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こんにちは、ストロング宮迫です。

先日、中学生の我が娘が定期テストの試験期間中にバンドの「SEKAI NO OWARI」の歌を聴いていたら、母親から「今、SEKAI NO OWARIなんか聴いてたら【テストでおわり】になるからね」とうまいこと言われてました・・・

なので、いちおうコンサート会場仕様(想像)で娘のそばで「おわり!おわり!」と連呼しておきましたが、こんなこと言うのかな?

「お前、いいの言うねえ」と5年ぶりに嫁を褒めるボク。

「それはそうと、このCDどうしたの?」と我が嫁から娘へ質問ではなく詰問。

「父さんが買ってくれたのよん。試験発表中にね」と即座に軽くゲロする娘。

「お前さあ、もう少し友達に借りたとかなんとか言い訳してオレに買ってもらったことを巧妙に隠すとかしろよなあ」

「正直こそ最高の作戦って父さんに聞いたけど・・・」

「空気読めよ、空気!」

「じゃあ、テストが悪かったら二人の責任ってことよね」と嫁。大きくうなづく満足顔の娘。

「オホン、えーテストが悪いのは本人の責任ですからして、ボクはカンケーありません。CDにも特に罪は認められません。すべては自己責任であります。つまりキミね」と娘を指さすボク。

「そ、そ、そんな・・・部活がないからってCDを買ってくれてジャンジャン聞き込みなさいって言ったのは父さんだし・・・」

たしかに、確かに言いましたよ、ボクは。「10代に好きな音楽を探してジャンジャン聞き込みなさい」と。

しかーし「勉強をせずにCDをジャンジャン聞きなさい」とは申しておりません。

「勉強も頑張ってCDもジャンジャン聞きなさい」って意味ですから。当然でしょ。

勘違いは困るなあ。自分に都合のいい勘違いは。

今週はテスト返し!今日は何教科か持って帰ります。楽しみだなあ(#^.^#)

娘にドロップキックやらバックドロップをお見舞いしないですむことを祈っていますが・・・

たぶんお見舞いすることになるでしょう。
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※この毎日親技は2014年5月26日に配信したものです

さて、東京六大学野球で、東大が今季全日程を10戦10敗で終え、リーグワースト記録を更新中の連敗は76まで伸びたとニュースで見ました。

連敗は2010年秋から始まったそうで、1勝もできずに4年間の大学野球を終える選手もいるのかも・・・

まあ、理由はいろいろあって仕方ないところもあるのでしょう。

こうした状況って選手のモチベーションが上がりにくいはずです。どうせダメだって気分に試合途中でも簡単になったりもするだろうし、練習でも気勢が上がらないとかね。

結果、自分たちでミスを誘発して自滅していくというパターンも多いんじゃないのかなあ。

東大の野球部はさておき、勉強も同じですよね。

イケるとかヤレると思えるから子供たちはモチベーションが維持できるのであって、76回テストを受けたけど散々でしたが最高のモチベーションで頑張りました!なんてことはない。

できると思えるから頑張って解こうとするのであって、間違いなくできないと思う問題を30分もモチベーションを保って考え抜くなんてことはまずありません。

ゆえにどういう形であれ、勝利が必要なんですよね。

勝利こそがパワーの源。勝利が明日の活力源。

私たちは勉強でそれを「明日の小テストを満点取れ!」と言っているわけです。

たった5問しか出ない小テストでもいいから、出る問題が決まっている小テストでもいいから、勝利の味を知れ!と。

小さい勝利を重ねてオレはイケるとかヤレると小さい自信をつけて前に行けと。大きな勝利は小さな勝利から始まるんですから。

東大野球部に「お前らはやればできるんだ!」「お前たちならやれるはずだ!」なんて親が好んで使う言葉をいくら掛けてもダメでしょう。

「うるせー、あっち行け!」って言うと思いますよ。

そのたった1勝を味あわせるために東大も臨時コーチを入れたり、テコ入れはしているみたいです。

が、東大野球部の相手は甲子園出場組やスポーツ推薦組だったりするから、リーグ戦の勝利自体が「小テスト」どころかいきなり「入試問題」を解かされているような感じで、小テストもできないのに入試問題は解けないでしょって感じでしょう。

本当に状況は絶望的な状況です。

小テストもできない子供たちに入試問題を解かせたらすぐわかるけど、これほどやる気が出ないものはない。もう見たくもないし、触れてほしくないって態度を示すでしょう。

それでも「お前だったらやればできるんだ!粘れ!」とか言われたら、グレちゃいます、普通は。

「お前がやれよ、タコ」ってね。

それでも「勝利」を味わうと、何かが変わる。だから指導者は何としてでも「勝利」を得たいと考える。

サッカーなんかでも苦しい状況で押し込まれている中、1点取ったら選手の走りが違ってくる。元気が出てくる、あれと同じです。勝利や1点はなにものにも勝る活力源。

東大に1勝をもたらすのはかなりの難事業だけれど、それに比べれば、子供に小テストや復習テスト・定期テストで点数を取らせるのはカンタンでしょう。1教科に絞ればさらにそれは難易度が下がる。

やる気はそのあとからです。

私たちは勉強面においてその小さな自信も2回連続して達成して初めて本物になると言っています。東大野球部で言えば2勝しての勝ち点ゲットになるのかな。東大野球部が勝ち点をゲットしたのは2002年秋季リーグ戦だそうです。もう12年前・・・

勝利を知らないチームや人は驚くほど堕落します。信じられないくらい転落する。

無意識にです。悪気もない。自分が堕落していることすら気づかずに底なし沼へと転落する。

これほど「恐ろしい病」はないでしょう。

東大野球部は野球という種目では堕落するけれど、就職ではみんなが行きたい企業の上位20位までにたいてい行くから、底なし沼は野球だけで経験する。ある意味で「恐ろしい病」の経験は人生にとってイイ経験だった!と思えるでしょう。

しかし、勉強における復習テスト・定期テストならいざ知らず小テストさえできなければ「病」は急性です。急速に進行し、堕落は増殖し、転落は加速する。

そのとき、東大野球部の連中のように連敗中だけど就職はOK!ってなるような場所やものがあなたの子供にあればいい。社会の小テストはできないけれど、こっちは凄腕で自信あるってものが。

勝利の味こそが人に自信をもたらし、勝利こそが明日の活力源になる。でかくてすごい勝利は必要ない。小さい勝利が最高の「薬」。この「薬」、副作用がないことはないけれど、実に少ない。ぜひ飲むべし!

この「薬」を飲むと、やる気が出る。やる気が出る「薬」は世界中を探してもない。ないのに探すな!大事なお金を使うな!

小さい勝利は親が身体を張れば手に入る。30歳の初勝利じゃ遅すぎる。10代に数多くの小さな勝利を!それを積み重ねる。あとは自分で歩いていく。その小さな自信を背負って。

東大野球部へ1勝をもたらすには指導者が住み込んで親が子供と過ごすように共に過ごすことでもたらされるでしょう。たまに来る臨時コーチではこの「恐ろしい病」は止められない。

東大野球部が勝ち点をゲットするには一人の指導者が全人生をかけて東大野球部にすべての時間をかけ、選手と時間をともにすれば十分可能でしょう。

練習方法や試合の戦術はもとより大事ですが、野球以外の選手の性格と特徴、長所と短所、彼女に対する態度、授業態度、日々の取り組み、生活習慣それらを知り、正すことで勝利はもたらされる。

いきなり「入試問題を解け」という難問だから少し時間がかかるけれど、野球以外のところも見ないとダメです。でも、やれば勝ち点はゲットできる。3年くらいで。片手間じゃできませんよ、負け犬集団なんだから。

「恐ろしい病」にかかっている負け犬集団が問題なのは野球もだけど、その野球を取り囲んでいる根っこの部分が問題で負け犬集団になっているんですから。

まあ、そんなことを東大野球部でやる意味や価値があるのかという問題でしょうし、誰もそれも求めていないようには思うけれどね。

繰り返しますが、東大野球部の状況に比べてあなたのお子さんの勉強の状況はどうですか?

東大野球部のような状況になる前に早めに対処したらラクですよ。ラクなうちにラクに処理するのが問題解決の秘訣です。

「正しいことを正しく繰り返しなさい」ですよ!

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うれしい報告

テスト結果報告

中2 おっちょこちょいさん

今日土曜日、学校があって答案を返してもらってきました。

数学90点でした!  

最初のテストは簡単だからとはいえ、前回46点からの90点ですからうれしくて。

試験1週間前から数学に絞りやった甲斐がありました。(省略)1年間ほったらかしでズンズン下がってきた成績。

1学期はもっとも成果が出やすいというストロング先生の話を信じてやりました。あれほど嫌がった問題の繰り返しも子供には言わせれば、鬼の形相でやりました。(省略)

なによりうれしいのは、子供がうれしそうなことです。

きっかけをいただきましたので、これからテストを分析して、次回のテストに向けてやります。ありがとうございました。

2学期よりも1学期、3学期よりも1学期のほうが勉強は手につけやすい。

そりゃあそうです、だんだん難しくなっていくわけですから。

勉強を見た方がいいのかどうなのかと行動する前からウジウジ(失礼!)と悩んでいたおっちょこちょいさんでしたが、成果が出て、ホッと一息というところでしょう。

学期が進めば、それだけハードルは上がります。90点を取るの勉強がどういうものかをお子さんは体感したわけですから、気を抜かずに次も90点取れば、本物でしょう。

次70点じゃあ、今回のやったことがもったいないですぞ!

英語ももう一息だったようですから、次回は英数の上がったよ報告をお待ちしております。

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