「子供をいくら褒めても響かないんです」と聞かされます。
そりゃあ、いくら褒めても実績が伴わない褒め言葉は響きません。褒めるのも1回か2回なら騙せるでしょう。
でも、子供とのかかわりはずーーーとです。1回か2回騙せる技を親が使うとすれば、使うだけ子供との信頼関係は壊れていくでしょう。
ゆえに成績がイイ子の親は常に真剣勝負で努力した成果を出すように気を遣う。
そういうと、実績&成果といっても、ウチの子は出来が悪く、
「1番になりました」
「上位クラスになりました」
「100点でした」
なんて成果は望むべくもないのだと言われます。
成果ってそういうものですか?
「1番になりました」だけが成果とすれば、ほとんどの方は褒めることができなくなってしまいます。成果って昨日よりもよくなったらみんな成果ですよ。
それを勘違いすると、成績がすでにイイ子だけが褒められる対象になってしまいます。
そうじゃない。
もっといえば、昨日よりも今日ということになれば、今、現段階で成績が悪いほうが褒める率は断然高くなるんです。成績が最低なら、やることなすことなんでも全部成果になってしまう。極端に言うとそうなってしまうのです。
だから親は一生懸命子供を観察して、「昨日よりもなにがよくなったか」を懸命に探す。子供がどんなにすごいか、少しだけはもう気づいているはずなのです。
今回はすごいと気付く1つの「遊び」を紹介しました。
誰でも知っている極めてシンプルな遊びです。
ぜひ真剣勝負でお子さんと対戦してください。
紹介した遊びでなくてもいいんです。ただただお子さんと真剣勝負で対戦する。そのことで子供の新たな面に気づけるはずです!
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