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こんにちは、ストロング宮迫です。

前回ここで書いたように毎週月木の週刊親技の今年の発行皆勤賞を完結すべく今日大晦日もこれも書いています。

年が明けたら、中学入試が早い方で5日から。多くは9日の土曜日から初陣となります。いよいよきたねえ。武者震いが出るわ (^^)♪

風邪をひかないだろうか? そんなこと心配しないのよ。

風邪をひいても合格点を獲れるようにやってきた。インフルエンザでいつもより80%の力でも合格する力をつけるべく頑張ってきたんだから。

そのために受験校だって吟味に吟味を重ねて選んで最高のパターンを用意してきたんです。

なるようになる!そんな心配するよりも今日この時も1点でも積み上がるようにまとめノートや復習や入試演習・過去問演習に励む。

年が明けて志望校の初見の過去問演習なんかして合格最低点をクリアしたらかなり盛り上がる!このために一部の過去問演習はやらずに取っておいたんだからね。

よっしゃー!よぉーし!の声が受験生の家庭で挙がっていることを祈るばかりです。

この前、中学入試の入試演習見てたら、初見にしてはエライできてるなあ~って感心したんです。これなら大丈夫って\(^o^)/

でもね、初見のハズの入試演習なのに、各大問はそれぞれ小分けにして、もう少なくとも一度は見た問題だった!!解き直しを何度もやっている問題もあった!

どおりで一番と二番(初見)でいくつか落としているのに後半の難しくなるところではガッチガチにできてたハズだわ…(;_;)

中学入試も高校入試も今はこれが怖いね。塾も過去問をやるのが早くなって、いざ受験校の過去問をやったら、いずれも見たことがある問題だった!なんてね。

見たことがある問題は忘れていても取っ掛かりがあるから解ける可能性が高くなるけれど、見たことがない問題はまるで絶壁を登る感じに思えるからね。

そこのところですよ、微調整が必要なのは。まだ時間はあるからね。最後までやるんですよ。

せっかくここのところ全速力でダッシュしてた受験生が最後の最後でジョギングして「抜く」なんてことをする。

初見の問題を入試前日に解いて自信を失う、ヤバイ感じが漂うなんてことはしてほしくはないけれど、最後までやりきったと思える勉強を前々日まではするんですよ。

ジョギングは前日にすればよろしい。前日も8時とかに床に入っても寝られないんだから。いつもと同じよ。いつもと同じ時間に寝て、いつもと同じ時間に起きる。

入試だからとか前日だからとか生活を変えない。いつも通り。正月明けからは前日もそうするスタイルで生活することです。

さて、この週刊親技はも今年も皆勤賞で終えることができたわけですが、そのモチベーションは皆さんから折に触れて届くメールであることをここに記しておきます。

皆さんから届く週刊親技でヒントを得て成績が上がりましたとか、書いてあった通りにやってみたら子供の顔が変わりましたとか実にうれしい報告を送って下さる方がいます。

特に年の終わりが近づくと1年を振り返ってメールを送って下さる方が毎年数人います。

その送ってくれる人は毎年人は変わるけれど、この数人からの年末メールのお陰で「来年もメルマガを辞めずにやりますか!」って奮い立つ。

ここにここ最近そうしたメールを送って下さった方に心より御礼を申し上げます。

ああ、だからといって今から1年を振り返ってボクに慌ててメールを送ってくれなくてもよろしい。だって大晦日だし(>_<)

もう十分ボクは満足してるからね。今回はその中の1つを紹介しましょう。

3児の母さんからのメールです。

毎週月・木と、どの教育書よりも滋味溢れるメールマガジンを拝読しております。

ちょうど1年前の今頃、6年生の上の子が精神的に崩れ、成績も底なし沼にはまり、親として子どものどこから手をつけたら復活するのかわからない状態でありました。

追い打ちをかけるような周りの言動、母親として私の行動のいたらなさをいろいろと言及され、自分の上滑りしていた人生を覆す数か月でした。

正月特訓、1月の直前授業などは通うことができましたが、家庭では、とにかく笑ってしまうくらい簡単な基礎問題に戻り、それを繰り返し、繰り返し・・2月1日を迎えました。

結果、落ち着くべきところに落ち着き、第3希望とはいえ彼の学力では危うかったと思われる学校にご縁をいただき、今は落ち着いて生活しています。

今は2番目の子どもが5年生であり、新学年のクラス分けテストが迫っているので、その対策をしております。

2番目だから楽か? いや、そうでもないのですが、何というか自分を別のところから俯瞰して見ることができるように思います。

困っている親としての自分と、「まあまあ、この摩擦が実を結ぶんだよ」なんていうホトケのような自分が共存しています。

受験を目の前にして、教育書を信奉していた私は、ストロング先生のおっしゃる言葉の「意味」と「背景」が、「ぜんぜんわからなかった」のです、1年前は。

でも、それが徐々に、日々のふとした瞬間などに、「こういうことだったのか!」とひとつずつ分かることが積み重なって、今に至ります。

きれいじゃなくて良いし、喧嘩も溝も、罵声も涙も、それを越えたあとに実を結ぶのであれば、その過程は「可」でしょう。限られた瞬間に、精一杯のできることを!

何を書いているのか脈略がありませんが、多分ストロング先生なら、この親が今どの過程に到達したのかお分かりになるかな??と思っています。

私の道のりもまだまだ・・です。

日々、感謝申し上げますとともに、今後ともメールマガジンを楽しみにしております。

どうもありがとうございます。こういうメールがボクを皆勤賞に向かわせる原動力であります。

3児の母さんも、3番目のお子さんの受験を迎える頃にはきっと1番目のお子さんのときにはなかった余裕を持ちえるでしょう。「受験も楽しいね」って思えるかも\(^o^)/

それは下のお子さんになればなるほど経験があるからとか、イイ結果が出やすいからとかそんなことではなく、いかなる結果も真正面から受け入れる、そこから出発するという姿勢や視点がすでにあるからです。

「どういう結果が出たか、または出るか」を日々心配するよりも、日々出た結果を、いかなる結果が出ても喜んで今日受け入れて、それを糧にして明日をもっと楽しく生きていくという腹積もりができていると、いかなる受験も楽しくなる。

本当のところは楽しくはないし、できれば避けて通りたいけれど、避けて通れないとすれば、問題は必ず起こる(^∇^;)

その問題が起こったときに「まあまあ、この摩擦が実を結ぶんだよ」と思えるか、「なぜ今この時期に」「どうして私がこんな目に」とかなってたら日々の生活がたまらなくなる。

それがね、やっぱり経験するまではわからない。

それは上のお子さんが身をもって教えてくれたことではないでしょうかね。ボクも横柄にみんなに諭すように言っているけれど、一番上の子でそのことを身をもって実感させられました。

まさに上のお子さんはそれをあなたに教えるためにあなたの元に生まれてきたともいえますよね。ボクはそう思ってるんだけれども。

その分、一番上のお子さんのときには辛い思いもしたでしょうし、思い通りにもならなかっただろうし、無力さも感じただろうけれど、お子さん自身もしんどかったことでしょう。

あと3年したら上のお子さんも当時のことをもっと自分の言葉であなたに話してくれるようになります。そうすると「そういうことか」とまたわかることもあるでしょう。

そこが「人生のリーグ戦」のイイところで、入試は限りなく1回限りのトーナメントだけれど、その次もまたその次もあるからね。経験してわかったことを活かしていける、考える人は。

上のお子さんがこれから言うであろうその言葉を聞くとね、あなたは「この子は私にそれを教えるために私の元に生まれてきた」ことを実感できるでしょう。それくらいしんどい経験だったということです。

でも、逃げずにやってきたからね、今がある。すばらしい。「まあまあ、この摩擦が実を結ぶんだよ」これくらいで思っているのがちょうどイイから。

逆に「なんの摩擦もない」とすれば、その摩擦熱が感じられないとすれば、それは誰かが、親でなければ多くの場合は子供が自分一人で背負っている可能性だってあるんだから。

この週刊親技の話はご指摘のように何回真剣に読んでもボクの言っている「言葉の意味と背景がぜんぜんわからなかった」となる場合もしばしばでしょう。皆さんもそうではないでしょうかね。

それはたとえてみれば、ボクは右側から子供を見たときの話をしているのに、読者は左側から子供を見ている場合、つまり同じ子供を見ていても、真反対から子供を見れば、それぞれ片側からは見えないゾーン、影を見ている状態ですよね。

影しか見えないのに実体があると言われてもわかんないですよね。

月は満ちたり欠けたりして見えるけれど、月自身が満ちたり欠けたりするわけじゃないように、見える場所と視点、そして光の当たり具合で「子供」は満月にも見え、下弦の月にも、上弦の月にも見える。

ある人には子供の「満月」が見えるけれど、ある人には「新月」しか見えない、その逆もまた起こる。同じ子供を見てもまるで違って見える。だから「なにいっているのかわからない」ってこともある。

どっちが正しいということはありません。読者にボクが言っていることが正しいと思わせようとも、ボクの言っていることを絶対わからせてやろうとも思わない。

わかる人にはわかるし、わからない人にはわからないから。それは無知かそうではないかの違いなんかじゃなくて、見ている人の「見ている場所と視点」が違うだけだから。

親は子供を見てウチの子は「新月」だとか「満月」だとか「上弦の月」だとか言うけれど、ボクはそれはあなたの見る場所と光の当て具合によって、そう見えているだけですよっていうだけです。

そこに「月」はありますと。見えないかもしれないけれど、そこにたしかに「月」はありますよって。

「月」が見たいなら、今あなたのいる位置から少しだけ視点を変えて立っている位置を変えたらどうでしょうか。光の当て方も一緒に変えると子供という名の「月」の見え方は劇的に変わるし、「月自身」はいつもそこにあることが実感できる。

見る位置か光の当て具合どちらか一方を変えるのでもかまわない。変えれば見えるから、「月」はね。

だから、ヒントなんですよね、この週刊親技も。役に立つか立たないかもあなた次第です。こんなふうに書いているボクが読者にボールを投げつけてしまうと身も蓋もないけれどね。

誰もが立ち位置も光の当て具合も一切変える気がない状態で「月」を見続けるならば、同じ形の月しか見えない。

親は子供が成長して時間が経過すれば、あんなにあの頃こだわっていたことがなんでもなかったと思えるものです。これは時間の解決ですよね。

親技は、親技を駆使する者はドン欲なので、誰にもいずれ訪れる時間の解決を待たずに、今すぐに「いずれ時間が解決してくれる」子供の見え方を変えるヒントをあなたに投げかけているといえば、少しおこがましい言い方になるでしょうかね。

受験では、実際は親が思っているのとは真逆で、未熟な親を小さい子供が背負ってジェットコースター気分を味あわせてくれます。

親の未熟さを知らず知らずのうちに子供に背負わせているのに自分が引っ張っているように錯覚している場合も多い。そのことに気づかせてくれるのもまた子供たちです。

何回かの失敗では子供たちは親を見放したりはしません。気づかない親が「子供のせい」にし、怒り続けた結果、親は子供のことを諦めたふうに言うけれど、実際は親が子供に見放されるんだとボクは思います。

上のお子さんが切り拓いて受験という名の道のレールを引いてくれたお陰で、下の子どもたちをそのレールにすんなり、経験を持って引き入れてくれます。今度はそこに乗り入れられる。

上の子供は道を切り拓く運命だ。親も背負ってウンウン押すんです。頑張ってくれてる。ありがたい。

下の子供は切り拓く労力がいらない分、その労力が勉強の頑張りに費やさなくてはなりません。どっちが得かでもなく、それぞれの与えられた道で未熟な親を背負って子供は歩く。

すごいね、子供は。親に教えるんだからね。

だから、大事に大事にしなくちゃならない。自分の元に選んできてくれた子供との縁はね。教え、教えられですよ。

今起こっていることには意味がある。よく見えなければ見る位置を変える。光だって当ててみるんです。そこに「月」は必ずあるから。一生懸命育てているつもりでも、自分だって育ててもらっているんだから。お互いさまです。

受験は子供にとっては大イベントだし、世間も騒がしいから、家族みんなで乗り切るんです。今出ている問題点はすぐ解決できるものと受験後も引き続き課題として抱えていくものと分けて考えたらイイ。

全部いっぺんには解決しない。解決したら人生が終わっちゃうもの。

ちゃんとみんな収まる場所は用意されてるから頑張れよ!このドキドキハラハラが最初ならこれから何度も味わうことになるから、よく覚えておくんだよ。

「行けばわかるさ!」というのは本当です。行けばわかる。だから危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。迷わず行けよ!

行けばわかるさ!見ようとすれば見えるさ!

親技では「どうぞ良いお年を!」なんて言わない。来年も絶対イイ年になることは決まってるんだから。今年以上にね\(^o^)/

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【ゲームにはハマルのに勉強にハマラない理由】
子供がゲームをするくらい勉強をしてくれたらいいのに・・・と思っている親の方は多いと思います。

ゲームをするように勉強にはめる!これさえできれば・・・しかし、そのハードルは高い。何が違うのか?

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うれしい報告

公立高校入試【数学】対策問題集【マッハ50】の感想

中3 いいスタートがきれたかなさん

◆実際やってみてのお子さんの様子は?:

まず、プリントを見て目標時間の短さにびびります。「え~~、これだけを3分でやるん?」という風です。

しかし、時間が足りなくて解ける問題ができなかったということはないようなので、時間の使い方はできています。

できなかった問題の解答を見て「そうか!」と言っていますが、親から見るとこの部分が(本当にわかったのかと)心配です。

2問間違える事もありますが全問正解の時もあったりで、記録を付けるのが楽しそうです。今までの数学のテストと比べてずいぶん成績がいいと感じているのだと思います。

◆冬休みが終わる頃には1回目が終了できそうですか?

教材到着の翌日から始めましたので4日経過しました。一日に2枚ずつやっています。

「一日2枚」は初日にまず1枚をやってみて「もう1枚いけそう」と2枚やった事から「一日2枚」の目標を子供と決めました。今のところ、楽しそうに取り組んでいるので、非常によいスタートが切れたと思います。

このまま行けばクリスマス頃には1回目を終われるペースですが、これから難易度が上がって、1枚にかかる時間が長くなっていやがりだしたらどう持って行こうかと思案しています。

高校入試ではどの科目も基礎点となる問題が存在します。

英語だったらリスニング問題がたいてい3割ありますから、それが基礎点になるし、理科社会であれば知識を問う問題が基礎点になる。

基礎点は受験生にとって得点を安定させるための大事な要素になります。

基礎点が取れると、得点が乱高下しない。乱高下しないということは本番で大きな取りこぼしをしない可能性を高くする。

冬休みに入った今こそ、基礎点の充実時期。短期集中で中3受験生は基礎点アップに挑むべし。

※公立高校入試【数学】対策問題集【マッハ50】の今年度の販売はすでに終了しました。あしからずご了承ください。

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