こんにちは、ストロング宮迫です。
桜も咲き始めたところもあるとか。年が明けて新年の誓いを立て、この時期もう1回それの反省を経て新学年の誓いを立てられる。二度おいしいとはこのことですねえ。
新年を迎える気持ちでいきましょうよ。
ちょうどこの時期は子供たちが1年間書いた書道や絵やプリントなども持って帰りますよね。
みなさんはどうしていますか?
日々持って帰るプリントなんかも、おもしろいけれど、1年間溜めたものからは宝物がたくさん発見できるから楽しみです。宝物っていうのは、イイ点数のテストとか賞状とかじゃないですよ。勿論それは記念になるけれど、その子らしさ満載のものこそが宝物です。
まあ親にとっての宝物ということですが(^_^)
ストロング家には決まりがあって、学校などから持って帰ってきたもので不要なものは最終的にボクのところに持ってきます。テストに限らず返却された絵や作文。新しい学年になると古い教科書などあらゆるものです。
昨日は中学生の息子が1年間のテストをファイルしていたものとノートをボクのところに持ってきて「お願いします」と渡されました。
別にケチをつけようってことではありません。親子でお宝を探すわけですから普段よりも和やかな雰囲気です。
テストの中から、ふざけた間違いやアホみたいな間違いがあるその子らしいテストを見つけてはクリアファイルにコメントをつけて保存します。
「こんな恥ずかしい点数を取った気分はどうかな?」ってニンマリしながら書くわけです。
板に鏡をはめ込んだ工作には「ブドウの絵が描いてありますが、どう見えてもブドウではなくカメムシに見えるけど」と板の裏に書き込みます。
部活中に折れた歯は袋に入れて日付と「さらば!前歯よ~」と書き込んだり。
部活の試合結果、その試合を見た感想、全得点のうち我が子は何点得点したのかなどビデオではなく1枚の紙に書いて保存します。その時のことを一瞬で思い出すにはいくつかの手掛かりがあればいいですから。
マラソン大会の記録は前年の記録と比較して「自己ベスト更新するも順位下がる。途中でヘタレたんじゃないのかよ。マラソンは力を溜めて最後にスパートするんじゃなく最初から飛ばすのが男だろ!」などと好き勝手なことを書きつつ2年前、3年前の記録も振り返ります。
そうですね、こうやって中3くらいまで順番に見ていくと、その子の個性と性格が実によくわかる。
これらすべてを残そうとすると、かさばるし、保管に場所を取るようになるので、結局時間の経過ともに散逸したりする。なので、必ず選別して残すものと処分するものに分けてひとまとめにしておきます。
これまで残してきたものには、子供たちのちょっとしたメモ書き、「明日は遅くに家を出るので自分で起きます」とか「昼ごはんのお金置いておいてください」の子供のメモに対して母親の「500円全部使うのはやめてね」とか書いてあるものもあります。
たまたま家の中で見つけたものはすかさず「宝物みっけ!」と回収してまわります。無くなっても気づかないようなメモ書きですが、何年かたって見たらいろいろ思い出せてくれます。
小2とかに書いた「もうカンニングは二度としません。ボクは間違っていました。どうかまた勉強を再開してください」などの反省文はのちのちに見ることで自分の守るべきルールや掟をつくるときにも役立ちます。
今はボクの楽しみで集めているわけですが、子供たちが将来、家庭をもって子供ができたら、自分がガキの頃のノートやプリントや絵や工作を自分の子供に見せてやるのが一番わかりやすいしね。
子供自身ではない親であるボクの選択によって残されているものに意味があると思うのですが、いかがでしょうか?
自分はなにによってできているのか?
どんな積み重ねによって大きくなっていったのか?
親も死んでなにも手掛かりがなくなったとき、自分のガキだった頃の書いた文字はその手掛かりにならないかなとも思います。
親は死んでも選別して残されたものとそこに書かれたコメントで自分の成り立ちを考えるキッカケにならないかとも考えます。
親である自分の子供の頃の身体測定の結果と子供の身体測定の結果や50メートル走の結果を比べるだけでも、味わい深いものです。
残すものは、記念品や賞状ではなく、その子の個性がよく出ているものをです。10年経って見返したら、とてもおもしろいですよ。
まあ、これは親である自分しかわからない楽しみなんですけどね。
ぜひこの時期にお子さんが学校から持って帰るもろもろのもの、じっくり味わっていくつかはコメントをつけて保管することをオススメします。
くれぐれもテストだけに偏らないように!よくぞ無事で大きくなってくれたなあ・・・きっとそう思えますから。
娘の書き置きに励まされ・・・(たった5年前はこうだったのにねえ)
それがだんだんと文章は味気がなくなり、要件だけを簡潔に伝える文になって・・・
子供からの手紙はいろんなことを思い出させてくれる・・・
『10の鉄則』の感想、続々と・・・
中1、小4、小2さくらさん
共働きで残業もあったりを言い訳にして子どもの勉強は、宿題した?などの確認のみ。
塾にいっていいれば、なんとか大丈夫かなという姿勢でした。
これまでは、塾にいってたこともあってか成績もいいほうでしたが、友人とのトラブルもあり、中1夏から、塾をやめて進研ゼミで勉強するといった長男。
1日30分はやろうと決めて少しづつやっていましたが、特に私が勉強を見ているわけでなく進捗管理も不十分で成績は下がるばかりでした。
試験に向けて塾にいってなくてもいい成績を残したいと言い出した長男に私のできることはなんだろうと思い見つけたのが10の鉄則でした。
学年末テストの開始3日前に届き、少しでもと思い鉄則の実践をしました。
勉強のやり方がわかっていなかったことに私のほうが愕然としましたが、なんとか暗記項目など前日にチェックして集中して勉強に臨むことができました。
結果は、実技教科はこれまでで最高点でしたが英語、数学はこれまで最低の点数。
本人もこのままではいけないと思い、試験後もやり直しなどを一緒に行い毎日勉強しています。
これまで、勉強を見ていなかったことを反省し、ここで親子でがんばらなきゃと思っているところです。
10の鉄則を読んでみて、今まで人任せにしていた子どもの勉強を私がやらなきゃ誰がやるといった気持で勇気を与えていただきました。これからどうぞよろしくお願いします。
なにをしたらいいのかわからず、キョロキョロしながら立ち止まっている子供たちがたくさんいます。
立ち止まってボーとしているように見えるけれど、実際は、焦っていたり、何とかしたいと強く思っていたり、内心は、大きな声で絶叫しています。
「どうしたらいいの?助けてー!」って。
だから、まずは「なにが困っているのか?」を知ること。
協力できることはないか聞いてあげること。そして、実際に協力してあげること。
その際、親が「先生」にならないことです。
親がするのは伴走ですから。先頭を走って、後ろを振り返り
ながら「走れ!走れ!」って言うことじゃない。
そんなことをしてたら、あるとき、振り返ると、子供は木陰でダラけた態度で「かったりぃー」とか「うぜぇー」とか言っていることでしょう。
厳しさはどうしたって必要だけで、それはガミガミと上から「先生」になって言うことじゃない。
子供たちに必要なのは「助け」であって、「ワァーワァー」言われることじゃあないですからね。