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こんにちは、ストロング宮迫です。

今日から高校入試のところもあります。いずれにしても受験シーズンのひとまず最終週です。受験生は花粉に負けずに頑張って持っている力を全部出してもらいたい。

季節柄、親技からのご卒業をされる方も多くいらっしゃいます。

長い間メルマガを楽しませていただきました。はげまされていました。

今日、子供に志望大学から合格通知が届きました。ずっと、読むだけの読者で、何も実践はできなかったのですが、子供を応援し続けることはできたと思います。

これからも、どうぞお元気で、いっぱい活を入れ続けてください。ありがとうございました。

ひとまずゴールしてこれからも親技が続く方もいらっしゃいます。

いつもメールを拝見しております、ぴなえの母です。

高校受験の長男ですが、無事に公立高校の第一志望校に合格することが出来ました。ありがとうございました!

今は受験が終わり、ホッとすると共に、英語学習、英会話、英検等の勉強に取り掛かっております。

下の子が次、中学生となります。冬期講習から塾に通い始めまして、学校、塾、家庭学習での両立、家庭での学習習慣がしっかりと身につく様、親としてもサポートしております。

お稽古事は3月末で一区切りさせ、中学では部活をやっていくといっており、部活も楽しみにしている様です。

上の子の経験や、ストロング先生のメールを参考にしながら、今後も親としてサポートしつつ、子供の応援をしていこうと思います。

まだまだ教育費も掛かりますし、親の私もしっかりと働こうと思います。いつもメール、ありがとうございます!!益々のご活躍、期待しております(^o^)/

いずれにしても「終わりは始まり」であり、旅は続きます。

読者よりここ2週間は多数の報告メールをいただいております。多すぎて返信ができませんが、この場を借りて熱く厚く御礼を申し上げる次第です。

こんな長い親技のメールを毎週一定期間読み続けるなんて・・・みんなどうかしてるぜ\(^o^)/

この週刊親技を皆さんにお届けする理由はただ1つだけです。

あなたの、親の意識と視点を変えていただきたい!以上です。たったこれだけです。

放っておいて勉強がスルスルできているなら何もしなくてよろしい。でも子供が困っているなら正しく手を差し伸べてやって協力してやってほしい。

手を差し伸べるとき、自分の経験をもとにアドバイスすることになるけれど、あなたと子供は違うという認識をちゃんと持つこと。「正しく」とはそのことです。

「正しく」手を差し伸べるためには子供がなにで困っているかを知る必要がある。子供が困っている点を聞けば、どうすべきかいいかあなたの常識の範囲内で判断してアドバイスすればイイ。

親は手を差し伸べているつもりでも、実際は思いっきり子供を突き放す行為とは「結果だけ」を厳しく言い立てることです。

テストが返却されて点数を見て親が怒ってる(;`O´)o

よく子供から聞かされる話です。怒るのはイイです。

ただテストまでの子供の苦労や葛藤を知らず、ただただ「結果だけは残してこい!」というのはレベルが高い子供ならいざ知らず、そうでなければ辛いものです。

あなただって過程や経過を考慮されずに「なんでこの結果はー!」って社長や上司に怒鳴られたらイヤでしょ?

自分なりの苦労や葛藤や過程や経過を一切見られず、結果だけを見て怒鳴り散らされて「よーし、次は頑張ろう! (^^)♪」って思うのはヘンな癖があるヘンタイだけだ。普通は思わない。

それでも入試があるとかなんとかで子供たちは学校に通う限り勉強を避けては通れない。生活の多くの時間をその勉強に費やす時間割になってるんだから。

生活のほとんどを占める勉強タイムが苦になると学校が苦になり、生活が苦になる可能性が高まる。生活が苦になっていくと、勉強以外の違うことになにかの意義や存在価値を見出そうとするのは人の本能です。

結果についてだけを言うってことはそれを誘発する可能性を高めるってことです。

たしかに子供たちが言う自分なりの葛藤や苦労はとても親の基準から照らしてみても苦労とはいえそうもないし、葛藤とも言えないかもしれない。努力しているとも言えず、過程や経過は検討するのも無駄に思えるものかもしれない

でもね、それでも親の視点から何段階か下に降りて、子供のレベルに合わせてできるだけ同じ視点で見て「何が起きているのか」「何を持っているのか」からやらないと事は始まらないんです。

数多くの相談をいただくけれど、この「事がまだ始まっていない」親がほとんどです。まだ何も始まっていないんです・・・(>_<)

そう言っているボクの愛する奥さんが1年ほど前になりますか、英語のテストを持って帰ってきた我が娘を「結果だけを見て」怒っているのを目撃しました…(;_;)

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「頑張らないとダメよ!」

「ミスばっかりしてるじゃない!」

「簡単なものばかり間違えて!」

「ちゃんと勉強したの?」

「要領が悪いんだから!」

「どこ勉強してるの?」….etc

一番ダメなパターンじゃないですか、これは。

人は自分のことはわからないけれど、人がしているのを見るとよくわかる!

皆さんにあれこれ言う前に我が家で「まだ事が始まっていなかった」んです。

なんてことだー!

それなのにナイスミセスの我が妻は「今まで我慢してきてけれど、とうとうガツンと言ってやったわ」って満足顔なんだな。

なんてことだー!

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ウチのかわいい娘になんてことしてくれているんだよ!そのあとボクが怒鳴り散らしたのは(もちろん娘じゃなくグッドワイフをですが)言うまでもありません (^^)♪

夜の10時には「おねむ」になってしまう我が細君は娘のテスト期間中の夜の奮闘を知りません、もう寝ちゃってるからね

たしかに要領は悪いし、少し天然も入っている我が娘です。前にも書いたけどNHKの「相撲中継」の文字を見て「相棒ってNHKでやってるの?」とか言っちゃたりするからね。

でもね、頑張ってるのよ「父さん、机に座るとどうして眠たくなるんだろ?」なんて言いながらね。ささやかな苦労も葛藤もあるんだ。それなのに・・・

だからボクはベターハーフに言ったんです。

「怒ってもいいけれど、怒るなら子供が怒られても仕方がないよなって思えるものを子供に見せておいてから怒ってくれ」と。

「まずキミがやるべきなのは怒る前にテストがどこから出ているのか、教科書からか、ワークからか、プリントからかを1問ずつ子供に聞きながらでもいいからハッキリさせろ」

「その上で、そこからそのまま出ているのか、変形されて出ているのかを調べる。それをもとに子供がどこをどう勉強したのかを聞いてみたら何ゆえにこの点数になったのかはすぐわかるよ」って。

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やったらね、わかるの。

わかったらね、テスト2週間前くらいに確認するようになる。「ワークのここ、前回出て間違ったよね、訳のところ。ここ明日テストするからね」とか一気に具体的になるんです、言うことがね。

指示も明確で「教科書のここ、英作文になって前回出てたから一応やっておくからね」とか。ここは1回だけ見ておくことにしよう、ここは3回やろうとか。

子供の立場に立った具体的な指示やアドバイスだから子供も聞こうかな、聞かなきゃ仕方がないよなってなる。

一応やっていてもできないところもあるし、前回のテストには出ていた形式と今回の出方が違うことは当然出てくるんです。それはその都度子供に合わせて修正していく。

たとえば子供がワークを1回目を自力で解く。自分で○×をつける。それを見る。単語や熟語、( )の穴抜きもあれば、英作文もあれば、書き換えもいろいろな問題があるでしょ。

最初は間違えていた問題だけをピックアップして手作り問題集を作って繰り返しやらせてテストに臨んでいたらしい。

でも、天然でしょ? ウチのかわいい娘は(^ε^)-☆

ワークなんかと違った形式で出されると間違えるらしい・・・

それって「( )の穴抜き問題」の場合だったら「(  )の穴抜き」のところだけ見てるんですよね。だから(  )の中が問われるとできるけれど、その周辺が出されるとできないんだな。

まあ、こうした経過を経て、1年経って今どうしているのかを聞いたら、

子供がワークを1回目を自力で解く。自分で○×をつける。それを見る。←ここまでは一緒

今はそこから子供が間違えた問題は( )の穴抜きも、英作文も、書き換えもすべて日本語訳にして、2回目以降は子供に英作文を書かせるようにしているらしい。

これはタイヘンだ!親も子供も。最初の頃にやっていた間違えた問題をひたすら繰り返すやり方よりも数倍大変ですよ、これは。

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じゃあ、子供はやらないかっていったら、やるんですよ、これが。だって、やってたらイイ点数が獲れるんだもん。

やるのはタイヘンなんだけど、大変だから1回目は試験直前じゃなく、早めに準備しないといけないでしょ。それもやるの。だって、やってたらイイ点数が獲れるんだもん。

間違った問題を全部日本語訳にする親もタイヘンですよ、これは。でもね、やるの。夜の10時に「おねむ」にはなるけれど、時間を見つけてやれる。だってそれをやったらイイ点数が獲ってくるんだもん。

子供なりの葛藤や苦労や過程や経過を知って、困っていることに協力してやろうとすれば、そこからスタートすれば、子供もまた応えてくれるってことです。親もうれしい。

その結果、英語の点数が安定してきたんですよね。良かったり悪かったりの乱高下していた点数がそれ以後安定した。

安定しだすと、2回以上連続して、たとえばそれが85点で安定しだすと、次も85点以上は獲りたい、85点を下回りたくないって思うんですよ、不思議と。

「85点が普通になる」んだな。そこが基準になる。基準ががっちりできると「あと5点ほしい」って切実に思えるようになる。これがイイ循環ね。

また最初の頃にやっていた「間違えた問題の繰り返し」ではすでに書いたように「( )の穴抜き問題」の場合だったら「(  )の穴抜き」のところだけ見てるから、その周辺が出されるとできないという課題が出やすいけれど、今は間違えた問題は全部日本語訳になって英作文ができるようにするでしょ。

そしたら「( )の穴抜き問題」の場合だったら「(  )の穴抜き」のところだけじゃないところにも目が行くようになる。視野が広がるといえばいいでしょうか。

こんなことはどこの家でも起こっていることですから、あなたもよくご存じでしょう。

最初っから「すべての問題を日本語訳にして英作文ができるようにしなさい!」って指示してたら、たぶんウチの娘はやらなかったと思うんです。

テストを分析して(分析って言っても「どこから、どう出ているか」を見ただけですよ)、優先順位を決めて、個別にできることから撃破していった結果、今ここにたどり着いた。

ボクの「めっちゃ当たる」予言では、この英作文方式はもう少しで限界が来ると思います。早めに準備を始めても終わらなくなるんです (^^)♪

そのとき、さっきの、問題を1回目にやった時にきちんと「視野を広げて」問題を見ていられるか、ここが勝負になり、分岐点になっていくはずです。授業でいかに消化して帰られるか(授業のお土産)もそれに入る。

つまり単純に1回目で間違えてしまう問題が増えていく傾向が出ると、このやり方は破たんに向かい、1回目で間違える問題が習熟度が上がって減っていく傾向になると、もう少し生き延びられることになる。

まあ、それはもう少し先になるから見守ることにします。

母子の試験前の盛り上がりを見ているのはとってもおもしろいですよ。

世の中におもしろいことはいろいろあるんだろうけれど、母子が「あーでもないこーでもない」って言いつつ、時にケンカしながらも、ともに歩み、いい結果を出したいって思いながらの共同作業はいかなるイベントよりも楽しそうにボクには見える。

試験の点数なんて幻みたいなもので、はかないものしょ。

そのはかない幻を共同作業で世代を超えて攻略しようと作戦会議をして策を練る。もうゲームですよ、これは完全に。

子供が今の生活の大半に費やす勉強でこのゲーム感覚が出ると、ホント楽しいのでぜひあなたもやってみてください。

ちなみに我が奥さんが子供の勉強を真剣に見たのは3人目の娘が初めてで、そしてこの1年間がその「初めて」の年だった!記念すべき1年でした。

今日くらいに英語のテストが返ってくると思います(^ε^)-☆

果たして今回の結果がいかに!?

まあ、命を奪われることはないんだからね。

ただ英語以外はヤバイかもです・・・我がナイスミセスは「英語のみ」担当で「英語専任」でございます。あとはボク担当なんです。教科の担当数にかなり偏りがあるうえに、娘は「英語ばっかり」やってたからなあ、トホホ。

それについては親子というより夫婦での調整が必要ですな。楽しい旅はまだまだ続きます。

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新小5生です。私立難関校に進学をさせたいと親は希望しておりますが難関校クラス入りを断られてしまいました。

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

中2ブルースカイさん

目標: 英語の定期テスト85点

昨日学年末テストが返却されました。一番勉強してきた英語では85点とることができました。クラスで3位だったようです。(クラスのレベルが低いような気もしますが・・・)

今回の英語のテスト範囲は受身がメインでした。受身という考え方自体に混乱しそうな子なので、授業で習う前から問題集を繰り返して受身そのものは理解するようになったのですが、be動詞、過去形、代名詞などのつまずきがあぶりだされてきました。

テスト勉強で1.2年の復習をストップしていたので、やはりしっかり復習する必要があると改めて痛感しました。

でも、テストでは受身の問題はパーフェクトに出来ていました!

文法で間違えたのは、動詞の不規則変化2個と今までの復習ということで出題された比較、代名詞、会話文など。理解できていないところがはっきりしてよかったです。

今回、子どもと立てた目標は90点だったので、今日帰ってきたら一緒にあと5点とるにはどうしたらいいか、考えてみます。

ブルースカイさん、次はもっと上がる!そうストロングは断言します。

なぜなら、「受け身」を集中して勉強したことによって「理解できていないところがはっきり」したから。

85点からの上積みは大変でしょうが、同じ85点でも「過去形や代名詞」の部分が改善されたりして、良い形での85点になっていくはずです。

なにより勉強した「受け身」がパーフェクトだったのはブルースカイさんのやり方が良かったから。

狙ったところが取れるようになるのが最初の大事な第一歩!受験生になるまえのこの1カ月、大切に過ごしましょう!

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