kaiko

こんにちは、ストロング宮迫です。

しばらく前からもう毎日ですが、今朝も中学入試の受験生が出撃していきました。本命校への入試も迫ってきました。

来春以降に受験生になる子供たちはぜひ今年自分の志望校の入試日に受験生が歩く道を同じ時間に歩いてみたらイイ。いろんな表情が見られるから。

朝一番だけでなく、午前入試から午後入試に向かう受験生を見るのも、全力で午前中出し切って、さらに午後ももう一勝負全力でしなければならない受験生を見て、来年以降の自分と重ね合わせられたら、貴重な体験になるでしょう。

以前ここでも書いたことがあるけれど、ほとんどの受験生が結構な防寒具を着込んで会場に来る中、ストロングとタイガー山中が行った最難関校の入試に学校の制服のように見える薄着に半ズボンで来ていた親子3人を見たことがあります。

たぶん地方から単独で「殴りこみをかけてきた」親子なんだなとお見受けしましたが、その格好でいつも冬を過ごしているなら、それでイイ。

受験生はもう何も変えないことです。今まで通り、やってきたことそのままでいくことです。

特別なことはしない。なにかすごくイイことを思いついたとしても、新しいことはしないことです。

それが最善の策だから。勉強だけして、あとは何も変えずに今まで通りで臨んでください。

どうしても緊張してしまうって!?

誰でも、みんな緊張します。

緊張しない奴はただのアホか、勉強をしてこなかった連中ですからキミのライバルじゃない。

ライバルはみんな緊張している。手に汗をかくくらいがちょうどいい。みんな同じです。

緊張しているのに今までやらなかった新しいことを始めたら、しくじります。しくじらないまでも、さらに緊張が増してしまいます。

なので今まで通りです。シビレるけれど、今まで通り。やってきたことを1教科ずつ全力でやりきる。一喜一憂しないでやりきるのみです。

・・・・と書くだけで胃にグッとくるなあ。胃液は強烈だわ。

(●’д’)がんばれよ~受験生!

前回提示した高校入試の入試演習の第3弾の基準を示すお約束でした。

親カツ生はこちらから見てください。

今回の問題はこちらでした。


共立女子第二高校2014年度(数学)


共立女子第二高校2014年度(数学)解答

問題数は20問。

偏差値別の目標正解数は、

偏差値40~50の受験生:
目標正解数 ⇒⇒ 12問/20問中

偏差値51~55の受験生:
目標正解数14問/20問中

このゾーンの受験生がもう1つ上の壁を越えるためには「1番の7」や「5番の2」、これらの問題を時間内でどう取り組めるかがポイントです。

正解できるんだけれど、時間がかかる、こういう時間かけたらできる問題をどう処理していくかを考えていくのが受験生の、そして入試演習で考えるキモになります。

また、上位陣の受験生の目標正解数は以下のようになります。

偏差値56~60の受験生:
目標正解数16問/20問中

偏差値61~65の受験生:
目標正解数18問/20問中

トップ層は満点取っても全然不思議じゃないけれど、タイガー山中も計算ミスで1つ落としたようですし、できる問題だけど落としてしまう問題が2つくらいあってもイイですよってことです。

あとは制限時間を調整すれば、問題は変わらなくても難易度を上げることが可能になりますから、受験生は時間設定を短くするなどして意味のある入試演習を行ってください。

さて、ボクが時々のぞいているリニューアルされた青山繁晴さんのブログを正月に見ていたら、こんな記述がありました。

青山繁晴の道すがらエッセイ/On the Road

2015-01-02

写真は、・・・・・移動した時、列車の窓の外に現れた虹です。

虹の立ち上がる足元が左右いずれも完全な形で見えたのは、ぼくは初めてです。

すべての旅程に同行していたS秘書と一緒に、見とれ、感謝しました。

子供の頃、「あの虹の立ち上がっている根元は、どうなっているんだろう。走って行って、見てみたい」と何度も思いました。

みなさんも、そうではありませんか?

その秘密の一端を、自然が見せてくれました。

※この毎日親技は2015年1月12日に配信したものです

そういえば「虹の立ち上がっている根元」は見たことねーなあって思いながら読んだんですが、数日前、少し高台を歩いていましたら、見下ろす形で見えていた低い場所に小さな雲が霧雨らしきものを降らせながら左から右へゆっくり通過。

その後です、高台にいましたし、太陽も南中していた頃だったのでずいぶん低い位置に虹が立ちあがりましてねえ。

思わず「わぁ~」って言っちゃいました。

「虹の立ち上がっている根元」をよく見ようと凝視しながら近づくんですが、揺ら揺らしていまして、そこにあるようなないような、確かにあるんだけれど、つかめない。なんだか不安定で安心できないものですなあ、虹は。

虹は、どうしてできるの? ニコン

光の反射や屈折が苦手な子供がたくさんいますが、あるような、ないような、安定していないものっていうのは子供にはわかりづらいのかもしれないですね。

形があって具体的なものがわかりやすい。だから、みんな形あるものを手に入れてそばに置こうとするんでしょうかね。いずれ虚しいと気づくことがわかっていながら。

開高健著「輝ける闇」を含む闇三部作について、ここに作品のタイトルから私自身の想像するところですがと断って以下のような記載があります。

産業技術短期大学 Web学長室 今月の言葉(第38回)

・・・輝くような白日の下、あらゆるものがはっきりと見えているようだけれども、見れば見るほど、凝視すればするほど、かえって現実の形がわからなくなり、同時に見ている自分までもが混乱し、解体し、わけのわからぬ闇の中でもがいているのではないか、というような生のありかたへの認識こそ、現代というものではないのか。

われわれはそのような、いわば輝ける闇の世界の境界をうろうろと動きまわっているのではないか。

立ち上がった虹を見た感想はまさにこんな感じでしたな。

ここの学生はこの学長の「今月の言葉」をちゃんと読んでいるのかな?

そう願いたいが、多くの学生が、そして子供たちがこうした大人の話をスルーして大人になっちゃいますからね。

すべてのものはもうすでにあります。

あとはそれをスルーしないで学ぶかどうかって、これは子供たちでなく、私たち大人も一緒ですなあ・・・

Web学長室の「今月の言葉」からもう1つだけ紹介させて下さい。

すべての受験生に、そして親の方に読んでいただきたい。

産業技術短期大学 Web学長室 今月の言葉(第38回)

開高健は、あるとき、気まぐれにロンドンの街を歩き回っていたら、偶然、壁に埋め込まれた、一枚の銅板を眼にします。”それはたしか、フリート・ストリートのどこかだった、と思うが、ウォルトン卿が晩年にロンドンで釣具店を開いていた、という場所であったと思う。

その記憶は、正確ではないのだけれど、銅版に彫りこんであった一句に眼を奪われ、いまだにその字体と、銅版に射していた、おぼろな冬の午後の日光がありありと思い出せるほどである。それは”STUDY TO BE QUIET”というのである”。とその著「完本私の釣魚大全」の後記に記しています。

“STUDY TO BE QUIET”は、ウォルトン卿の有名な「釣魚大全」の最後の一行を飾る言葉です。

“穏やかなることを学べ”とも、また“静謐の研究”、あるいは、“静かに生きることを学べ”、とも訳されたりしていますが、この本を最初に邦訳した神学者杉浦祐によれば、この言葉は新約聖書に出てくる言葉だそうです。

彼の言を引用しますと、最後の審判が近いといわれ、人々が慌てふためいているときに、聖パウロがみんな落ち着くように、と書いた手紙に出てくる言葉だそうです。

「宗教改革を行なったマルティン・ルターは、あるとき、”もし、明日、世界が最後の日を迎えるとしたら、どうしますか?”と訊かれ、こう答えました。”たとえ明日、世界が滅びるとも,今日私はリンゴの木を植える”と。

“Study to be quiet, というのは、そういうことだと私は思います。たとえ明日死ぬとわかっていても、今日と同じように暮らすだけだ、と。それは、人間のなすべきことであり、また、人間が出来ることなんじゃないかと思います。」 

今日できることをする。明日は考えないで。押忍!

開高健記念会ニュース
ホテル・マジェスティック・サイゴン103号室「開高ルーム」に新銘板を寄贈しました。

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週刊 親技からのお知らせ

うれしい報告

ノリ勉「算数・数学」を終えての感想

小5 mamaさん

◆明らかに今回の成果と思うことは何ですか?

本人が、算数の苦手意識をあんまり感じなくなっている。昔の私なら「こんな問題解けてあったり前ジャン!!勘違いしてん よーっ!」って思っていました。 

問題を読んで「あ~わかんない!」と思ったらテキトーモード、スイッチオン!! もう問題を読み返す事も、理解しようとする事も無く、ガラガラガッシャーン閉店していました。 

が、演習でしていない問題についても、解こうとする姿勢か表れて「わからん・・・」と言うことも無く黙々と向かっておりました。

す・す・すごい!!!     
  
2日目、3日目あんなにパニクっていた子が、何だか冷静で別人?の様です。    
        

◆子供のそばで勉強を見るってやっぱり非常識でしょうか?あと、親にとって学ぶべき点はありましたか?

私も主人も、親と一緒に勉強していなかったので(だから出来る子じゃなかったのか?)小学生になったらからもう一人で勉強できる!自立だー!なんて、とにかく机に向かわせていました。(ホッタラカシ・・・楽だったなぁ~)

何で息子にはノリノリが無いんだ?
分かる事知る事がノリノリにつながらない・・・? 
 何でやる気がなんだよ~!!

と、ず~~~っと嘆いて、

「ね?こうしてやれば、簡単でしょ? 意味わかる? 分かるよね?ね?ね?」
「算数なんて簡単なんだよ!ね?」

必死にやっていたあの頃・・・・
   
息子は私をキレさせない為に「うん!わかった!」と答え、「やっぱり分かんないな~、でもお母さんキレたら怖いから・・・」と思ってたんでしょうね。
   
息子をノリノリにするきっかけが、早く訪れてくれないかな~。それさえ来たらやる気になってくれるのに・・・。と、いつ訪れるともしれない奇跡を待っていました・・・・6年近く・・・・・。

4日目、5日目から自分と息子がダブって感じられ、当時は分からなかった息子の気持ち心の叫びが、100%で無いにしろ分かった気がします。
   
根拠の無い励まし、慰めは何の意味も無いんだと・・・・

子供を責める前に親ができることを考える。

いつも同じアプローチをして「この子、どうしてこうなんだろう?」って嘆いていないか?

親が変わる、親の子供に対するアプローチを変えるんです!

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