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こんにちは、ストロング宮迫です。

桜の季節がやって来ましたね。私たちにとっての正月がようやく訪れようとしています。

もうそういう仕組みは終了となったようですが、しばらく前だったら、この時期は、携帯屋さんの店の前を通ったら、パンダの着ぐるみが「42万円キャッシュバック」という看板を持ってボクに手を振ったり、チラシを持って来れば、たこ焼きや焼きそばも食べられますだとかがありました。

今は格安スマホなんて言うのもありますし、春は子供のスマホデビューの時期でもあります。

少し前、3年前の状況は・・・

Z会によれば、

高校生の69.5%がスマホ所持、LINE利用率は67.2%(Z会調べ)

Z会は、高校生を対象としたSNS利用やスマートフォンなどの所有に関する調査結果を発表した。

回答者の69.5%がスマートフォンを所持しており、最もよく使うSNSはLINEで利用率は67.2%と、2位のTwitterの23.2%を大きく引き離した。

SNS別に特徴を見ると、LINEは、学年が下になるほど利用率が高い傾向となっており、1年生の利用率がもっとも高く72.4%、3年生では57.3%となった。

同じ3年前のベネッセの調査では「高校生のスマホ保有率は84%」となっていました。

これも3年ほど前のデータですが、東京では中学生のスマホの保有率が40%超で、高い依存の割合をしめしているとか。

中学生のスマホ保有率42%に倍増 警視庁調査 高い依存度も指摘

警視庁は29日までに、東京都内の中高生を対象にした携帯電話の利用状況に関するアンケート調査の結果を公表した。

中学生のスマートフォン(スマホ)の保有率が42%に達するなど、携帯電話の中でもスマホが中高生に急速に普及している実態を裏付けている。

携帯電話を持つ生徒の72%に携帯に依存する傾向があることも分かった。


「手元にないと不安」「インターネットをしているとほっとする」など携帯電話への依存を示す15の項目に当てはまるかを尋ねた質問では、72%の生徒が当てはまると回答。

このうち30%が4項目以上に該当するとし、「高依存」と判定された。高依存の生徒の82%がスマホ利用者だった。

携帯電話を使い始めてからの変化として、高依存の生徒の61%が「寝る時間が遅くなった」、50%が「メールをいつも気にする」と回答。

31%は「成績が悪くなった」、
22%は「家族との会話が減った」

とし、日常生活への影響の大きさも浮き彫りになった。

加えて、「~しならが」族が急速に増えているという実態も明らかに・・・

朝日新聞

女子高生の4割、スマホ1日6時間超 食べながら38%

・・・何かをしながら使う「ながら」利用の割合でも、「会話しながら」が46・6%など、小中高生のなかで女子高生が際立って高かった。


小学生から高校生までの子ども全体では、「テレビを見ながら」使う子は48・7%、「ご飯を食べながら」が21・0%いた。

女子高生の「ながら」利用は、テレビが74・8%、ご飯が38・8%にはねあがる。

「インターネットを止めようとしても止められずに苦しい思いをした」という女子高生は4割近くいる。

結構重症ですなあ・・・

ボクの感覚が異常なのかもしれませんが、めしを食っていようが、テレビを見ていようが、いかなる場合でも、ボクがいる目の前で意味もなくスマホなんかやっていたら、ホットプレートの上でスマホを焼いてやりますがね。

「そんなに好きで食いたきゃ、焼いて食え!」ってね。

親にそのつもりさえあれば、「~ながら」スマホはやらないと思うけど・・・

幼稚園児に包丁をもたせると、その使用方法や危険さがわからず、自分や相手を傷つけたり、間違った使い方をするのは想像できると思います。

でも、それは包丁が悪いわけじゃない。使いようってことですよね。

ゲームもスマホも同じで、子供は自分でコントロールなんて基本的にできないわけで、ケジメがなにかもわからない子供に与えれば、依存症になるのは高い確率で当然でしょう。

ケジメの意味が解っている子供でも、「センセー、ぼく最近勉強量減りました。動画を見てしまうんですよねえ」と言うくらいですから。

もちろん、これからはネットの時代だとかスマホの時代だから、それくらい使いこなせないとという大義名分もわかるし、友達も持っているから自分もと言う懇願に根負けする親もいるでしょう。ネットで授業の動画を見る、つまり勉強してる!なんていう、ややこしい状況もある。

ただどうであれ、与えてしまったからには、ケジメとコントロールは親と子供のせめぎ合いの中で学んでいかないと。

親とのせめぎ合いがない、スマホやりたい放題の家では先の新聞記事に見られるような現象は当たり前に起こりうる。それを放置しておいて嘆くのは反則です。嘆かないならそのままでよろしい。

だから、やめてほしいと願うなら、どうか子供とケジメとコントロールについてガンガンせめぎ合ってください。スマホに魂を抜かれないように。

約束も守られないようなら、どうぞホットプレートの上でスマホを焼いてやってください。スマホが溶けていく様を見ると、親の本気もわかるでしょうから。

「いくら子供に言っても聞きません!どうしたらいいでしょう?」これはせめぎ合っていることになりません。ただ子供に押しきられているだけですから。こうなったら、もちろん子供に勉強なんてさせられません。

子供に勉強をしてほしいと願う前に親子でせめぎ合って、喧嘩して、話し合って、ケジメとコントロールするってどういうことかを身体で感じさせてください。

愛知県の刈谷市ではこんな取り組みも・・・

3月18日 読売新聞

小中学生のスマホ、午後9時以降ダメ

ネット犯罪やスマートフォン(スマホ)の無料通話アプリ「LINE(ライン)」のトラブルから子どもたちを守ろうと、愛知県刈谷市の全小中学校が、午後9時以降は児童生徒に携帯電話やスマホを使わせないことを申し合わせた。

各校で順次実施しており、新年度の1学期中には市内6中学校と15小学校すべてで実施する。

インターネット上のトラブルは教員や保護者の目が届きにくく、LINEなどSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では、書き込みを無視すると仲間外れにされるなどのトラブルが問題化している。

児童生徒の携帯電話やスマホの使用を巡ってPTAや教員らの間で様々な懸念が出ていたことから、市内のPTAで組織する市立学校・幼稚園PTA連絡協議会と小中学校長らでつくる市児童生徒愛護会が先月、各校に連名で要請。

〈1〉必要のない携帯電話やスマホを持たせない
〈2〉有害サイトの閲覧を制限する「フィルタリング」サービスを使う
〈3〉午後9時以降は親が預かる

ことを求めた。

市生涯学習課によると、市内6中学では生徒の58・2%が携帯電話やスマホを所持。学校への持ち込みは禁止しているが、家庭での使い方に学校が関与するのは初めて。愛護会委員長の大橋普支俊・雁が音中校長は「強制力はないが、子どもの生活改善につながれば」と話している。

これなんかは元来が家庭でやるべき話なんですがね。

今は親が自分で言うより誰かに言ってほしい、言うことを聞かせてほしいと要望する時代ですから、その要請に応えたものなのかもしれないですね。

させたくないなら、買い与えなきゃいいのに・・・自分だけ持っていないというのはすごくいいことなんだけどなあ。

まあ、こうしてルールを学校なんかが設けてくれると、親も言いやすくなるんであれば、大いに利用してやったらいい。子供とせめぎあえ。

繰り返しますが、上記で紹介したものは、すべて3年前のデータ及び状況ですからね。この3年で、子供のスマホの所有率も使用状況もさらに進んでるってことです。

最近のデータでいえば、内閣府の「青少年のインターネット利用環境実態調査」があります。

まあ、ほとんどがスマホですよね。

高校生は90%超え、中学生で50%、小学生でさえ20%ですから。だいぶん進んでますよね。

青少年のインターネットの利用内容は、

高校生では、コミュニケーション(90.6%)、動画視聴(84.1%) 、音楽視聴(82.8%)が上位

中学生では、動画視聴(74.0%) 、ゲーム(72.8%) 、コミュニケーション(67.2%)が上位

小学生では、ゲーム(78.1%) 、動画視聴(60.5%)が上位

で、青少年のインターネットの平均利用時間は約154分。

高校生では、20.5%が利用機器の合計で5時間以上インターネットを利用、72.1%がスマートフォンで2時間以上インターネットを利用。

スマホだけで見ると

小学生の平均利用時間 69.7分(このうち2時間以上の割合24.8%)
中学生の平均利用時間 124.2分(このうち2時間以上の割合52.1%)
高校生の平均利用時間 170.3分(このうち2時間以上の割合72.1%)

ボクの感覚ですと、スマホを持つとたいていは成績が下がるというより、勉強量が落ちるという感じです。

そして、ケジメとコントロールすることについて、すでに意識がある子供は勉強量が落ちても、成績は下がっていないけど、ケジメとコントロールなんてどこ吹く風の子供は成績が下がってる。

まあ、当然といえば当然か。

その昔の話でいえば、「自分の部屋にテレビがあるかどうか」と同種の議論ですよね。テレビやスマホの問題ではなく、利用する側の課題がそこに出る。

特に勉強机の上にスマホを置いている連中は、だいたい下がってますなあ。気が散ってね。あれじゃあ、勉強にはならない。だってLINE(ライン)なんか超クイックレスポンスでしょう。

簡単にケジメとコントロールと言いましたが、子供にとっては相当ハードルが高いです。

話したり、携帯を焼いたり、煮たり、便所につけたりして、ケジメとコントロールがばっちりつくようになるわけじゃない。

なにゆえ親がそういうことをするのか、そうまでして教えたいことってなんなのかを子供に考えさせることが大事なんですから。

かつて「東欧を制する者が世界を制す」と言われました。親にとっては「スマホを制する者が勉強を制す」といえましょう。

しかと心得て臨まれよ!

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うれしい報告

小5 プルートさん

こんにちは。小学5年生になる子どもの親です。

中学受験コースを受講して、1か月が過ぎました。

ノリ勉を活用しているのですが、実は、少しずつですが成果が出てきたのです。

親の私が、びっくりしているのですが(試行錯誤で行っていたので)。

二週間ほど前から、塾での確認テストが上がってきました。

4年生の時には、20点代~30点代ばかりだったのですが、2週連続で60点近くをとれるようになってきたのです。

何より嬉しいのは、子どもの勉強への意識が違ってきたところなのです。

今までは、間違っていたところもそのままにして、宿題もやっても1回だけでした。

ですが、最近は宿題で間違ったところを何回も解き直したり、出来る問題でミスをしてしまった時には悔しがって、気持ちを前向きに進めるようになってきたので、この変化に私が驚いているのです。

まだまだ、前に進んでいかなくてはいけないので、手放しで喜んではいられませんが、頑張った成果が出てきたので、すぐにご報告をしたいと思いました。

これからも、わからない時には相談したいと思っていますので、宜しくお願いします。

また、嬉しいご報告が出来るように頑張っていきたいと思っています。

ありがとうございました。

まずは、ご報告まで。

子供が前向きになっていく姿を見られるのは親のご褒美ですね。

上に行けばいったで、また悩みも出てきますが、少なくとも今までよりも「普通」のレベルは上がったわけで、これからどんどん「普通」のレベルが上がっていくと、お子さんにもプライドが出てくるはずです。

今の子供よりも少し上!これだけを気をつけてあまり欲張らないようにしたいですね。

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