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こんにちは、ストロング宮迫です。

4月は時期的なものか、携帯電話屋さんに人が多いですねえ。この前行ったら、1時間半待ち!?そんなにかよ・・・

で、手続きが終わったら、キャンペーンをやってますと。「ポータブルテレビを昨日と今日だけ無料で差し上げられるのですが」とお姉さまが言うんですな。

「ああ、そうなの」

「今日までなんですよ!見て下さい、映りもいいでしょう? すごく喜ばれているんですよ。皆さん、持って帰られています」

「ホント映りがいいねえ。いらないわ

「えっ、えっ・・・」

驚きすぎだろ!「ごめんね、いらないの、テレビ」

「皆さん、持って帰られていますが、いいんですか?」

「いいんですよ。いらないからね」

「今日までなんですが・・・今日のお客さんで初めてです」

「ごめんね、営業成績に貢献できなくて」とまあ、こんなやり取りがあって、見てたら、確かにみんなテレビを持って帰っていました。

もうテレビは各家庭に十分あるはずなんですが・・・

このサイトによると、世帯当たりのテレビ台数は2.5台と試算しています。

家族がそれぞれ好きな番組を見るためには必要な台数なんでしょうがね。

テレビは家族皆んなで見たほうがいいですよ。場面場面での反応で子供たちの「今」が感じられますから。

勉強面から言えば、子供の部屋にテレビがあるのは、やっぱりダメですなあ。子供は制御できないですからねえ。

テレビって、つけたらなにかがやっているから、必然的に受け身の状態で見ることになります。

なにかを見たいと思って録画して見るのと、つけたらやっていた番組を見るのは、やっぱり全然違いますからね。

テレビを見るのが問題なのではなく、見たくはないけれど、暇だからテレビをつける、見続けることが特に子供たちには問題になるんじゃないでしょうかね。

見たいものを選んで、時間を作って見る。

受け身になりやすいというか、受け身そのもののテレビに対する接し方は、その後の人生の時間の使い方に影響を与えるでしょう。

子供たちに規則正しい生活や習慣を身につけさせようというのは、皆に平等な時間に対する態度をより主体的なものにするための第一歩とボクには思えます。

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※この毎日親技は2013年4月22日に配信したものです

少し古いですが、年初の箱根駅伝の記事です。日本体育大学は、昨年、箱根駅伝出場64度目にして初の繰り上げスタートの屈辱を味わうなど総合19位に沈んだそうです。

毎年のように上位につけてきた日体大にとって最悪の順位。そこで・・・・

産経新聞 2013年1月3日「日体大を復活させた改善策」

日体大の寮の食堂にはそれぞれに自戒を促す「たすき」が飾られている。昨年、鶴見中継所で途切れたたすきと、繰り上げスタートで使ったたすきだ。

「昨年は何とかなるという甘さがあった」と別府監督。

19位に終わった屈辱を忘れずに、糧とするためだ。だから生活習慣、練習方法を一から見直した。

昨年4月、別府監督の恩師、西脇工高の渡辺公二前監督を招聘し、規則正しい生活を徹底。以前は夜更かしする選手が多かったが、午後10時半に消灯。練習前にはグラウンドを清掃し、食事も残さず食べるようになった。

矢野は「最初は窮屈だったが、当たり前になった。(走りに)安定感が出てきた」。結果が伴うことで選手に自信が芽生えていった。

とても示唆に富む話じゃないでしょうか。

駅伝ですから走る練習の方法も変わったんでしょうが、まずは生活習慣に手をつけた。

生活習慣は生活にリズムを与えます。

夜遅くまでテレビを見たり、ゲームをしたりする。遅くまで起きていれば、小腹が空いてお菓子を食ったり、ジュースを飲んだりもするでしょう。深夜になにかを腹に入れれば、朝食はほしくない・・・

夜に眠たくならない子供のリズムはおかしいんですから。

成績不振の子供も、勉強方法の確立の前に生活習慣を変えたほうがいいねという子供がたくさんいます。

親もとにかく勉強を!と思っているけれど、もし仮にグダグダの生活習慣でイイ成績を取ったら・・・

勉強なんてやり方をちゃんとして一定の時間やれば、誰だって成績は今よりは向上するわけで、グダグダの生活習慣でも、あるレベルまでの成績を取ることは可能です。

もし、それで当初思っていた成績が取れたり、志望校に受かったりしたら・・・

親は満足かもしれないけれど、子供のその後の人生はかなり辛いものになるっていくでしょう。

グダグダの生活習慣の土台に建てた家なんて、すぐに壊れちゃいますからね。

だから、練習方法、勉強方法を変えるとともに、生活習慣にリズムを与えるようにするわけですね。

リズムを与えられるのは・・・

サンケイスポーツ 2013年1月3日

兵庫・西脇工高を駅伝強豪高に鍛え上げた渡辺公二氏(74)が昨年4月に特別強化委員長に就任。

横浜市内の寮に住み込み、部員たちの私生活を監視した。グラウンドへの感謝を第一のモットーとする名伯楽は、毎日10分の雑草取りを厳命。

服部は練習前、自主的にくわを持ち込み、草を刈り込んだ。

監視というとすごく嫌な感じがするけれど、ちゃんと見ているってことでしょう。

見逃さないぞ!って決意を持って見ている人がいて、その人は「寮に住み込み」んでいるわけですから。

親はすでに子供と一緒に住んでいます。だから、カンタンでしょ?

それがそうじゃないんだなあ・・・

全然子供のことを知らない。

あなたが忙しくて、子供の様子が見られないなら、これに倣っておじいさん、おばあさんに見てもらったらイイですね。

ただし、親よりも甘いじいちゃん、ばあちゃんは、それはそれで問題なんですがねえ。

とにかく、じいちゃん、ばあちゃんになにかをしてもらう、イイ影響を与えてもらうというよりは、何のテレビを見て、こう言った、ああ言った、表情や仕草そういう情報を集めて親がしっかりインプットすることですね。

ガキのことなんて、そのいくつかの情報の欠片のピースを3つくらい当てはめれば、想像はつくんですから。

この前、実際にそういうことがあったんですが、子供がいじめられているのに、お母さん同士で仲良く笑いあっていたんじゃあ、子供は浮かばれません・・・

「いつも良くしてくれてありがとうね」なんて!?

アホか!!良くしてくれているんじゃなくて、いじめてるんだよ!ってね。

ちなみに、日体大は、前回総合19位から26年ぶり10度目の往路優勝を飾りました。予選会出場からの往路制覇は、1997年の神奈川大以来、16年ぶりだったとか。

もともと素地がある場合は、こうやってすぐに成果が出るわけですな。

最後にもう1つだけ付け加えさせて下さい。

ちょうど新学期を迎えた季節、この駅伝の話も子供たちには大いにヒントになるでしょう。

元駒大OB・神屋氏が語る箱根駅伝解説

上位にくるチームは当たり前のことを当たり前にして、厳しく練習してきているチームだと思いますが、最終的に勝てるチームというのは現代の駅伝においてはミスをしないということが1点。

もう1点が1、2区で予想よりも良い雰囲気で上々ムードが出てきた方が力を発揮しやすいような気がします。

新学年の勉強や受験生も自分に当てはめて、置き換えて読んでくださいね。

スタートです!!

◆新学年のスタート

◆入試で最初に受ける学校の選択

上々の滑り出しは子供たちの気分を乗せてくれます。

いけるよ!!そんな思いがあるかないか。それが今ですね。

そして、勝つチームは、ミスしない。難しい問題ができないから沈むんじゃない。できる問題を落としまくるから沈むんです。

タイムを大きく落とす区間があると順位が一気に下がるように、大きな穴がある科目は全体を引き下げる。

すごいことをしなくてもいいんです。できる問題を落とさなければ!!

新学期は範囲的にも良い成績が取れる最高のチャンス!見逃すな!!

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うれしい報告

さくら咲くさん

ご無沙汰しております。中学入試の時にストロング先生と出会って、10の鉄則・複テ講座・親カツをやりましたさくら咲くです。

息子が小5の時ですから7,8年くらい前になります。

その息子が今春国立医学部に合格しました。早い段階からの志望校に現役で合格できたご報告とお礼を言いたくて書いています。

中学2年の時にしたメールが最後でしたが、ストロング先生がおっしゃっていたことを忠実に守り、中高一貫校に入っても中学3年までは親技で見守ってきました。

中学3年の初めくらいからは自分で勉強に取り組めるようになりました。勉強の計画も習熟度も自分で管理できるようになりました。

私は親技を駆使した結果と思っていますが、学校の対応もすばらしく、多くの方に感謝の気持ちで一杯です。

先生には親の方向性とコントロールの強弱を学ばさせていただきました。たくさんの勇気をありがとうございました。

息子はひとりっ子ですから、もうあまりメルマガを読むことはなくなりそうですが(*^▽^*)、これからも末永く多くの受験生を勇気づけてあげてください。

本当にありがとうございました。

タイガー山中先生にも、よろしくお伝えください。

国立医学部に合格!!難しいからねえ・・・すごいねえ。

忘れた頃にやってくる、こんなメールはうれしいですねえ。

どうもありがとうございます。

親技のお陰なんて言うつもりは全然ありません。

自分たちが言ってきたことを有能な親の一人が1つのヒントとして受け止めてくれて、自分で考えて行った結果としてのご褒美ですから。あなたの手腕がすごかった!だけ

1つ言えるのは、うまくいくと皆に感謝する、それでさらに良くなっていく、一方でうまくいかないと、腹が立って誰かを責め、周りにも感謝ができなくなって、さらに悪くなっていく。

そうした良循環と悪循環が世の中にははっきりあるということ。

国立医学部だって、いきなりドーンと結果が出たわけじゃない。

中学入試、その前には塾のテスト、もっと前は日々の塾の確認テストなど本当に目の前にある小さなテストの成果の積み重ねがあってこその良循環。

良くなる人は良くなる一方で、悪くなる人は悪くなる一方。

勉強にはあてはまる法則ですよねえ。

その第一歩は、今日の確認テストから!

口だけの「やればできる!」は罪ですよ・・・・

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