こんにちは、ストロング宮迫です。

中学受験は最終コーナーへ、高校受験は最終コーナー手前の直線に入ったというところでしょうか。

いよいよですねえ。あっというまの1年でした。

以前もここで書いたことがありますが、孫子に

兵には、
走る者あり、
弛む者あり、
陥る者あり、
崩るる者あり、
乱るる者あり、
北ぐる者あり。

とあり、

その訳は

軍隊には、
逃げ出すもの、
緩慢となるもの、
落ち込むもの、
崩れるもの、
乱れるもの
および敗北するものがある。

となるとか。まさに受験生の、受験生の家庭に当てはまりますよね。

これからは「冷静な指揮官」がいる家庭だけが「実りある戦い」ができる。

子供と同じ目線で一喜一憂していては、戦いである受験の前に勉強以外のことで、総崩れになってします。

さあ、いざ決戦です!!

さて、クリスマスが近くなると、子供たちはソワソワしますよね。

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※この毎日親技は2013年12月3日に配信したものです

ウチの娘もそうで、この前、母親と服の話をしていて、ふと「この服欲しいなあ・・・サンタさんに頼もうかな!?」とつぶやいたそうな。

どう答えたものかとたじろいだ我が妻はしばし沈黙するしかなかったと言っておりました。

「友達が言うにはサンタさんって、あれ親よ!とみんな言ってるし、親が枕元に置いてるのよと言うんだけど、でも、母さんってそんなことしないよね?」と娘。

「う、う、うん。そんなことは母さんはしないね。でもね、もう大きくなって、服の色はこれがいいとか、なにかと注文をつける人にはサンタさんも忙しいから手が回らないと思うよ。無理なんじゃない?」と母。

小さい頃から5,000円を越えてのサンタへの要求は人としてあるまじき行為であるとか慎みがないとか、サンタさんはゲーム屋さんではないからゲームなんて頼むのはもってのほかであるとか、サンタさんがすぐに入ってこられるようにこの窓の鍵は開けておきなさいとか、考えてみれば、こっちの都合でいい加減なことを垂れ流してきたけれど、この幻想はいつ覚めるのか。

「ちょっとねえ、母さん、サンタさんに手紙書いて出しておいてくれない? 頼んでみてよ。お願い」とそのあと娘は真顔で母に手を合わせて言っていたらしい・・

そりゃあ、確かに小さい頃にはノルウェーだかフィンランドだかのサンタの家とされる住所に手紙は出したことはあったけれどねえ。

我が妻曰く「私の対応、あれでよかったのかしら? でも、もう中学生になったのに、いまだにサンタさんが純粋に持ってきてくれるって思っているのっていいのかしら? 純真な心を持っていると解釈していいの? それとも世間知らずのおバカさんってことで気をつけないといけないのかしら? どう思う?」と問う我が妻。

悩むボク。うれしいやら、でも悲しいやら・・・

この大前研一さんの言からすれば、「娘の今」は自分たちがこれまで子供にしてきたことの結果ですからねえ。

今から考えると、我が家では「サンタは親である」なんて野暮なことは言いっこなしというのがいつしか暗黙の了解になっていて、自分がどう解釈しようと兄が弟に、または兄が妹に「ネタばらし」をしようとするのをボクは許さなかったような気がします。

本やドラマやスポーツの結末を先に見たものがうれしげにしたり顔で話したりしたらバックドロップはまぬがれないってことを子供たちは知っているし、教わることじゃなく、自分で知っていくことって意識があったのかもしれないですね。

だから二人の兄貴はいつの時期だったか、それはたぶん中学に入ってからだと思いますが「サンタさんへのお願いはもう大きくなったので辞退させていただきます」という感じで卒業していった。

さて、娘はどういう形で卒業していくんでしょうかね。

いやあ、なんか間違っていたのかなあ・・・

ボク的には娘の希望の服の「色違い」か「サイズ違い」くらいを枕元にそっと届けてやりたい気分なんですが、それがいいのか悪いのか。

悩むわ~。

皆さんはどう思いますか?

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小5 どたろうさん

数回読ませていただきました。読む度に、漠然としていた頭の中が、整理されてきたように感じます。

特に親の役割、子の役割の線引きがはっきり自覚できたことで、俄然やる気になっています。夢の達成に向かって頑張ります!!

メルマガも常に「これは鉄則のなにかな?」と思いながら読んでください。そして、鉄則1で試されるのは親の考え。そこがブレると他の鉄則がガタガタになります。ファイト!
 

中1 コーくん

中学受験に失敗してから公立中学へ。

メルマガに励まされて、”10の鉄則”にあと押しされて今回の定期試験で5科475点をとりました。子供よりも親がさきにくじけそうになったこともあった今春でしたがこれからも頑張ります。
ありがとうございます。

苦しんだ英語ですがようやく5教科そろい踏みですね。

まだ25点もありますぞ!!この壁はなかなか大変。でもやりがいもあるはず。最高水準問題集にもぜひチャレンジください。

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