個別指導で成績を上げるにはどうすればいいのか?

全国で「個別指導塾」が花盛りです。

塾業界の業績でも、近年は個別指導塾の業績が軒並み良い一方で、集団指導塾の業績が振るわないと伝えられています。

文部科学省は、2008年4月に実施した全国学力調査をもとに小6、中3を対象に算数・数学の成績が下から25%のグループの子供のうち、「全授業の4分の3以上で習熟度別少人数指導を受けた」グループと「習熟度別少人数指導を全く受けていない」グループを抽出し、問題をピックアップして正答率を比べたそうです。

それによると、習熟度別指導を受けた子の方が、受けていない子より若干の差はあるものの、差はほとんどなく、習熟度別指導を受けていない子の方が逆に正答率が高い問題もあったそうです。

新聞では、勉強の理解の程度に応じて子どもたちをグループ分けして教える「習熟度別少人数授業」は、きめ細かな指導法として各地で導入されているが、勉強が進んでいない子の学力向上につながっていないケースが少なくないと伝えていました。

「習熟度別少人数授業」の究極の姿が「個別指導塾」と言えます。

しかし、個別指導塾に通いながらも、成績がイマイチぱっとしないという生徒も多くいます。

なぜなのか? 

きめ細かく、子供に合わせた指導をしているのに成績に変化がないのは。 

1対3だから? 
1対2だから? 

では1対1になれば成績は上がるのか? 

そうでもないようです。単なる「少人数制」という言葉に騙されていけません。「個別指導」が功を奏すには理由がある。

個別指導が効果的に働くには必要な大事な要件があるのです。

今回はそれについてタイガー山中と話してみました。

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