oyawaza464
こんにちは、ストロング宮迫です。

先日、企業向けでしたが、コミュニケーションの話をする機会がありました。社長と社員、部長と平社員、親と子供、先生と生徒、本社と現場などのコミュニケーションにおいて、一方の情熱や熱量がもう片方になかなか届かないって話です。

皆さんでいえば、親であるあなたの思いや期待や説得が子供に10分の1も伝わらないっていえば、おわかりになるでしょう。

親であるあなたは子供になかなか伝わらないって思うかもしれませんが、あなたが会社に行って働くと、社長は社員であるあなたが経営者の思いや苦労がわかってくれないと思われている立場に置かれたりもする。

結局嘆いても仕方がないので、一般的には熱量が高い人のほうが熱量が低い人のほうに身を寄せて、伝えたいたくさんのことを一気に吐き出さずに伝えたいことを絞って伝えたり、わかりやすく言ったり、忘れていないかチェックしたり、会議したりするわけですね。

親と子供でいえば、親のほうが子供の方に寄り添って、伝わるように努力するってことです。

伝わらなければ、何も言わなかったのと同じになっちゃいますから。

たとえば親が「勉強しないと困るよ」とか「子供には勉強するようにいつも言っているんですけどねえ」とか嘆く場合、たいてい子供は今現在は勉強をしていない状態のときです。

親は「ちゃんと」言っているとしたい。言っているが子供が言うことを聞かないだけだと、私がやるべきことはやっていると暗に言っているわけですな。

でも、相手に伝わなっていなければ、それは言ったことにはならないんですよと親技では言っています。

伝わるように言う努力が親には求められているんですよ。

そんなのやってられないという方は親技を去っていく。それでかまわないけれど、実際の問題はどこに去ろうが解決していないから、その方は「言ったのに・・・」を言い続け、悪い結果が出れば「だから言ったのに・・・」と嘆き、「この結果はこの子が受け止めてやっていってくれたら・・・」と締めることになります。

ボクはそれは敗北であると思っています。

会社では悪い結果が出れば、社長や役員や部長が責任を取らないといけないのであって、「言ったのに・・・」は通用せず、やらせられなかった責を通常は負わされる。

まあ、なかには位の低い人に責任を負わせる社長とか役員もいるのだろうけどね。

親や先生も同じだとボクは思うし、「言ったのに・・・」は敗北主義だと思うけれど、親や先生は意外とそれが許される状況にあるのが現状です。

果たしてそれでいいのか?

それがいいか悪いかは皆さん自身が決めてください。
20161001
※この毎日親技は2013年10月12日に配信したものです

さて、獄中から出所したホリエモンが今度本を出すそうで、その本の序文が出ていましたので、その中からここまで述べてきたコミュニケーションに関するものを抜粋して紹介します。

堀江貴文著『ゼロ』 2013年11月1日発売予定

序章



出所後の完全書き下ろし第一弾となる本書について、もうひとつ触れておきたいことがある。

「刑務所に入って、なにが変わりましたか?」

「お金に対する考え方は変わりましたか?」

出所して以来、メディアの取材で必ず聞かれる質問だ。

おそらく記者の方々は、「金の亡者が刑務所で改心し、更生していったストーリー」を期待しているのだろう。わかりやすく、記事にしやすい物語である。でも、僕の信念はなにも変わっていない。仕事に対する姿勢も、お金に対する価値観も、収監される前とまったく同じだ。

ひとつだけ変わったところを挙げるなら、コミュニケーションに対する考え方だろう。

かつての僕は、世の中にはびこる不合理なものを嫌う、徹底した合理主義者だった。そして物事をマクロ的に考え、「システム」を変えれば国が変わると思ってきた。

起業も、株式分割も、さまざまな企業買収も、あるいは衆院選出馬も、すべてはこの国の「システム」を変えたかったからだ。

きっとそのせいだろう、僕はひたすら「ファクト(事実)」だけにこだわってきた。

言葉で説明するよりも、目に見える結果を残すこと。

余計な御託は抜きにして、数値化可能な事実を指し示すこと。

あいまいな感情の言葉より、端的な論理の言葉で語ること。

それこそが、あるべきコミュニケーションの形だと信じ切っていた。

しかし、理詰めの言葉だけでは納得してもらえないし、あらぬ誤解を生んでしまう。ときには誰かを傷つけることだってある。

僕の考えを理解してもらうためには、まず「堀江貴文という人間」を理解し、受け入れてもらわなければならない。言葉を尽くして丁寧に説明しなければならない。

逮捕される以前の僕は、そのあたりの認識が完全に抜け落ちていた。

メディアを通じて多くの誤解を生んできたし、それを「誤解するほうが悪い」とばかりに放置してきた。数字を残し、結果を出しさえすれば理解してもらえると思っていたのだ。

これは最大の反省点である。だから本書では、「これまで語られてこなかった堀江貴文」の姿についても、包み隠さず語っていこうと思う。

僕がどこで生まれ、どんな家族の中で、どんな人生を送ってきたのか。
なぜ東大をめざし、なぜ起業したのか。
女の子にはモテたのか、モテなかったのか。

カッコ悪い話も、長年抱えてきたコンプレックスも、すべて語っていきたい。

きっとそれは、堀江貴文という人間を知り、僕の思いを理解してもらう上で、欠かすことのできない要素なのだ。・・・

ここで書かれている話は、少し厳しい部活動を経験した高校生までの子供たちなら、すでに到達している境地でしょう。

正しければみんなが賛成してくれるなんてことはないし、実績や成績が良ければよいほど頭を垂れる稲穂かな、にならなければならないことを子供たちは学校生活や部活動で他人と関わることで知るわけですね。

システムを変えれば国が変わるなんてことは少なくともあったためしはない。

これは親技の教材を買えば、何かが変わるのではないかと期待している人と同じで、そうではなく親自身の行動や言動や投げかけや勉強のさせ方が変わるから子供に変化が起こるわけで、システムが変わっても、前と同じようなことをしたり、言ったりしていると、形だけ変えやがって!とかえって変化は起こしにくくなる。

そういう意味ではホリエモンはそうした学校生活や部活動にあまり熱心に関わってこなかったのではなかろうかと想像したりします。彼のことをほとんど知らないけれど。

ただ、「お前、今頃気づいたのかよ」とバカにするつもりはありません。彼が廻り道をしたとは思わない。人それぞれだから。

人生という枠組みの中で早めにする人もいれば、あとでわかる人もいて、その分ホリエモンはあの年齢の人が知らないこともいっぱい経験し、知っているだろうし。

でもね、子供たちは目の前にある学校生活や部活動に熱心に取り組めば、ホリエモンが刑務所に入って痛切に感じたコミュニケーションについての考えに10代で十分到達できる。

しかしです・・・・今、親が子供に「だから言ったのに・・・」と言っているとしたら、それはホリエモンと同じ位置にいるってことでしょう。

刑務所には入らないとわかりませんかねえ・・・

わからないとなると、じゃあ、ちゃんと学校生活や部活動を熱心にやってきましたかとか人間関係を学生時代に学ばなかったのですかとか、その刃は自分にも向けられることになる・・・というふうに考えてみたりすると、勉強になりますなあ。

何歳からだって学ぶ気さえあれば学べるし、そして変わることは可能です。親も子供と同じように問題は「学ぶ気があるか?」「変わる気があるか?」ってことでもあります。

ホリエモンは獄に下って気づいたことを今書こうとしているってことでしょう。

「電力の鬼」と言われた松永安左エ門さんの逸話、皆さんもよくご存知でしょう?

「野村王国を築いた男 奥村綱雄のトコトン人生」
小島直記著 実業之日本社

作家山崎豊子が奥村綱雄に言った言葉として、「奥村さんが、四十五歳で社長になられたときのエピソードを知っていますよ、颯爽と松永安左エ門さんのところへ社長就任の挨拶に行かれたら、人間は三つの節を通らねば一人前ではない。

その一つは浪人、その一つは闘病、その一つは投獄だ。

君はそのどの一つも経験していないといわれ、さすがの奥村さんも、肩をつぼめられたそうですね。」とあり・・・・

レファレンス協同データベースより

ホリエモンはその1つ投獄の「節」を通った。これからどうなっていくんでしょうかね。

ボクがこの話を聞いたのは、大学入試に落ちて浪人している時でしたので。この話はホントによく覚えてる!!

なんでこんな話をよく覚えているかというと、そうボクは当時、浪人生だったので、「松永安左エ門の言う1つめの節はクリアしちゃったなあ」と「浪人」を勘違いして悦に入ったからです。

その浪人中に不規則な生活&暴飲暴食で入院までしちゃったので、そのときもバカなことしたなというより、これで2つめの闘病もクリアしちゃったよ、もうすぐ一人前だなあ・・・と。

浪人の意味が違うし、入院たって生死を境目を行ったり来たりしたような闘病ではなく、ただの暴飲暴食ですからねえ・・・

こうした勘違いを18、19の頃に犯し、この勘違いから大学入試の勉強がバカらしくなって、ますます勉強しなくなった。そして、今やこんなになってしまったのであります・・・・反省。

最後に、

ターザン山本!という元週刊プロレスの編集長で、実におもしろい人なんですが、人間としてはロクデナシの60過ぎのおじさんがツイッターでこんなことをつぶやいていました。

カミングアウトを芸にしたら人間関係はエンタメになる!

本当のことをゲロしなかったら、カミングアウトしなかったら、その人は最後まで自由とは無縁だ。

けだし名言かとボクなんかは思うのですが、いかがでしょうか?

三島由紀夫はこう書いているそうな・・・ 

不道徳教育講座

決して人に尻尾をつかませないためには、わかりきったことだが、自分の本心を言わないのが一番です。

自分の本心を言わないためには、やたらに人をほめるのが一番です。

なぜなら、われわれは本心から人をほめていることなど、めったにないのですから。

やたらに人に弱味をさらけ出す人間のことを、私は躊躇なく「無礼者」と呼びます。

それは社会的無礼であって、われわれは自分の弱さをいやがる気持から人の長所をみとめるのに、人も同じように弱いということを証明してくれるのは、無礼千万なのであります。

ボクからすれば、なんだか辛い境地ですなあ・・・

皆さんはどっち派ですか? どっちがいいんでしょうかねえ・・・

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うれしい報告
お待たせい対しました!!

公立高校入試の数学対策「マッハ50」部数限定で販売開始します。

「マッハ50」は、公立高校入試の数学の対策として、まず初めに「これだけはやりなさい!」という問題集。

公立中学の3年生が2学期以降に数学で習う

「2乗に比例する関数」
「相似な図形」
「三平方の定理」

などは全国のどの公立高校入試でもほぼ必須の頻出単元で必ず入試問題で出題されます。

しかし、これらの単元は今から習うか、これから習うかの単元。最重要でかつ難しい単元が最後に残るわけですから、なかなか厳しい戦いになります。

だからこそ、今回販売する「マッハ50」は、それら最重要の応用、発展問題をこなす前段階の

◆受験生が絶対に落としてはいけない
◆落とせば大きな差が着いてしまう

「広く浅く」聞かれる問題を対象としています。

内申点に大きな影響を及ぼす中学校の定期テストの合間に、空いている時間で、まずこれら「受験生が絶対に落としてはいけない問題」の入試演習に取り掛かり撃破しておく。

できればそれは冬休みまでには終えて、マスターした状態にしおいてほしい。

なぜなら、現在習っている、またこれから習う最重要の頻出単元「2乗に比例する関数」「相似な図形」「三平方の定理」の入試演習の時間をきっちり取るために。

これらに取り掛かる前に

「絶対に片付けてほしい」
「完璧に仕上げておいてほしい」

「マッハ50」は1日10分程度を毎日やって50回分。

50日で「広く浅くの問題は一通り目にすることになる。できれば2度やってほしいので50回分×2部用意しています。

子供たちに「これだけはやれよ」と渡してやってください。

対象となるのは、偏差値60以下のお子さんです。

偏差値60以上あるお子さんの場合、優先順位が変わってきますので、ここで扱う問題はすでにクリア済みと考えられます。

偏差値55ぐらいの場合は、ここで取り上げた問題を落とせば、大きく差がつきますので確実に押さえておいて欲しいものです。

例年同様、「おまけ」としてお付けする問題集の在庫が不安定で、問題集の在庫がなくなり次第で売り切れ御免とさせてください。

  • 親カツ講座(入
試実践コース)
  • 10の鉄則
  • ノリ勉
  • 中学受験コース
  • 復テ対策講座
  • 30点上げよう会
  • 公開テスト対策講座
  • 親カツ講座(夏まで
コース)