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こんにちは、ストロング宮迫です。

昨日、こんなニュースを見ました。

修学旅行生21人、ホームに取り残される
ちばとぴ by 千葉日報 6月17日(水)

JR成田駅で今月、修学旅行で特急成田エクスプレスに乗り込もうとした千葉県の中学校の3年生や教諭らの一部が、電車のドアが閉まり、ホームに取り残されていたことが16日、学校などへの取材で分かった。

学校などによると、京都・奈良方面への修学旅行は10日から2泊3日で実施。

3年生33人らが10日朝、成田駅で東京駅に向かうため成田エクスプレス(12両編成)に乗り込んでいたところ、途中でドアが閉まり、生徒21人や校長らがホームに取り残された。

取り残された生徒らは後続の成田エクスプレスに乗車。この電車でも定刻通り東京駅に到着すれば、乗車予定だった午前10時23分発の修学旅行生専用の新幹線に間に合うはずだったが、JR戸塚駅での信号機トラブルに巻き込まれ、東京駅に着いたのは午前10時35分。生徒らは別の新幹線で京都に向かったが、到着が遅れたため、コースに入れていた京都府宇治市の平等院鳳凰堂に行けなくなった。

同支社によると、成田駅で乗降を確認する駅員が生徒らの乗車の列が途切れたのをモニター画面で見て、乗車が終わったとの合図を車掌に送ったらしい。生徒らが乗っていたのは先頭の1両目だったうえ、駅がカーブしていることもあり、駅員がいた11両目付近からは目視できないという。

校長は「生徒にとっては一生に一度の修学旅行。うっかりミスかもしれないが、影響は大きい。不安も招いた」と憤る。同支社は「再発防止に向け社員の管理と教育を徹底したい」とコメントした。

JR側は修学旅行から戻った12日午後、学校を訪れ経緯を説明。きょう17日には学校で保護者対象の説明会を開くとしている。

※この毎日親技は2015年6月19日に配信したものです

一生に一度の修学旅行でとても残念な出来事が起こったわけですね。トラブルも1つではなく重なって、行く予定の平等院鳳凰堂にも行けなくなった。校長先生は憤り、JR側は保護者対象の説明会を開く予定とか。

やっぱり皆さんも我が子にこれが起こったら憤りますか?

JRの職員を罵りますか? 賠償請求くらいしてほしいと思いますか? どうでしょうかね。

当事者であれば、特にその場にいればね、腹も立つし、怒鳴りたくもなるでしょう。ボクだってカッカしてたぶん「ふざけんなよ」くらいは言うでしょう。

でもね、一晩寝たり、修学旅行から帰ってからも延々と憤りを吐露してちゃいけないんじゃないでしょうかね。

これは自戒の意味も込めていっているんですけどね。

命に別状はなかった。怪我もなかった。無事帰ってきた。ただ、ちょび腹が立つトラブルがあっただけ。我が人生の歴史に1つ伝説が加わった。

「修学旅行で電車に乗る前に発車しちゃってさあ、乗れなかったんだよ。その後の電車も信号機トラブルで東京駅に着いたときは新幹線がもう発車しててさあ。あのときは校長先生が駅員に怒鳴ってておもしろかったなあ。

行く予定だった平等院鳳凰堂には行けなかったんだけど、特に興味もなかったからよかったんだけどね。

あの事件の後、家族で見られなかった平等院鳳凰堂に行こうってなって家族で行ったんだけど、実際見たら、すげぇーつまんかったもん」とかね。

当事者はなかなかそうは考えられないってことはボクにもよくわかる。

けれど、50年近く生きてきて、ガキの頃のことで鮮明に覚えてるのは「伝説の出来事」だけじゃないか。自分にとって教訓になっているのは「伝説の出来事」だけじゃないか。

ウチの家では今でもしょっちゅう出てくる話なんですが、ボクが小学校低学年の頃、九州へ家族旅行に行った。そこで帽子好きのボクはちょび値段の張るお気に入りの帽子をねだって買ってもらったんですが、昔っから汗かきでしょ(昔からデブではありませんよ)。

帽子好きなのに汗かいて、暑いからすぐ帽子を脱いじゃう。今もあるのか知らないけれど、忘れもしない宮崎のサボテン公園で、ご想像の通り、その買ったばかりの値段の張る帽子をサボテン見ながら脱いだまま忘れちゃった・・・

こうした些細な出来事は楽しいはずのせっかくの家族旅行の雰囲気を台無しにするもんです。

このときも、宿に着いて帽子を忘れたことをまずはしこたま怒られ、翌日、次に向かう車の中でも延々怒られ続け、家への帰り道でもさらに怒られて、旅行から帰ってからもことあるごとにこの件を持ち出されて怒られる。

挙句の果てには、どうも人間的に欠陥があるんじゃないか!?なんて言われる始末です。

この旅行で覚えているのは、忘れてしまったお気に入りの帽子の形と色、そして怒られたことだけ…(;_;)

ちょび値段は高かったかもしれないけれど、「ただの帽子の話だろーよ!そこまでいうことはねーじゃねーか」というね(;`O´)o

こうして我が家では、この「サボテン公園、帽子置き去り事件」は伝説となり、ボクの子供が忘れ物をしようものなら、「サボテン公園、帽子置き去り事件」が教訓として話され、「もしかして人間性に問題があるんじゃないか」とこの話が蒸し返される始末です。

我が子がバスに水筒を置き去りしたり、ボクが気に入っている帽子を子供に貸したその日に電車へ置き忘れて帰ってとうとう見つからなかった事件があった折には、やっぱりこの「サボテン公園、帽子置き去り事件」が出てくるというわけです。

苦い思い出はこうして繰り返しおもしろがって話すことで伝説になる。

あなたにも伝説の1つや2つはあるでしょう。苦くて腹が立つ思い出も、こうして伝説にして家宝のように大事にしていくべきなんじゃないか。

電車に乗れなくて平等院鳳凰堂に行けなかった中学生諸君も、期せずして起こった「この伝説」を大事にして、孫の代までおもしろがって話せるようになることを祈っています。

だって起こった出来事を巻き戻すことはできないんだからね。あとはその起こったことをどう解釈して生きていくか。

いかなることも、もう取り消せないなら、イイ解釈をして生きていきたいじゃないですか。

「あのJRのヤロー」って20年も思い続けてもねえ( ̄ii ̄)

過去に起こった出来事の解釈が変えられない者は前途洋々たる未来は切り開けないって話「未来はいかようにも変えられる」は本当か?は何年か前にここで書きました。

もちろん、消してしまいたいほどにイヤな出来事をイイ解釈するなんて難しいことはわかってるんです。

ボクは自慢じゃないけれど、たくさんの「伝説」があって、引き出し開ければ、いろいろな「伝説」が相手に応じて都合よく、いかなる相手にでも出せるほど「伝説」を持ってる(と自負しています)。

たぶんボクのいくつかの「伝説」を聞いたら、ボクの人間性は高い確率で疑われることになるから、普段は出さず、このメルマガでも巧妙に隠して書かないでいるけれど、聞いたら、気絶するくらいビックリする\(ΘoΘ)ノ

ついこの前も、ここでかなり凹んだ事件があったと書いたけれど、年に1回くらいは「伝説」的な出来事が起こるというか、自分で招いているんでしょうな・・・

伝説的な事件が起こり過ぎると、自分の起こった出来事に対する解釈を変えたり、うまく処理しないと、具合が悪くなって病気になるんです。今でいえばうつ病になる。だって、どうしてそれがオレに起こるんだってことが起こるからね。

しかし、今のところ、病気にもうつ病にもならない。それは必死に起こった出来事の解釈をいいほうに、教訓となるように解釈しているから。そうしようと努力もしている。そうしないと、やってられないもの。

まあ、「伝説」は少ないに越したことはないんですよ。なければないでそれは幸せ者です。年齢を経て、人は賢くなっていき、たぶん起こる「伝説」は徐々に少なくなっていくんでしょう。そうありたい。

もう教訓なんていらないもの!!!

子供たちには受験の結果が来年の春には出るんです。残念ながら受験にはイイ結果も悪い結果もある。その受け止め方、解釈の仕方で、その後の人生の道は大きく変わります。

いつも言うんですが、灰色の受験生なんて、あっちゃいけないと。

苦しいこともあるし、逃げ出したくなることもあるけれど、灰色の受験生活の後に急にバラ色の人生はやってこない、とボクは思います。「合格」がバラ色と思っているなら、それは勘違いです…(;_;)

入試が終わったときが人生の終焉なら、入試結果がすべてということは理論上ありえるでしょう。でも、入試の後にも長い人生が続くからね。そうではなく、今、灰色と思っている受験生活をどうバラ色まではいかなくても、クリーム色とかにできるかが受験生に、受験生の親にかかっている。

今の解釈を変えられなくて、どうして未来が切り開けるか。

「クソ」が続く道の先には「クソ」という名の未来しかありえない。

今のこの「クソ」みたいな生活や出来事をどう見方を変えて、おもしろがって、生きていけるか。勉強していけるか。そこだけです。

「おもしろき こともなき世を」いかに「おもしろく」生きられるか。それは受験生も一緒。灰色の受験生活の先は灰色の進学先での人生さ!行ったらわかるよ。

千葉県の平等院鳳凰堂に行けなかった中学生諸君、平等院鳳凰堂に行くより今回のトラブルのほうがきっと思い出になる。一生忘れられない修学旅行の思い出さ。

おもしろがって行きなさい。どうせ生きていかなくちゃならないんだからさ。
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うれしい報告

[ノリ勉英語] 7日間を終えての感想

中1 Nさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?

7日間が終わって、8日目に新たに1~12月の綴りを覚えるとき、タイマーを使って覚え、小テストをして3回目に全部覚えられたことです。

自分でタイマーをセットして、3回目には「出来た!私、変わったよ!革命!」と、叫んでいたのを見たことです。

革命はレボリューションだと教えたら、それから自分が良く出来たと思うたびに「レボリューション!」と叫んでいました。

「英語を覚えるのは、苦しいけどやればできる」という思いを本人が持てたことだと思います。

◆親にとって学ぶべき点はありましたか?

自分がしてきた勉強は古いもので、いまはサーキットトレーニングなるものが重要だと知ることが出来、自分自身も新しい気持ちで取り組みを見守れたこと。

英語が出来なくて、一番つらいのは実は子供自身だったと思いました。(母親の私のほうがつらい気持ちのつもりでした)

◆お子さんと一緒に勉強するのは楽しかったですか?:

楽しい瞬間と、腹立たしい瞬間と半分半分でした。

子供は英単語と、親は腹立たしい気持ちのコントロールで格闘しましたが、こうやって振り返ると嫌味を言う私をにらみながらでも言われたとおりにやりぬいた娘の姿が見られたことが「偉いな」と思えたし「英語向上したいんだな」と伝わってきて、うれしい、楽しいという気持ちに繋がっていました。

「苦しいけどやればできる」と本人がわかったら、今度はそれをささやかにでも継続していくこと。

背中を押してやって勢いがついたら、その勢いが弱まらないように、子供が気づかないくらいの感じで、もう1回2回と背中を押し続けてやること。

ささやかに継続するとは、親のフォローを継続するってことです。

次に求められるのは「やったら本当にできた」という成果。成果がでたら、さらに勢いはつく。そしたら、手のひらで押さなくても、人差し指でちょこんと背中を押してやる。

だんだんと子供が自分の力で走り続けてきたようにいうようになるでしょう。

それでイイ。子供が自分で走り出す姿をそばで見られるのが親にとって最大のご褒美なんだから。

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