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こんにちは、ストロング宮迫です。

高校入試もすでに結果が出始めましたので、なにかと騒がしい毎日です。いずれの入試も学力検査の前の試験はおまけみたいなもんだから、最終の第4コーナーは全力で駆け抜けるべし!

先日、入試を控える中3のオカちゃんに出会いました。

「おお、オカちゃん、元気? いよいよやねえ。3月の初旬だろ、入試? 頑張ってんのかよ」って聞くと「はあ、まあ、なんとなく・・」と思わしくない反応を見せる。

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謙遜かなあ~と思ったけれど、下向いているから本気で言ってるのかもとも思えました。まあ、でもいつもオカちゃんは「はい」と「いいえ」しか言わない口数の少ない子供だからね。

相手の口数が少なければ、ボクがしゃべるのみ\(^o^)/

「はあ、なんとなくってお前さ、1ヶ月切ってるよ。最終コーナーよ。お尻にムチはいってないの?」

「ムチをいれたいというか、そうは思ってるんですが、なかなかやる気にならなくて・・・」とオカちゃんからすれば驚異的な口数で返答。

「自分のお尻にムチはいれたいとは思ってるのか?」「は、はい、それはもちろんです」とトホホなオカちゃん。

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ボクは入試1ヶ月を切って「やる気が出ない」ことよりもオカちゃんの口数の多さにビックリしたのでありました。

オカちゃんのお母さんからはよく「なんにも言わない」って聞かされており、そんなオカちゃんもついに入試を前に語りだしたか!と思ったのでした。

ここ週刊親技では入試を前にしても受験生はやる気をそれほど見せないのが当たり前と繰り返し申し上げてきました。

だから子供が「やる気になる」のを待ってたら、桜が散っちゃうとも。だから「やる気になる前」でもいいから、勉強させたほうがイイですよって提案しているわけです。

イザ、走り出そうって思った時、ガソリンが入っていなかったら車は動かない。長い間乗っていない車はエンジンのかかりが悪い。だから親がガソリンを積んで、エンジンはかけてやっておいて車も暖めておいたほうがイイですよってね。

で、子供がそろそろ車に乗ろうかなって思った時にすぐ走り出せるようにしておく。

それは「勉強しろ!」って言ってするんならいいけれど、しないでしょ。だから、基本だけでもカンタンなモノだけでもイイから「これとこれやろう」って普段からやっておく。これがエンジンを暖めておくにあたる。

子供の勉強なんだから、入試なんだから、自分で主体的にやってほしい!そう思うのはみんなです。そうあってほしいともボクだって思います。

でも、そうはならない子供がほとんどだ。そうはならなかったら、じゃあ、ガソリンは入っていません、エンジンはかかりません、その状態でF1レースに放り込むのか。

それは酷ってもんでしょ!というのが親技のスタンス。

なんでですかっていうと、自分が受験して自分で結果を受け止めるんだから、自業自得でイイっていう意見も聞くけど、特に頑張らないで結果が出たとき、その結果を「主体的な子供」は「オレってこんなもん」と断じる。それが基準になるから。

頑張らないで、やりもしないで出た結果を「自分の基準」と勘違いするからなんです。でもね、それはその子のそもそもの基準よりもずいぶん下の基準になるのが定番だ。

「オレってこんなもん」って「主体的にやらない子供」がうそぶくその位置って「なんにもしないで得た」ポジションです。

「10」の力があったとしても、頑張らなかったら結果は「3」で出る。本当に「10」の力があるのかって問題もあるけれど、出た結果「3」はお前の本当に頑張った結果か?

ボクが子供に問うのはそこです。

出た結果「3」はお前の本当に頑張った結果の「3」なのか? そうじゃないだろ!テメェーがラクして「オレってこんなもん」って決めてるだけだろーがと問う。

結果の「3」が悪いんじゃない。「1」でも「6」でもなんでもいいんです。問題は頑張った末の結果かどうか。やりきった結果だったかどうかなんです。ただそれを問うだけなんです。

頑張った結果が「3」なら受け入れる、受け入れがたくても受け入れなくては仕方がないし、「6」が出せそうなのに「3」しか出してなければ、ムチをお尻にいれるだけ。

じゃあ、あなたのお子さんが「頑張りました」と言ったとして、なにを基準に「頑張った」とするのか、ここの問題が出てくる。

机に毎日5時間座ってました、部屋に毎日夜中まで籠っていました、そんなものは信用しないっていうのがボクの考え方だ。特に今「3」の結果しか出ていない「主体的にする子供」は勉強してるとは限らないからね。

だから、何時間机に座ろうがかまわないけれど、やったものを見せてくれ!それで判断することになる。

やる気なんて待っても待っても出るわけない。ボクは大学入試では「二浪組」だけど、現役、一浪、二浪と3年間受験生の仮面をかぶっていたけれど、ただの一度も「やる気」なんて出てこなかった。

「現役、一浪、二浪」の3年間だけじゃなく、高1・高2のときも含めれば、都合5年間は「やる気」なんて爪の垢ほども出なかった。待っても待っても毎年桜が散っても、やる気なんて1ミリも出なかった。

それはボクがダメ人間だからと結論付けることはできる。たしかにそうだ。でも、のちにボクとほぼ一緒のクローンみたいな子供たちが山ほどいることを知ることになる。

ああ、そうか、やる気っていうのは待っても出ないんだな。入試が近づいても湧き出してはこないんだな、これがボクの結論です。

でも、入試前になったら自分で尻にムチ入れてやっている子供もいるし、長い年月を走り続けている連中もいる。なにがダメ人間のボクと彼ら彼女らは違うのか?

最初の一歩だ。

車も子供もガソリンが入っていなかったら動かない。長い間乗っていない車はエンジンのかかりが悪い。ちょっとエンジンのかかりが悪いとすぐやめるのがダメ人間の典型だ。

でも、それはいつもエンジンをかけていないだけなんです。長い距離走らなくても毎日乗ってた方が車は調子がイイのと同じで、毎日短い距離を集中して走るだけで、いざ加速したり長距離を走る準備にはなる。

だから毎日チョビチョビでもイイからやるっていうのが、イヤでもやらせておくのが「やる気が出る」前兆になりうる。イヤなんだからたくさんはできない。できそうなものをちょっとやる。たったそれだけが「やる気が出る」可能性を高める。

ただそれも毎日チョビチョビでもイイからやることさえできない。「成果はないけど机には座りました」とか「とりあえず宿題はやっておきました」で済ませていると、それは「できる」につながらないから、いずれ「やる気」は失速する。

毎日はできない子供に、やる気を出させる手段は最初の一歩、最初の1枚、最初の1問だ!

1問目が踏み出せない。子供にもいろいろな事情があってね(>_<)

最初の1問、最初の1枚やれば、エンジンがかかるんだけど、その最初の1歩が踏み出せない。で、ダラダラしてテレビ見て、ゲームして「やる気が出る」のを待ってるけど、出ない。1問目に取り組まないと。

・・・無口な受験生オカちゃんにそういうことを話しました。「わ、わかりました。まず1問やります」と素直に答えるオカちゃん。

「やれよ!」
「は、はい、やります」

「で、なにをやるの?帰って1問目、1枚目はなにをやるの?」

「そ、それは帰ってから、か、かん、考えます。必ずやりますから」

「そうか、しっかり考えてやるんだよ」

めでたしめでたし!

なんてならないよ(;`O´)o

すでに「机に毎日5時間座ってました、部屋に毎日夜中まで籠っていました、そんなものは信用しないっていうのがボクの考え方だ」と書きました。

「そ、それは帰ってから、か、かん、考えます。必ずやりますから」っていう奴が帰って考えるわけがない。

入試まで1ヶ月を切ってるのに「やる気のない」受験生が「家に帰ってなにをやるかを考える」なんて信用するわけないだろー\(^o^)/

なにやるのかを考えるのを待ってたら桜が散るわ。

だから実際の会話はこうなった。

「で、なにをやるの?帰って1問目、1枚目はなにをやるの?」

「そ、それは帰ってから、か、かん、考えます。必ずやりますから」

「貴様、ドロップキックするぞ。お前はヤルヤル詐欺師クンなんだよ。考えるわけもないし、やりもしねーだろうが」

その完璧なタイミングでお母さんが登場。人生はドラマだ。

「ど、どうしたんですか、大きな声で」とお母さん。

「いやあ、今、確信犯のヤルヤル詐欺師クンを発見しましてね。ヤルヤル詐欺師なのに【やりますやります】ってのたまうもんですから、鶏冠にきたんですよ」

「は、はあ?」

「お母さん、中学の公民で習うんですが、請求権ってご存知ですよね? 高校入試でも出題されるんですが、自分の人権が侵害されたときには国に救済を求めることができる権利があるんです」

「???」

「お前はわかるよな?」

「は、はい、なんとなく」

「今覚えろ!」

「お母さん、これは受験生が知っておくべきことで、国や地方公共団体の政治について要求を出す権利の請願権と請求権はしっかり区別しておくのがポイントです。で、その請求権の代表的なモノが国民は裁判をする権利が認められているってやつです」

「しかし、ここにその権利さえ認めるべきでないヤルヤル詐欺師クンが見つかった」

「ぼ、ボクのことですか」

「本来であれば、これも高校入試には頻出なんですが、国家権力によって個人の自由が侵されない権利、自由権っていうのがあるんです。知ってるよな?」

「その自由権の中には3つあって受験生は知っておかなくてはならないんですが、そのうちの1つに【身体の自由】というのがあります。カンタンにいえば、法律の定める手続きによらなければ生命と自由を奪われないとか人権を侵さない範囲で逮捕・抑留・拘禁・供述されないという権利なんです」

「あ、あのう」

「シャーラップ。授業中ですから!」

「ただあなたのお子さんに自由権を認めるわけにはいかないんです。ヤルヤル詐欺の現行犯としてお子さんをボクが勝手に今、強制逮捕します。そしてこれからすぐ拘禁します。特に供述は求めませんが、1回目に取りかかってもらいます」

「これから塾に行くんですけど・・・」オカちゃんは個別指導塾に通っているんです。

「申し上げにくいんですが、現行犯逮捕の場合、この後すぐ拘束することになります。なので今日は塾には行けそうにありませんので欠席連絡をされたほうがイイですね」

「この後、僕が責任をもって逮捕拘禁しますが、もし改悛の情が認められれば、今日中に拘禁は解きます。が、その際もすでに有罪は確定となります。おそらく初犯なんで執行猶予をお付けしようとは思いますが、油断できません」

というようなことでヤルヤル詐欺の被疑者として、入試1ヶ月を切っている中3オカちゃんは公民のポイント解説を受けながら、有無を言わせず逮捕拘禁され、我が家に連行されたのでした。

オカちゃんにとってはボクと日曜日の昼間の散歩中に出会ったことが運の尽きでした。

家に着くなり、取り急ぎ手元にあった親カツ講座で使っている公立高校入試対策数学の問題集「マッハ50」を1枚目から始める。最初の1枚目目として。

「受験生の50%以上が解ける落とせない入試問題」の社会と理科を1日5単元ずつ進み、ただ今3分の2まで進行中、まだ1週目だけど。やれるところまでやるんです。

間違う問題も結構ある。それは入試には出ないかもしれない。けれど見つかった穴はつぶして入試に向かう。それが受験生の義務です。

やる気が出ない入試間近のオカちゃんですが、やらせればやれる。家でやったものはボクのところに持ってきてチェックを受ける。間違った箇所については質問をされる。答えてニッコリ、答えられなければデコピンだ。

そのことは「やる気がなくても」子供はやれることを示してるとボクは思います。最低限これだけはやるべきだと固く信じる誰かがやらせれば、やる気がなくてもやれる。

そのやらせる最低限度のラインを欲張ると、「やる気もなくてやらない」という最悪の結果にもなりうるが、そのラインを間違わなければ、やれそうなことはやる気がなんてなくても、できる。やります、受験生は。

そして受験生は心のどこかで「やらなくっちゃ」って思ってる。特に周りの皆が受験する高校入試では「ボクもそろそろ・・・」くらいはよほどのポンコツでなければ思ってる。

その思いを形にしてやればイイ。「やらなくっちゃ」って思っているのが本当だということを証明する機会を与えてやればイイ。

やる気もあって、自分からどんどん勉強していくなんて、もっと高度で先で期待すること。まずは「やらなくっちゃ」って思っているのが本当だということを証明すること。実績は1つ1つです。

証明する機会を与えられて、目の前でそのことを証明して見せた子供の顔っていうのは、なかなのものです。

逮捕拘禁、現行犯逮捕者の顔には見えない。たった1週間だ。たった1週間でも顔は変わるし、態度も変わる。

それで終わり!じゃないよ。これからはもう自分で進んでなんでも考えてやるようになる・・・わけない。たった1週間だもの。

怠け心や難しいこと、わからないことが出てきたらすぐヘタレるのが子供だ。だからまだ壁も関門もある。

続く・・・ですな。

だけどキッカケは与えてやってほしい。そのあと続けて面倒を見るかどうかはあなた次第。

あと1ヶ月弱、子供はまだ伸びる!

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「ウチの子、どうしてこんなにできなんだろう?」「やってもやっても、ダメ。」とお悩みの方に、子供の成績を上げられる親は「こんな親の方ですよ」というお話です。

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うれしい報告

[算・数] 7日間を終えての感想

中1 実力テストガンバルさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

毎日数学の勉強をやることに文句を言わず取り組めるようになりました。今は9日後の実力テストにむけて、一年間のおさらいをがんばってます。

塾の宿題や小テストのための事前勉強も今はできています。これを長く続けられるようにサポートしていけたらと思います。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

本当に30分だけ、あらかじめやることがわかっている、という状況なら嫌がらずに机に向かえるんだということがわかりました。また、解ける問題がたくさんあれば、解けない問題にも取り組む気持ちが出てくるということもわかりました。

親が焦らない、かつ成果を上げる、ということを肝に命じてやって行こうと思います。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

最初の4日間はさまざまな抵抗があり辛かったですが、5日目くらいから30分で終わる、というところに安心感がでたようで、さっと取り組めるようになったので、楽しみになりました。

今は、焦らずに成果第一で考えることができていると思います。

ノリ勉は「キッカケ」を作ることを最大の目的にしています。

こうすればいいんだよ!って子供が親の提案を受け入れやすいようにカンタンでできそうなことを子供にやらせる。「たった30分の勉強」でも成果は出せるってことを親も子も体感する。

逆に「たった30分の勉強」なのに問題が噴出する場合もある。キッカケどころか勉強が進められないとか(;`O´)o

「たった30分」の成果のある勉強「さえ」もできない!これもその事実を知るキッカケになる。「たった30分」の成果のある勉強ができなければ3時間机に座っても無駄ってわかる。

これは今の子供への接し方を方向転換するキッカケにすべきことです。子供が7日間で生まれ変わるわけじゃない。親が変わって7日間で接し方ややり方を変えて、次に向かうキッカケを作るんです。

[算・数] 7日間を終えての感想

中1 やればできるさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?:

今までは一回やって間違っていたら終わりとしていたことをどこが違っていたかを確認し、何回もやり直すことで同類の問題を解くことができるようになるということに気づいたこと。やればできるんだと本人が思えたこと。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?:

今までは「勉強やりなさい」とか「間違ったらやり直しなさい」などと口で言うだけで済ませてきて、できないのは本人がやらないからだと嘆いてばかりいました。

今回このプログラムをやってみたことで、親がやり方を間違えず導いていけば伸びるのではないかと思えるようになりました。

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

こうやらせるとどうかなとか、こうしたらいいんじゃないかとかいろいろ考えながら、一緒に勉強するのは大変でもありましたが、本人が集中している様子を見ることや点数が上がったり時間が短縮されたときに見せる笑顔が見られることがうれしかったです。

最終日のテストは90点満点中84点。孤の長さ・扇形の面積、孤の長さと半径から中心核(式を立てるところまで)、三角柱と円柱の体積の問題を15問出題し、プラスαの10点はもう一問ではなく、全問正解したらプラス10点にすることにしていました。結果は一問不正解でした。

採点の間「怖いわー、丸付けの音聞こえへんように小さい音でして。」とか「あっ!今ペケする音したやろ!」などと言っていましたが、私も内心どきどきしていました。計算間違いとかしてませんようにと半分祈るような気持で採点していました。

結果の84点は中学に入ってからは見たことのない点数。実際のテスト範囲とは程遠いかもしれませんが、一週間前ならこの問題の一問すらできていなかったと思います。この子にとっては大躍進です。

プログラムを通して、他の様々な課題も具体的に見えてきました。以前なら「わかっていない」ことはわかっているのですが、じゃあ具体的にどうしたらいいのかが私自身も子ども本人もわかりませんでした。

今回のことからどのように進めていったらいいのか考える道しるべができたような気がします。

プログラムを進めていく上で行き詰ったときに「あー、もーわからん止めよかな」と思った私は、「あー、もーわからん勉強やめた!」の子どもの状態と同じだなと。

そしてすかさずメールの返信をいただいて、「もう一回やり直そう」と私は思えたけれど、子どもには「がんばって」しか言わず具体的な指導は何もしてこなかったと。

まだまだ親技には程遠く、まだまだ「そうじゃないでしょ!」と突っ込まれるようなことをしでかすかもしれませんが、30点上げよう会にも入会しましたので、今後ともご指導よろしくお願い申し上げます。

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