過去のメルマガのうち「入試演習について」のいくつかをまとめて紹介しておきます。
実力通りの力をテストで100%発揮できる子供は実際はそれほど多くはありません。
なぜなら入試演習で時間を意識して、問題を取捨選択して、獲るべき問題を獲るっていうのが厳しい制限時間がある中では、なかなか難しいから。
練習しないとできないんですよ。そのことを頭に入れて読んでくださいね。
11月の実力テストで大きく偏差値を落としました
やべぇー、テストしくじった!
小6 ポンデリングさん
親カツ入試実践DVDを親子で2度見ました。テストで問題を一生懸命解くだけでも大変。それに加えて入試テクニックの実践。
そばで見ている親のほうも一瞬も気が抜けず、ぐったりしています。もう少し勘のいい子ならばと頭に浮かんでは消え、グチっぽくなる今日この頃です。
算国は150点満点で満点を狙うテストではないことは重々承知していました。
よく見てみると、子は満点を狙う人用の時間配分をしていたことがわかります。与えられた50分をどこに重点していくか。
クリアするハードルはたくさんありますが、親子で乗り切りたいと思います。
お盆前のテストではその練習が少しだけ発揮でき、学力は同じでも点数は上がっていると思います(まだ結果が出ていませんが子が書いている解答で確認した結果)。
志望校は毎年似たような傾向で出題される学校だし、これから4ヶ月練習すれば、手をつける問題と時間配分はうまくなるように思います。
細かい入試演習の相談はまた別にさせてください。
入試問題って大問1問に10分というのが限度でしょう。
最初の数分で解答への道筋を見つけるか、見切るか。
極限の状態でそれをやりきるには日々の訓練が欠かせません。
練習でできないことは試合でもできません。練習ではできても試合でできないこともある。
だから、だから、家庭でも極限の状態に近づけた練習を数多くこなす。
試合で成果を発揮するためには、練習で徹底してできるようにするしかない!!
練習で「絶対にできる」にして臨む。練習でやりきったら、結果を問わない。その姿勢が結果を出す秘訣。
受験生は普段からとにかく徹底して「数分」で問題を見切る努力を!
中3 さぶれさんからの報告
先日のメールで、ご指摘されたとおり、子供の状況はかなり厳しいところにあると認識しております。10分でも15分でも時間をつくり、確認テストを実施すべく頑張ります。
先日、知人から、ストロングさんと同じように、受験生の親の心構えをすごいパワーで諭されました。
その方は、私たち親子が志望する高校に2人の子供を合格させています。
「受験は親次第で何とでもなるもの!勉強したがらない子供を押したり引いたりしながら、どんどん勉強させるのよ!
勉強しようとしないと悩む暇があれば、とにかく勉強させる!!上手に押したり引いたりすれば、受験生の子供は必ずノッテくるものよ!!
母親が弱気なのが一番ダメ!!絶対子供を合格させるという気合で頑張らなくちゃ!!早くたくさん勉強した者が勝ちなんだから、時間をまいてまいて勉強させなさいよ~!」
と、有り難いお話をして頂きました。
特に、強調されたのが、頑張らなくちゃいけないのは子供よりも親なんだと言われてました。
ストロングさんと同じことを話されたので、私の気持ちを引き締め、親カツ技に邁進するぞ!!とりゃ~!!でございます。
ストロングより知人のお母さんのほうが説得力があった!と。まさにそうでしょうね。実際に志望校に合格させた親の意見ですからね。
「母親の弱気が一番ダメ」というのも、本当にその通りです。
「やっぱりダメなんでしょうねぇ~」なんて、たいてい親のほうから最初に出る意見です。
受験は勝負ですから、ある意味、厚かましく、ウチは絶対に大丈夫!必ず行く!少々足りないのは、これから補うからいいんです!くらいで丁度イイ。
ダメそうなので、遠慮しますなんていう姿勢ではすでに負けているのです。
そのために、ただ頑張るんじゃなくて、「合格への道筋」を親がちゃんと描いて、最後までやり切る!のみ。
子供のやる気が出るのを待っていたり、受かるかしら?なんて、今考えているようでは、もう受ける前から勝負はついていますぞ!いくぞーー!!