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こんにちは、ストロング宮迫です。

今年もあと1ヶ月となりました。早いねえ。受験生のお尻にもムチが入り始め、ゼイゼイハアハアの息も聞こえてきた。ようやく受験生になったってことですな。

しかし、一足早く「受験生になった」中学入試組に比べて、高校入試組の出足はまだまだのようです…(;_;)

この前、中3のタラちゃんに会ったんですが、現在、期末試験中とのこと。

「内申点に関係する最後のテストだからガ、ガ、ガンバッってます」とタラちゃん。

「いいねえ。内申はキミの持ち点だからね。プロ野球のクライマックスシリーズで上位チームに最初に1勝のアドバンテージが与えられるのと同じだからね」とボク。

「ちょっとなに言ってるのかわかりません。プロ野球は見ませんので」と五郎丸ポーズで即答するラクビー派のタラちゃん。

「そういうことじゃなくてさ・・・まあ、それはいいとして」と期末テストのことを話してたら、社会の公民の試験範囲は「人権、国会、内閣、裁判所」って言うんだな。

「オイオイ、まだそんなとこやってんの?」とビックリしました。まだ教科書の前半ですよ・・・

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「それって1学期の範囲だろうよ、タラちゃん。1学期はなにやってたの?」「歴史ですね」って。

まだあるんだな、卒業までに教科書終わればイイだろって感じの進め方をしてるとこが。

まだ地方自治もやってなくて、このあとに経済や企業や需要と供給なんかもあるんだけど、行くのかなあ、入試までに。いや、もう先生が考え尽くして終わっているのかも。

「タラちゃん、もしかして終わってる?」

「いえ、まだです、というかまだだと思います。そういうのは聞いたことないので」

一般的に、単元の学習⇒単元の演習⇒単元の入試問題演習、これらを終えてその上で全体の入試演習に進むのが普通だと思いますが、単元の履修が終わらないことにはニッチもサッチもいかないはずなんだけど。

社会だけならいいけれど、他の教科もってなると、冬休みに入試演習するのも厳しいスケジュールになっちゃいますなあ。

「タラちゃん、だいぶん進むのが遅いから、期末テストが終わったら、遊んでないで入試問題の演習を頑張らないといけないよ」って言っときました。

まあ、社会の公民なんかは「単元の学習」から「単元の入試問題」っていっても、それほど難易度のステップがなく、定期テストと入試問題が同等レベルで出るのですぐやれますけどね。

だから問題ないってなるのか、ならないのかはそれぞれの人の感覚次第なんでしょう。

ただここまでのんびりムードが漂っている受験生を見ると、タラちゃんのせいではもちろんないだけれど、イライラしますわ。でもって、そんなことでイライラしているボクのほうが相対的にアホに見えるから不思議だ。

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「知らない」ってことは弱点にもなり、罪にもなるけれど、逆の面では余計な心配などしないっていう「強さ」にもなりうる。

そう、タラちゃんはボクなんかよりずっと強いのかもしれませんな。

勉強でもスポーツでも、若者やデビューしたての子がポンポンと勝っちゃうことあるでしょ。シンデレラボーイってやつです。怖さを知らない勢いで勝ち切っちゃうんですよね。

でも、知れば知るほど「怖さ」を知ることになり、「自分ができていない」ことを知っちゃうと余計なことを考えちゃって持ってる力を発揮できなくなることもしばしばあります。

受験は一発勝負のトーナメントだから、ある意味、知らない強みが発揮できることもあるし、勢いで押し切っちゃえることもある。

でもね、「知らない強み」では連勝ができないんです。人生はリーグ戦だから、総当たりで同じ相手とも何度も対戦することになる。そうなると底力勝負になっていく。

一発勝負のトーナメントに勝ったからって底力があるとは限らない。でも、底力がないと総当たりのリーグ戦では負け越すことになる。

受験は知れば知るほど怖くなる。親技が「石橋を叩いて、そのあと鉄のハンマーで叩いて大丈夫じゃないと渡らない」のは長年やってきた結果ともいえます。

なーにも知らないあなたのほうが勢いがあって、強いのかもしれません。

1つ言えるのは親技は勉強も受験も一発勝負のトーナメントで考えていないってことですね。総当たりのリーグ戦で勝ち越すほうを重視していますので。

それは負けてもイイやって考えているわけでは決してありません。勝ちには行くんですが、勝った後も連勝できる体制作りも同時に行うってことです。1回勝つだけでイイとは考えない。

目先の1勝にはこだわるが、目先の1勝「だけ」には目もくれない。だって人生は長いんだからさ。ジワジワいくの。アスファルトからだって草が生えてくるようにね。そこは好みですな、皆さんの。

さて、先のタラちゃんと会って入試のあれこれを話した時に学校帰りだったのでノートを見せてもらいました。

以前よりはとってもきれいにノートを書くようになっていてビックリしたんですが、それを見ながら1つのエピソードを思い出しました。

それが書いてあった本はなんであったか、頭の中のページをめくって思い出してみたんですが、それでは思い出せずにいたんですが、資源ゴミに出す本の塊の中にそれを見つけちゃったのでここに記しておきます。

よがっだ~、捨てる前に見つかって (^^)♪

本棚からあぶれてしまって資源ゴミになる寸前のその本はトニー・ブザン著「ザ・マインドマップ」って本で、手元にあるのは神田昌典訳バージョン。

最近、違う訳者で新しいのも出ているみたいです。

この本にこんなエピソードが書いてあります。

・・・・ニューヨークに住む少女の話だ。少女は9歳のときは、成績がAだった。10歳になる頃にはBになり、11歳のときはC、12歳のときは落第寸前のDまで落ち込んだ。

熱心に勉強もしているし、理解力もあるので、本人も、教師たちも、両親も首を傾げるばかりだった。

両親の依頼で、著者は少女と面会することになった。長く悲しいそれまでの経過を語った後、少女は顔を明るく輝かせて言った。

「それでも、毎年うまくなっているものがあるんです」
「どんなこと?」著者は尋ねた。
「ノートのとり方です」

その答えを聞いて、著者ははっとした。謎が解けたのだ。少女は学校でよい成績をとるためには、もっとたくさん、もっと良いノートをとらなければいけないと思い込んでいた。

「もっと良い」とは、彼女にとっては、先生が言ったことを一語一語できるかぎり書きとった、いわゆる「整然とした」ノートのことだった。

少女は、学んでいることを間違って理解し、しかも、学んだことを忘れるための行為に多くの努力を注ぎ込んでいたことになる。

つまり、授業を聞いて持って帰ってくるノートはなんのためのノートなのかってことですよね。

この本の序盤で強調されているのは「非効率なノートは脳に悪影響」を与えるとして、

「ノートを次々に作って時間を無駄にする習慣が身についてしまう。要点がわかりにくくなり、それを解消するため、さらにノートを作ることになる」

と指摘し、試験前に試験内容をまとめるノートを作る子供たちには耳の痛い話を書いています。

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また、「研究により、脳は学習の過程で次のようなことをおもに覚えているのが明らかになっている」として、以下を挙げています。

◆学習時間の始めに学んだもの(初頭効果)

◆学習時間の終わりに学んだもの(親近性効果)

◆すでに蓄積された項目やパターンに結びつくもの。あるいは現在、学習中のほかのことに関連するもの

◆目立つ方法や変わったやり方で強調されたもの

◆五感に強く訴えるもの

◆特別に関心があるもの

いずれも親自身が経験のあることなんじゃないでしょうかね。「特別に関心があるもの」があるものはよく覚えているっていうのは親にも子供にも思い当ることがあるでしょう。

そして「目立つ方法や変わったやり方で強調されたもの」や「五感に強く訴えるもの」は子供のノートを見れば、そうなっているかどうかはすぐわかる。

「先生が言ったことを一語一語できるかぎり書きとった、いわゆる「整然とした」ノート」

が自分にとってイイノートだとは限らないってことですよね。「黒板を写しただけ」のノートでは復習のときに役立たないともいえるでしょう。

言葉で言えば、先生の授業を聞いて、その聞いたものを「変換」もしくは「消化」した上で、ノートに書くことで自分の頭に残りやすくなると。

今、親カツ講座でも受験生は「まとめノート」を作っているんですが、どうしても覚えきれないことやよく忘れること、入試までに絶対確認して押さえておくことなどをノートにまとめておくわけです。

このまとめノートに問題をコピーにしてペタンと貼るなんてことはしない。なぜなら全然印象に残らないからです。

その問題や事項を子供が自分で「変換」もしくは「消化」した上で、ノートに自分なりの書き方で書くことで自分の頭に残りやすくなるんだからね。

でも、ただ書きゃあイイってもんじゃない。

成功するノート作りには、簡潔さ、効率、自分で作るという要素が欠かせない

キーワードが1ページに一語ポツンと書いてあったって良いんです。その一語のキーワードから連想できるものがあるならばね。

最後の1つだけ「ザ・マインドマップ」にある実験結果を紹介しておきます。

・・・9歳と10歳の子どもを3つのグループに分け、「脳」「雑誌」「厄介ごと」「真実」といった単語を覚えるように指示した。

まず、第1グループの子どもたちは、指示された単語と定義を読み、それを書き写し、単語と定義をイメージ(絵)で表した。

第2グループは、第1グループと同じように単語と定義を読み、それを書き写したが、独自のイメージを描くのではなく、指示された絵を描き写した。

第3グループは、ただ単語と定義とを何度も何度も書いた。

1週間後、子どもたちが単語とその定義を思い出せるかどうかをテストした。

さて、成績がずば抜けてよかったのはどのグループでしょうか。

わかりますよね、もう答えを言わなくても・・・

では、答えは自分で考えるか、本を買って読んでくださいね!

・・・なんて意地悪は言わないんですよ、ボクはね\(^o^)/

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ハイ、成績がずば抜けてよかったのは、


独自のイメージ(絵)を描いた第1グループの子どもたち

絵を描く作業がまったくなかった第3グループの子どもたちの成績が一番悪かった

第2グループの「独自のイメージを描くのではなく、指示された絵を描き写した」よりも第1グループの「単語と定義を読み、それを書き写し、単語と定義をイメージ(絵)で表した」ほうがずば抜けて成績が良かった点も見逃せません。

親技のいけドンシートなんかでも、間違えた問題を直した箇所あたりに自分でイラストを描いて「これはダメだぞ」なんて書く子がいますが、こういう印象付けができる子供は二度は間違わないってことも付け加えておきます。

結果、勉強の効率は良くなりますわね。長く覚えているし、5回もやったのにできない・・・なんてないわけだし。

そのためには「変換」した上で、五感に強く訴える「目立つかたち」キーワードで「簡潔」に「自分で」作り、「イメージ(絵)」を添えるとなおイイってことになりましょうか。

成績がイイ子のへの道のりは果てしなく遠いですなあ。それでも一歩一歩です。ジワジワいく。上ばっかり見てても疲れるからね。

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ノートについて考えてみましょうか

一生懸命の意味

こんな本はタメにならない!?

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計算問題は解くのは早いのですが、単純な+-×÷の見間違いのオンパレード。気分次第で間違いもほとんどなし。時間もあまり変わらず。

計算間違いはほんとにムラがあって、集中度合いの問題が大きすぎる。現状は正解を取れてから3回どころか、もう一回させるのも厳しい。

全単元を振り返るのは本人難易度をはっきりさせるために有効だから続けたいのだが、このままでは肝心の目標達成は難しいのでは?

間違えた計算問題だけ繰り返したほうがいいのか?
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うれしい報告

小4 プリシラさん

算数についていけドンシートを活用しました。N研の栄冠の問題をABCに分け、毎日問題を解きなおしました。

今までと違うのは「先が読めるのでやる気がでる」「時間を計るので集中しやすい」「事前の準備で怒られずにはじめられる」から、勉強が少し楽しくなったようです。

成果の報告:

1.やる気が出た。

2.カリテの結果
 A問題 90%(帰って解きなおしをしたところ、正解でした)
 B問題 57% 
 C問題 68%

理想的な正答率も出ているようです。

また、数字を変えたり、問いかけを変えたり、答えの理由を質問したりも、イイですよ!!

残りわずかのこの4年生のうちに「勉強のやり方」をしっかり確立しておきましょう。小5になれば、量も増え、レベルも上がる。そこでも通用する「やり方」を今身につけておく。

もう、ヨーイ、ドン!は、始まっているのですから。

小5 男ひとりさん

その節は泣きつい、叱咤激励ならぬ「叱咤叱咤」ありがとうございました。(泣…)

5月から復テ対策にお世話になりましてちょうど半年で、偏差値が6アップですから1カ月1平均で上がったの計算です。

ですが、毎月1ずつ上がったわけでなく、最初は微動だにせずで、10月・11月に上がって月平均に均してこの数字。最初の4ヶ月が悔やまれます。

先生の講座の真意を理解できたのが最近になってからということが「叱咤叱咤」されて初めてわかりました。

鉄則もある程度できているとおもっていましたし、そばで勉強もずっとみていたので過信となっていたのでしょう。

先生から「子供のせいにするな!」「子供をつぶすな!」と言われてかっとなりましたが、1つ1つ事実を指摘され、時間をおいて冷静になってみると、知っていただけで実行ができていませんでした。

メールマガジンも今は「ああ、知ってる」と流さないように「本当にできているのか」を考えるようにしています。

偏差値58では子供のいきたい学校には行かせられないので、小5のあと3ヶ月で偏差値60突破できるようにやってみます。

今子供との合言葉は「欲張りません、勝つまでは!」です。流した汗の分だけ成果となるように子供と頑張っていきます。

横道にそれたら「叱咤叱咤」でまたお願いします。

普通に生活している親が本気でやって子供の成績が上がらないハズがありません。

もちろんやみくもにガンガンやらせたんでは100m走ったら息切れてしまいます。受験はマラソンですから。

でも、マラソンでも100mごとに全力疾走で区切りながら、マラソンを走らなくちゃならない。そこが難しいんですな、中学受験は。

親の本気を発揮するのは、怒り叱り飛ばすことではなく、

「子供の様子を観察する」
「子供の今を理解する」
「繰り返しやる」
「テストを隅々まで見てみる」

だいたいこの4つを親が本気でやれば、現在偏差値65以上でないなら皆上がります。だから成績が上がらないのは親が本気になっていないから。

本気にならず、子供に文句ばっかり言って、ケチばっかりつけている。子供の成績を上げたいなら、親が本気出せ!!カンタンです。

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