oyawaza398
こんにちは、ストロング宮迫です。

ストロングと&タイガー山中がお盆に夏季合宿を行ったのは、先日来お話しておりましたが、夏季合宿の合間にタイガーと話をした非常にスケールのでかいテーマ「親と子の関係について」少しだけ書きます。

きっかけは、タイガーの言ったこの一言。

ス)「そろそろ、オリンピックやね」

タ)「あ、そう。どこでやんの?」

ス)「知らないの? 相変わらずやね。じゃあ、誰も応援しない?」

タ)「うん、別に応援したい奴もいねえなあ」

ス)「ていうか、選手のこと誰も知らないんじゃない?」

タ)「アニマル浜口知っとるよ!」

ス)「それ、選手じゃなく、選手の親でしょ!」

とまあ、こんな話からオリンピックの代表選手と親との話へと展開していったのです。

ス)「オリンピック選手の親ってみんな熱心だよね?」

タ)「勉強と共通するものがあるんやろなー」

なので、すかさず、聞いたのです「アニマル浜口親子みたいな成績がイイ子供と親って見たことある?」

すると「ありゃ、特別よ。参考にならんよ」

アニマル浜口親子のようなオリンピックレベルまで親子で一緒に同じメニューの練習できるなんていうのは特別なこと。あれはアニマル浜口が元プロレスラーだから可能な稀有な例。

例えていえば、バリバリの塾講師の親が大学受験まで子供を家庭で手取り足取り直接指導!とまあこうなるわけです。だから参考にならないと。

オリンピッククラスの選手ともなれば、ある意味肉体的にも、技術的にもある時期から親をはるかに追い越して、とてもじゃないけど一緒に練習なんてできない存在になっていく。またそうならないとオリンピックには出場できないでしょう。

これは勉強も同じでしょう。親が教えようとすれば、子供以上に親が勉強しないといけなくなりますからね。

だから無理なことはしない。

でも、興味深いのは、技術的にもはるかに親を超えた存在になったオリンピック選手にとっても、いかに親の存在が大きいかということなんです。

小さいころなら、親が一緒に練習し、だんだん大きくなると、そばで練習を応援したり、あるときは厳しく叱ったり、あるときは子供の一番の理解者にもなる親。

柔道の井上康生選手の亡くなった母親とののエピソードを読んでも、そのことはよくわかりますね。シドニーオリンピックのときに語られた話を紹介しましょう。

高校三年のインターハイ神奈川県予選決勝でまさかの敗退。母かず子さんは、うなだれる息子の手から二位の表彰状を奪って言った。

「おまえに二番は似合わん」。

役員の目の前で表彰状を破り捨てた。

父は言う。「行為の是非はともかく、康生にかける思いは家内のほうが強かった。育てたのは本当はあいつだった

普通は言うでしょう。「2位だけど、頑張ったじゃない!」って。

子供に対するこの思いですね…

一方で、

康生は、中学では試合前、母親の手を握ろうと客席に戻った。アルバムでもいつも母に寄り添っている。

学年が上がるにつれて、選抜された中学や高校に進学する際にも、たいてい親はつねにかかわり続けている。そのころになれば、直接指導することなんてなくても、気付いたことはアドバイスする。

子供が親の肉体や技術を超えてしまったら、親の役目は終わりなんてことはさらさらないわけです。そのかかわりこそが、結果として、子供にとって親の存在は、「心の支え」となっていく。

コーチによって、極限までに鍛えられた肉体と技術。数年に及ぶそれらの蓄積を本番でいかに発揮するか。ありきたりの言葉で言えば、「精神力」。

強靭な精神力の大きな要素として、「心の支え」である親の存在があるということ。これが、勉強と共通するとタイガーは言ってましたね。

練習を「勉強」に置き換えてみて下さい。

『もう、中学生だから…』なんて理由で、キッカケもつかめてない子供に自立を求めていませんか?

それとも、すでに諦めているのか?

勉強はオリンピックと違って、特殊な能力は必要ありませんぜ!

井上康生 Wikipedia

2000年(平成12年)のシドニーオリンピックで金メダルを獲得。2001年の全日本選手権では全日本の絶対的エースであった篠原信一を決勝で破り初優勝。その後、大会3連覇を果たす。

2004年(平成16年)のアテネオリンピックでは日本選手団の主将に選ばれた。周囲はシドニー大会に次ぐ五輪二連覇を期待したが、準々決勝でオランダのエルコ・ファンデルヘーストに背負い投げで一本負けを喫した。敗者復活戦に回るも、三回戦でアゼルバイジャンのミラリエフに大内刈りを返され一本負け。五輪二連覇の夢には届かなかった。
2008年(平成20年)4月29日の全日本柔道選手権で高井洋平に敗れ、北京オリンピック100kg超級の代表権を失う。

最後に、井上選手のエピソードをもう1つ。

世界選手権では、「かず子」の名の刺しゅうが入った帯で優勝。今回のシドニーでも同じ帯で戦った。

「前回は母が守ってくれたので、今回は独り立ちした僕を見せてあげたい」。

先月、電話で父に告げた約束を果たした。

親が「心の支え」になったときに、子供は自立していくのかもしれませんね。

アテネでも、ボクは、選手ではなく、観客席の親のまなざしから目が離せません。
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うれしい報告

『10の鉄則』を実践中の”ちびふくさん”からお便りが…

塾のクラスで、いつもワースト3に入る算数のテストが、ベスト3に入りました。

毎回平均点が違うので比較することはできませんが、平均点をとったことのない算数でいきなりベスト3とは驚きました。

復テの平均点を取ることに目標をおき、鉄則7とスピードアップをはかることにこだわりましたに。前日にはテストを作って練習させました。

塾から大喜びで帰宅し、こちらから言わないと当日の宿題なんてしたこともないのに、「今日習ったところはちゃんとやっとかなぁ!」と言い、「もう寝たら?」というまで頑張っていました。

よほどうれしかったのでしょう。子どものやる気を初めてみました。

しかし、また次の日になると・・・・???持続していません。

また、しきり直しですね。頑張ります!!

フムフム、鉄則7と鉄則9の合わせワザじゃな(^_^)

それにしても、鉄則7の実践は、親としては勇気がいった決断だったと思います。でも、だからこそ「目に見える成果」が出たワケですからネ。よくがんばりました!

そして、持続しないとのことですが、「何をすれば成績が上がるか」を実感できたお子さんは、今までとは違いますよ。

そんなときは今回の成果をネタに、鉄則3を駆使して、継続させるのですぞ。2回連続で成績アップを狙っていきましょう!

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