もうご褒美はいらない。嬉しい!

小5 志麻じろうさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

最終日の話をさせてください。

最終日、「よっしゃー!」と言いながら、自信満々で解いたのですが、

一回目:98点 解答時間 27:07

でした。それも間違っていたのは、これはできる!としていた問題で、計算ミスでした。(+o+)痛恨のミスとは、このことです。10点分の問題は本人が本当に嫌がっていたところから出しました。多分出来ないと予想しての出題したのに、時間はかかったものの、ちゃんと解いておりました。

なのに、、、本人がっかりでした。

当然「二回目いく!」ということで、

二回目:95点  解答時間 18:25

またもや、別の簡単な問題にひっかかりました。単位の書き間違いです。息子は、既にひっくり返ってゴネゴネ。。。涙もにじんでました。

不注意をくやんでも、点数は変わらない。解答時間が少なくなっても、点数が低くなったらそりゃ納得できませんよね。

「やめるのかな?」と思っていたら、やめるつもりはないようで、「またやる!」とのことで、三回目することになりました。

三回目:98点  解答時間 14:40

なっ、なんと、またもや簡単な問題で躓きました。(+o+)

気が付けば、3日目にやった問題で間違った部分です。なにか間違いやすい要因があるように思います。

息子、どん底。。。 もう伏せてしまいました。

「どうせ僕には出来んのよ。こんな簡単な問題で、こんな間違いをして、どうせ僕には出来ないんだ。」と言いました。

ここで良かったのかどうか分かりませんが、こんな提案をしてみました。

「ここまで頑張れて、100点あと一歩のところまで来ているよね。時間も短くできているし、あともう一歩。出来ないことはないよ。何回でもトライすればいい。出来るまでやり切ろうよ。出来るよ。そして頑張ったご褒美に100点に出来たら、30分ゲーム(3DS)してもいいよ。本を読んでもいい時間も含めて1時間あげようかな?」

と言ったら、ムクッと起きだして「ほんと?」というので、「じゃ1時間にしようか?」というと、大喜びで「やっぱり100点になるまでやる!」と言い出しました。

日頃、ゲーム時間や読書時間(読みだすと止まらない)を制限されている息子にとっては、魅力的な時間なのでしょう。

そして、 四回目:100点  解答時間 12:19 \(^o^)/

この四回目は価値があると思います。本当に最後の最後まで必死に解いていました。私も励ますのもコピーするのも疲れてきて、こちらも必死。(あとで娘が5回目をコピーしていて笑えましたが、、、)

途中、またもや計算ミスをしていることに気が付いたので、「記号は確認ね。単位も確認ね。」とささやきましたが、きちんと気が付いて修正することができてました。

結果発表は、本当に大喜びで、悔し涙がうれし涙になってました。

「もうご褒美はいらない。嬉しい!!出来たことが嬉しい!」

とのことでした。 言葉通りにご褒美の一時間は無しにしてやろうかと思いましたが(笑)、一度決めたことですから、勿論好きにしてもらいました。(結局ゲームしてました。笑)

一つ年下の娘に「兄ちゃん、頑張ったね!!」と言われて嬉しそうでした。

そして彼女がコピーした5回目分は、彼女が解いてました。

出来ない問題は、兄ちゃんに説明してもらいました。(^_-)成果ですが、、、

苦手な教科でも解けるようになる勉強方法が分かったということです。それも塾へも通っていない状態でも、親に頼らなくても解ける方法があったことに、本人驚いたようです。

それから息子は出来ないと諦めるのではなく、自分は出来るし、何度でもやれば出来るようになるという、自信というよりも確信を持ったことだと思います。

それは私も同じで、やれば出来るようになるし、息子の能力ややる気を支えることが出来ると確信したことでした。

「やればできる」この単純な言葉には、どこほどの努力が必要なのかと思っていましたが、やり方一つなんだと、目からうろこが落ちるとはこのことです。

勿論、危機の時はご褒美もありなのだと思いました。ちょっとした支えになるなら、ゲームの30分は無駄にはならないのかと。(省略)

志麻じろうさん、「お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?」の質問には、「楽しい半分、しんどさ半分でしょうか」と書かれていました。

上記にあったような「価値ある頑張り」を見せてくれれば「楽しい」につながるでしょうし、そこにいくまでのグズグズを見れば、親がキレてしまってその日の勉強を台無しにしてしまう。

でも、親が我慢して見てやれば必ず子供は「頑張り」を見せる。頑張る能力はみんなあるのです。

あとは頑張らせ方、それを引き出せるかどうか。我慢できるかどうか。

キレるのは簡単です。だってラクだもの。でも、毎日キレてちゃ、成果は出ないし、勉強において進歩がありません。

親の修行はまだまだ続く・・・ファイト!

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