高校受験の親技
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中学1年生になって中学の勉強に戸惑いを感じる子が少なくありません。部活もはじまり勉強との両立に苦戦する子もいます。高校受験まであと3年もあるといった気の緩む学年だからこそ短期集中の勉強、点数につながる勉強法を身につけて欲しいものです。そんな中学1年生のお母さんから届いた相談をもとに解決策を考えてみましょう。親技公式サイトでは、初級から上級までの成績を上げるテクニックを多数紹介していますので参考にしていただければ幸いです。

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1ヶ月前、娘の中学受験が終了しました!?

1ヶ月前、娘の中学受験が終了しました。

受験直前の12月には、電話で相談に乗っていただき有難うございました。結局、第一志望に合格することはできず、第二志望校に進学することになりました。

今、振り返ってみますと、第一志望校に合格させるには、親としての認識が甘かったと反省しています。

第一志望校は県内一の難関中学ですから、たとえ模試の成績が良くても、本番では何がおきるかわかりません。そのために、親は低学年から勉強させ、土・日もお弁当を持たせて塾へ送り出し、念には念を入れて、受験直前には1ヶ月学校を休ませる・・・

それくらいの意気込み、受験生の親としての自覚がないと、「合格」は勝ち取れないのだということが、受験を終えてようやくわかりました。(すでに遅しですが)

ただ、私は一貫して「子供に無理はさせたくない」と思ってきました。第一志望校はナンバー・ワンというステータスだけでなく、学校説明会で話を聞いていても、確かに魅力のある学校です。

ここなら安心して子供を預けられると、誰もが思うでしょう。子供が受験する気になったのも、「この学校に入りたい!」と思ったのも、学校説明会ですばらしいお話を伺ったからでした。

しかし、実際は、ズバ抜けた成績の子が集まるので、入学後も子供たちの間からは競争意識が抜けず、進学指導のない学校に勉強面では頼れないと、放課後は足早に塾へ向かう生徒が多いこと。(中1から塾代がかかるのは必至)

不登校になったり、学校を辞める成績不振者が毎年、数名は必ずいるということ。校内で自殺未遂騒動が起きるのも珍しくないらしく、学校によく救急車が来ているということ。

結局、大学合格実績をはじきだしているのは上位数十名で、あとは付属の大学に上がるか、公立の中堅校からでも充分入れる地元の私立へ進学するということ。

そんな話を在校生の親や、塾の先生から聞いていると、「何が何でも第一志望に・・・」という気持ちには、どうしてもなれませんでした。

6年生に進級するとき、カリキュラムのきつい大手から、個人塾にかわったのもそれが理由ですし、同じクラスの受験生が1ヶ月学校を休んで塾へ行くという話を聞いたときも、娘が学校を優先させたいと希望したからというだけでなく、私自身、焦るどころか、そんな非常識なことをしてまで、「倫理観」を教わる学校へ行きたいと思うのはおかしいと感じました。

だからと言って、この1年間、のんびり過ごしていたわけではありません。私も、「娘の心身に過度の負担はかけたくないけれど、勉強時間短縮のためにできることは何でも手伝おう」と、効率のよい勉強ができることを最優先課題にして、塾と家庭の連携プレーで頑張ってきました。

10月までは成績も順調に伸び、合格圏内に入っていましたので、楽観視していたわけではありませんが、このやり方が間違っていると考えたことはありませんでした。

12月に次女が病気になり、さらに長女の志望校別模試の結果がC判定だとわかったときは、私自身、途方にくれてしまいましたが、ちょうどその頃、私先生に電話で話を聞いていただいたことがきっかけで、年末から最後の1ヶ月の娘の頑張りは、塾の先生も驚くほどでした。

入試当日は、塾の先生から「絶対に行ける!」とお墨付きをもらい、第4志望校と第2志望校の合格をお守りにして臨みました。

体調もよく、手ごたえもあったようですので、「不合格」を知ったときの娘の落胆ぶりといったら、ありませんでした。

そして・・・第一志望校入試で燃え尽きてしまったのでしょうか。

翌日に受けた第3志望校も、数日後に「不合格」の通知が届きました。

あの日以来、「ブレーキをかけた私が悪かった」と自分を責める気持ち、大手の結果を知り、(5年生の時点で同じくらいの成績の子が合格していました)

「あのまま続けていれば・・・」と後悔する気持ちに毎日苛まれています。娘は、すでに中学へ向けてZ会を始めていますが、先日届いた進学先の制服を着た寂しげな表情を見ていると、失意と落胆と後悔の嵐に、胸が押しつぶされそうになりました。

確かに、それほど努力しなくても、そんなに長い時間勉強しなくても、この学校に楽々と合格してしまうお子さんもいるでしょう。

でも、我が娘のような並(並以下?)の頭脳、素質の子供には、あのくらいの勉強量では到底及ばない学校だったのですね。

でも、それでも私は、もう一度チャンスをやると言われても、擦り切れるほど勉強をさせられるだろうか・・・

小さい頃から塾漬けの毎日を送らせることができるだろうか・・・

こどもは純粋に「この学校へ入りたい!」と思えるのでしょうが、親としては、小学生らしい生活もさせたいし、何よりもまず健康第一だし、入ってからのことも、つい、あれこれ心配になって考えてしまいます。

そうまでして手に入れたいものってなんだろう?と・・・

だからと言って、「第二志望で充分だわ」とも思えません。(この地域は私立が少ないので、第一志望と第二志望の間には、かなりレベルの開きがあります)また、地元の公立は問題が多いので、どうしても私立を考えてしまいます。

次女は病気を抱えていますが、できれば中学受験をと考えています。

病気が病気だけに、無理をさせることはできません。しかし、できるものなら長女の第一志望に次女を合格させたいと、内心思っているのも事実です。

どんな受験生活を送るかは、ご家庭によってそれぞれでしょうし、子供の健康を第一に考えて無理をさせないというスタイルをとっていらっしゃるご家庭も少なくはないと思います。

それで難関校を目指そうというのは、絶対的に間違っているのでしょうか?

4年後の次女の中学受験、6年後の長女の大学受験のためにも、お手すきのときに、どうかアドバイスをよろしくお願いします。お忙しい中、長々と失礼しました。

読者の方で受験後に同じような思いを持った方もいるでしょうし、これから受験を控えて似たような葛藤をしている方もいるかもしれませんね。

このメールをいただいたのは、今から1ヶ月前の3月の中旬。

それから1ヶ月経過したわけですが、その後、気持ちも落ち着かれたでしょうか。また、あのときから少し考えも変化があったでしょうか。

相談者さんは、子供への負担を考え、夜10時には寝させる方針を貫いてこられました。

でも、入試前、模試の判定が悪く出た。時間が足りない。どうしたらいいの?

そんな相談を受け、私と電話でお話したのが12月の下旬でしたか。

それから、受験までの1ヶ月間、猛スパートをかけられました。

相談を受けた私は、入試までの対策を練るため、塾に状況を確認することを勧めました。

結果、塾の協力を得ることもでき、親との役割分担をして入試に臨まれました。

私が相談者さんと話して一番感じたのは、

「子供自身が一番ジレンマを感じているので?」

ということでした。

なので、「お子さんにとって後悔の残らない受験にすること」を目指すようにアドバイスしました。

12月に電話でお話し後、こんな報告をいただきました。

先ほど、塾から帰ってきた子供とよく話し合いました。

「ママが絶対に10時までに寝なさいと、私の体を気遣ってくれるのは嬉しかったけど、これじゃあ、勉強時間が全然足りないと思っていた。受験生なら12時くらいまで勉強するのが当たり前だとママに言ってくれる人がいてよかった」

そんな予想外の言葉が子供の口から出て、私はただ驚くばかりでした。私先生が電話で仰ったように、彼女のやる気にブレーキをかけていたのは他ならぬ母親である私だったのですね。

塾の先生のことも、こちらが何も言わないと何もしてくれないように思っていましたが、実はよく観察してくださっていることも分かり、安心しました。

私がシャカリキになって頑張っても空回りするばかりだったので、これからは塾の先生を信頼し、子供の気が済むように精一杯やらせようと思います。

もうなんだか遠い昔のことのように感じるのではないでしょうか。

でも、まだ3ヶ月ちょっと前の話なんですよ(◎_◎)

私もそうなんですが、受験を終えた直後の親子にとって、3ヶ月前なんて遠い昔のように感じてしまいます。

それだけ、受験までの数ヶ月間というものは、濃密な時間で、いろんななことが起きてしまう。

結果がうまくいった親子にとっては、良い思い出となり、結果がうまくいかなかった親子にとっては、苦い思い出となる。

それが、「受験」というものです(^_^)

そして、受験が終わった親にとって、大事なのは、

合格するだけの「態勢」で臨んだか?

ということです。

この1点のみをあらゆる角度から考えてみる。

相談者さんのように他塾の子供たちの結果も知っているなら、いろんな角度から判断ができると思うのです。

受験までは結果についてはわからずに進んできた。

果たしてこれでいいのか? 足りないのか? どうなのかを模試の結果や塾の席次などから手探りで判断してきたわけです。

しかし、受験の結果が出てからは、今度は結果に基づいて考えていかないといけない。

それが、今回の受験は、本当に

合格するだけの「態勢」で臨んだか?

です。

改めて振り返って、それについての答えを出さなければなりません。正解なんてないのです。

仮に相談者さんと同じ立場の人がいたとして、「十分であった」と判断する方もいるでしょう。

いや、子供にブレーキをかけていたのをもう少し早めにはずしていれば、なんとかなったかもしれないなと考える方もいるでしょう。

お子さんともよく話し合ったらいいのです。

お母さんはこう思うんだけど、あなたはどうって。

現に12月には相談者さんの予想外の言葉が子供の口から出てきて驚かれたわけですから、お子さんからは意外な言葉が出てくるかも・・・

そうやって親子で今回の受験結果について、合格するだけの「態勢」で臨んだのかについて、意見を出して、検証し、すり合わせていく。

仮説でもいい、推論でもいいんです。

そこでの話し合いが次に向かっていくときの判断基準になってくるわけですから。

判断基準はどこかから与えられるものでも、降ってくるものでもありません。

違う個性の子供たちが、違う環境で、違う勉強時間で、違う思いで受験に臨んでいるのです。

同じ状況でも千の答えがあるはずです。

その答えは共に戦った親子だけしかできないのですし、親子だけの答えがあるのです。

それをした上で、相談者さんは、親として、

・第一志望の学校の現状に賛同できなかったこと
・第二志望にこの学校を選んだ理由

についての「親の思い」を合わせて子供に伝えていく。

その「親の思い」は、これからスタートする学生生活をどのように臨むかについての「親の思い」でもあるのです。

第一志望校で感じた「心の教育に重きをおいた」ものが第2志望校に足りないと思うならば、それを家庭でどうやって進めていくかも考えないといけないでしょう。

「心の教育」はある場所に行かないとできないものではなく、身の周りにいる人やモノや事件などを通して感じ、考えていくものです。

さらに、もし、親として今回の受験についての反省があるとするなら、それも素直に子供に伝えればいいです。

このように、今回の受験が合格するだけの態勢だったのか?という問いを自分達に向けて答えを出そうとすることが大事なのです。

答えは出ないかもしれません。

でも、それでいいのです。

答えを出そうと話し合ったこと、それ自体が大事なわけですから。

相談者さんは言います。

子供の健康を第一に考えて無理をさせないというスタイルをとってそれで難関校を目指そうというのは、絶対的に間違っているのでしょうか?

この質問1つ取っても、「ムリをさせない」とはどういう状態を言うのかで全然答えは違ってきます。

例えば、この相談者さんの相談をある意味で実現するために、志望校の過去問を親が徹底的に分析して、我が子のテストを分析して、なにをやって、何を捨てるのかを塾よりも明確に親が示し、そこだけに力を集中して、第一志望校に絞って効率的に勉強して合格した方もいらっしゃいます。

相談者さん、これならできるでしょうか?

ただ一方で、そういう話を聞くと、そんな風にまるで「ヤマをかけた」ような勉強をするのは子供にとって良くないと感じる方もいるはずです。

それならば、やっぱり時間は余計にかかっても、全方位で勉強していかなければならなくなる。

それをするだけの時間は、「無理をさせない」と両立するか?

こういうことも考えてみないといけないでしょう。

言葉は悪いですが、「ムシのイイ話」をうまくいかせるためには、どこかで誰かが「研究したり」「効率的な作戦」を立てないといけません。

そして、その研究や作戦立案には、ものすごい時間と労力がかかる。

子供の負担を減らそうとすれば、親がそれに代わるものを引き受けなければならないわけです。

そうすることで、子供はかけられる時間を集中して効率的に必要なものにかけていくことができるわけです。

でも、今度は効率的に集中的にやってきたものが今年は傾向が変わって入試では全然違う問題が出た!!なんてこともあるわけです。

効率的にやったものがまったく効果を発揮しない!!

それらをどう選択するのかは、他人が決めることではありません。

もし、現時点までに答えを導き出すことができていなければ、今すぐやりましょう。

その答えを出すことができれば、下のお子さんの受験をどうするかは、自ずと決まってくる。

悩むのはイイ。迷うのもイイ。でも、いったんそれに答えを出してみる。出した答えに沿ってやってみる。

間違っていると感じれば、引き返せばいい。

毎年受験があるわけではありません。次の受験までに軌道修正しながら、確信を持って進める選択肢を確定させておく。

3年後、6年後に受験というのは、そういう意味の期間だとストロングは、思っています。

健闘を祈ります!ファイト!

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