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こんにちは、ストロング宮迫です。

サイトのリニューアルに伴って問い合わせをいただき、返信したら、メールが届きました。

無事、ログインすることができました。ご対応ありがとうございました。

『10の鉄則』を購入した時に小学4年生だった子供は、今年現役でまず早稲田大学◆学部に合格し、最終的には■■大学法学部に入学することができました。

まだ中学2年生、小学5年生もおりますので、今後もどうぞよろしくお願い致します。

おめでとうございます。すばらしい!

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小学校4年生だったお子さんが今年大学へ。ボクも歳をとるわけですなあ・・・

調べたら、この方からは9年前に『10の鉄則』の感想をいただいていました。メルマガには出していなかったので今回が初公開です。

改めて読むと、この頃の考え方がすばらしかったのではなかろうか、そんなふうにボクは思います。

どうぞ!

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※この毎日親技は2013年7月29日に配信したものです

日付は2004年6月6日です。

小4 はりーの父さん

初めまして。読んだ感想ですが、読めば読むほど私自身に言われているようでした。

会社では課題を与えられます。これが目標ですね。課題は「階段のない2階へ上がれ」と言われている様なものです。

ですので、2階へあがるために自分で階段をつくる、つまり目標を細分化して一つ一つ目標をクリアして階段を登れば最終目標である2階に辿り着ける訳です。

さらにその上には夢がある訳ですが。

それから仕事の上でも「優先順位」と「短期集中」が大事ですね。

でもでも、わかっているのですが、なかなか難しいですよね。自分のこともできないのに、子供のことがフォローできるのか・・・

今回の貴重な鉄則を是非実践したいと思います。どうぞよろしくお願いします。

鉄則1:これまで早く将来の夢を見つけろと言ってきましたが、もっと泥臭くいきます。

鉄則2:「目標」を決めるができていません。

鉄則3:褒めることも意識していますが、叱ってばかりいます。それも、けなしているかも。

鉄則6:最近ほったらかしです。「やることはやったのか」聞きますが中身のチェックはしていません。



やはり「成果」が一番重要だと思いますが、我が家なりにどうすればいいのか考えて、妻と子供と話し合ってみます。

もう9年も前のものなので、念のため、ペンネームも変えておきました。

『10の鉄則』は2004年2月に初めて発表しましたので、はりーの父さんはその後すぐご購入いただいた方ということになります。

この9年間で、はりーの父さんがお子さんにどののように関わってこられたかはわかりませんが、おそらくここまでいろいろと話し合ってやってこられたんでしょう。

それが下のお子さんにもこれからきっと活きてくる。上のお子さんとの9年の旅、ご苦労さまでした。まだあと二人、さらにこれから10年近いの旅です。

はりーの父さん、お身体お大事に!

ここではすでに何度かたとえば「受験までの3年ではなかなか完成しないです」・・・と書いてきました。

中学受験が終わって中1、高校受験が終わって高1。

受験までも大変だけど、受験が終わってやれやれ終わったとせずに中1、高1で波に乗るまで親は目を離しちゃいけない、とボクは言ってきました。

それを意識していただくための話が「3年では完成しない<」の話で、プロ選手の事例ですが、はりーの父さんと同じやっぱり約9年間関わった話でした。

古いメルマガの購読者ならよくご存じの1万時間の話もその流れの話。

誌上講演会「基礎固めに1万時間

10年子供に関わるとして、もし1万時間必要なら、1年で1000時間。単純計算で1日2.7時間です。

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まあ、多いか少ないかは各ご家庭の考え方次第なんですが、やっぱり7年から8年はかかるって話をもう1つ、紹介しましょう。

現地7月28日にニューヨークのヤンキースタジアムで1日限定のマイナー契約を結び、引退式を行った松井秀喜さん。対談でこんなことを話しています。

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Sports Watch 2013年05月03日
松井秀喜、長嶋監督とのマンツーマン指導を語る

金本:長嶋さんが遠征中、(松井の素振りに)付き合ったっていうのは、本当なの?

松井:遠征だけじゃないですよ。毎日ですよ。ずっとやって頂きましたね。

金本:長嶋さんは見る時もあるし、見ない時もあるし、みたいな?

松井:ほとんど見てます。で、コースを指定する。一本一本真剣に振って音が悪いとダメって感じで。

金本:それが本当に基礎かも分からんね。

松井:そうですね。その練習が僕のバッティングの土台になった気がしますね。

金本:1000日計画って言ってたけど、3年間だけ?

松井:ずっとです。

金本:(監督を)辞めるまで?

松井:いや、辞めた後もです(笑)こっち(アメリカ)来るまで10年間。むしろ、1年目、2年目のほうが少なかったですね。だんだん増えていきました。

実際、4番に定着するまでは時間掛かりましたから。7、8年ですか。

それまで、原さんがいて、落合さんがきて、清原さんがきて、で、それから僕になったっていう感じですから。全然1000日ではなかったですね。

金本:3000日だったね(笑)

松井:そういうことですね。

ボクが取り上げた人たちはみんな超一流の人ばかりですから、一緒にするなよって考える人もいるでしょう。

でも、メシ食わせて大きくするだけじゃない。しっかりモノを考えられて、努力の習慣をつけて、技術や考え方を自分のものにするにはやっぱり10年かかる。

その10年はただともに過ごすのではなく、真剣に向かい合って寝食を忘れての10年です。

もしそれが5年でもかなりのものになるでしょう。

問題は1つ山を越したあとに、すぐに止めないで、少なくとも、もう一山越えるところまでの伴走がいるってこと。

また、受け手側もその伴走を嫌がらない人間でないと、成り立たない。

その両者の関係を成り立たせるためには成果がいるし、褒めたり叱ったりもしなきゃいけない。信頼関係もいる。

そんな長い時間でも関われる付き合い方が今から走る人には求められるし、一山越えた人は、もうひと頑張り必要になる。

7月中旬、某県の高校野球地方大会の試合で熱中症による交代が3人出た高校があった。

その際、監督が

「試合で倒れるなんて初めてです。何をやっているのか」とあきれ顔だった

という記事を読みました。

本当かどうか知らないけれど、もし本当なら、

「何をやっているのか」は監督のお前だろう!

とボクは思います。

問題はお前だ!と。

テストであなたの子供が悪い点数を取った。

あなたは子供に「何をやっているのか」と言いますか?

どう関わるかはを決めるのはあなた次第。

子供は育てたように育つ。それだけは間違いないです。

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うれしい報告

『10の鉄則』の感想、続々と・・・

小6 クリスタライズドさん

今、してはいけないこと(言ってはいけないこと)とすぐに取り掛かるべきことがわかりました。

ゆるい小学校で中学受験をする子はクラスに3人くらいの所にいます。

下校したら、毎日外遊びするのが普通という環境です。

・・・・4年で全国規模の受験塾に通塾し始めました。

自分のペース(たぶん、集中力が切れた時にすぐ好きな本を読むとか、ピアノを弾きたいということ)をしたいために朝から晩まで拘束されるクラスで勉強するのを嫌がり、多量の宿題に追われて復習できなくなり点数も思うように上がらず、週テストに切り替えて今は自分でテキストを勉強して試験を毎週一回受けに行くという生活です。

このスタイルは、本人には合っていたようで 点数も上がりました。

でもやっぱり壁にぶつかり、寝不足になるくらい努力しているにもかかわらず点数が伸びない。

そういった状況で、打開策を探していたところ こちらにたどり着きました。

この問題10分かかってもできない?ではなく、

何分ならできる?

ちょっとした言葉の違いですが、モチベーションを保つためにも今日子どもが勉強を始めるときにこのように声掛けをしようと思います。

我が家の場合、接し方や取り組み方はまだ鉄則の読み込みが私自身浅いのか早急に直す!というところは見つかりませんでした。何度もまた読み返しますが・・・

まずは第3章の勉強のやり方、この鉄則7と9を夏休みまであと10日というこの時期に定着させることができるように頑張ってみます。

やっているようで、実はしっかりできていませんでした。チェックが甘かったし、無駄なことを親子で必要だと思い込んでやっていたような気がします。

正直本当にこれだけなんだろうか・・・・これで充分なのだろうか?と思いました。

でも実際には毎日のことになるので、継続するのは親も子も、信じて余計な不安を持ったり目先の点数やその日の体調でイライラせずに 粛々とやっていかなければならないのですよね。(省略)

勉強では30分あれば成果が出せる。必ず出せる。

長時間したければ、その30分のセットを繰り返すだけ。

「この30分の成果はこれでした!」ときっちり言える勉強を夏休みにしてくださいね。

それが言えない勉強は何時間しても積み上げにはならないから。

夏期講習で長い時間授業を受けるなら、この授業のお土産はなんだったかをハッキリさせるような親子の取り組みが求められる。

でないと、授業のシャワーを受けて終わりになっちゃいますから。

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