は「無条件の愛」を基盤に起こったというのが上記の事例でしょうから、大逆転はまずは親の「無条件の愛」からではないですかね。

難しく考える必要はなく、「成果で一喜一憂したり、無意識に査定したり」しないように、まずは意識すればイイ。

「人はなぜ犬や猫を飼うのか」161ページ

犬は、パック(群れ)で生きる狼の子孫です。狼の群れでは順位によって、各々の役割が決まっています。・・・たとえば、あるポメラニアンの話を紹介しましょう。この犬種が人気の上位を必ず占める理由は、子犬の時期のかわいらしさだけではありません。

愛情細やかで、飼い主への家庭サービスにもはげむ、家庭犬として適した犬種だからです。しかし、あるポメラニアンは、家族すべてに自分の言うことをきかせないと我慢できない暴君になってしまいました。

彼の欲しいものが手に入らないときや、してほしいことをしてもらえないと、誰にでも吠えかかるのです。しまいには、そのあたりにあるものを、歯で引き裂いたりします。

家族の話では、ポメラニアンが小さいうちはあまりにかわいくて、ついつい最も居心地のいい場所を与え、人間より先に食事をさせ、望むように何でもいうことをきいていたというのです。狼の群れでは、安全で居心地のいい場所はリーダーの寝床です。食事もリーダーが最初です。他の狼たちは、どんなに空腹でもりリーダーの食事が終わるまでは獲物にありつくことはできません。

よだれをダラダラ流しながら、それでもじっと待っています。

望むように群れに命令できるのもリーダーの特権です。

つまり、ポメラニアンは人間の家族で、リーダーとしての扱いを受けたために、増長し、わがまま放題の行動をするようになってしまったというわけです。体の小さいポメラニアンなら、まだ「しょうがないなあ」と、いうことをきいていればいいでしょうが、大型犬や、力の強い犬種ではそうはいきません。

めしを食べさせてもらっている、塾に行かせてもらっている、などの立場にありながら、親の指示している子供を最近よく見かけます。

ストロングも親ですが、別に子供よりエライとか、スゴイとか、言うつもりもないし、威張るつもりもないけれど、立場だけはちゃっとわからせる。それだけは気をつけてきた。

稼いでもないのにリーダーに祭り上げられちゃったら、その子供にとって悲劇ですからね。ストロングは、躾の悪い犬を見たら、飼い主のことがすごくキライになる・・・話も合わない。

その人が悪い人というつもりもない。たぶんイイ人。

でも、「立場」についての考えが真逆だから付き合えないということなんだと思います。

最後の1つ、実に興味深い話を。

「人はなぜ犬や猫を飼うのか」81ページ

動物学者のブルース・フォーグル氏は、もっと深い深層心理の部分からコンパニオン・アニマル効果について説明してくれました。「英語で、人間に飼われている犬や猫をペットと呼びますが、この言葉には二つの意味があって、ひとつは『家で飼っている犬や猫のような動物』。

もうひとつが、『ストローク(なでる、さする)』。

歴史的にみても、人が自由にストロークできることがペットの重要な役割のひとつにあげられると思います。」「では、なぜ人がペットをなでるかというと、ひとつは、ペットが子どもの代用品だからだと考えられてきました。

子どもの代わりとして、私たちが動物を世話し、めんどうを見る。

表面的には、犬や猫は子どもの代わりのようですが、潜在的にはもっと複雑で、隠れた意識のどこかの部分で、実はペットは私たちの母親なのです。」私たちが、お母さんから授乳を受けるとき、手を母親のオッパイの上においています。

この触れ合いには、実は人間形成にとって重要な意味があって、胸に置かれた手から伝わってくるぬくもりや感触を通して、愛情や母と子の信頼感などを享受しているのです。

これはのちのちの人間形成にもかかわっていくのですが、やわらかくて、あたたかいお母さんの胸にさわると、赤ちやんは無条件に安心でき、事実その結果として赤ん坊の血圧は下がっていくのです。

「ペットは私たちの母親なのです」

「手から伝わってくるぬくもりや感触を通して、愛情や母と子の信頼感などを享受しているのです」

さて、この見解はどうなんでしょうか。

もしそうだとしたら、「子供が中学校に入ったら犬を飼う」行為は、子供が手を離れたとしても、いつもまでも「愛情や母と子の信頼感などを享受」したいことの表れか。

ちょっとよくわからんので、これは今後の研究課題とさせて下さい。

※ツイッター、タイガー山中が細々と更新中!
http://twitter.com/strong5050

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